51.TORYS Extra
原材料:モルト、グレーン
アルコール分 40%
サントリーが誇る、安ウイスキー。
エクストラになる前の商品が鬼安だけど、
これは、逆にちょい高設定。
アルコール度数も、安酒にはあり得ない40度なんで、
サントリーが、かなり気合いを入れてるのが分かる。
ハイボール戦略が功を奏し、急遽人気モノになったトリス。
これが発展して、良いウイスキーが大量生産出来るようになって、
安価になる様な時代が来たら・・・、それは素晴らしい事だよね。





52.SUNTORY RED
原材料:モルト、グレーン
アルコール分 39%
昔から、安くてそこそこ美味しいのが、コレ。
サントリーのウイスキーとしては、2番目に誕生しその後不遇だったけど
復活した・・・という歴史は、ググれば詳しく分かると思うんで割愛。
味的には、飲みやすさ重視の部類。
旨味や、ガツンとくるパンチ、辛味も弱い。
水割りにすると、なお飲みやすくなる。
がぶ飲みするには、最高のウイスキーだね。






53.SUNTORY WHITE
原材料:モルト、グレーン
アルコール分 40%
昔ラベルの復刻版。
味は、すこぶる飲みやすい仕様。
だけど、懐かしさ漂う味でもある。
ロック、水割り、ハイボール、どれでも美味い。
特に、旨味が強いワケでも無く、樽の風味もあまり感じられないが、
昭和のウイスキーの味はする。
それだけで、オレには、ご馳走ウイスキー。






54.TWIN ALPS
本坊酒蔵株式会社(長野県上伊那郡宮田村)
原材料:モルト、グレーン
アルコール分 40%
ちょっとパンチのある、ジャパニーズブレンデッド。
オレ的に言えば、昭和味なウイスキー。
昔のスナックで飲む、リザーブやオールドの様な、
それに通づる味わい。
甘味は弱いが、辛味も弱い、樽香というには、
ちょっと物足りない感もあるが、
逆に言えば、全てが、ふつーだということ。
どれも際立ってない分、飲みやすい。
それが、昔の日本のウイスキーの最大の特徴。
飲んだ時、クセが強かったら、リピートして貰えなかったからね。
まずは、好きになってもらう事から始まった日本のウイスキー、
コレは、そんな味がする。
55.Torys BLACK
原材料:モルト、グレーン
アルコール分 37%
昭和から愛されてる2級酒の代表作といえば、
コレを筆頭に挙げる人も多いと思う。
それほど、安くて、愛されたお酒だった。
現代(2015年現在)でも、4リットルで2580円と激安。
ふつーに飲んでもイイが、我が家は漬け込み酒にするのがメイン。
特に、紅茶ウイスキーや珈琲ウイスキーがお気に入り。







56.初号Hi NIKKA 復刻版
原材料:モルト、グレーン
アルコール分 39%
2015年に復刻されたモノで、現存してる中味を、
テイスティングし、当時の香味を再現した代物。
余市モルトの甘さとコク、モルトウイスキーと、
カフェグレーンの調和による、伸びの良い香りと味わいが特徴らしい。
まあ、早い話、現行のハイニッカとは別モノ。
かなり、美味しく仕上がったハイニッカ。
ちなみに、ラベルが「HiHi NIKKA」となっているのは、
当時流行り言葉に「Hi−Fi」という言葉があり、
それをもじって「HiHi NIKKA」と竹鶴はしたかったみたいだが、
呼びやすさで「ハイニッカ」になったみたい。



57.初号BLACK NIKKA 復刻版
原材料:モルト、グレーン
アルコール分 43%
これまた、現行のブラックニッカとは別モノだし、
昔のモノを再現・・・とあるが、
こんな高級な味わいを、昔のモノがしてたとは思えない・・・。
それほど、素晴らしく感じる味わい。
ジャパニーズブレンデッドとして、王道ともいえる味わいで、
香り、味わい、飲みやすさ、余韻、パーフェクトに感じる。
2000円もしないで買えるウイスキーとして、
これ以上望んだら、アカン。





58.シングルモルト 宮城峡 10年 NIKKA
原材料:モルト
アルコール分 45%
2015年、前年のハイボールブームと連動して、
ウイスキーブームが起こり、それに乗っかったニッカは、
余市と宮城峡の原酒不足を招くこととなる。
その為、両種をブレンドしてた、竹鶴の12年物が消え、
ピュアモルトと表した、熟成年の浅いモノを主力と変えた流れが、
余市と宮城峡にも訪れる・・・。
2015年に、その事実が発表されると、
余市と宮城峡は、一斉に店頭から姿を消す事となる。
特に、熟成年が深いモノほど、そっこーで消え、
オークションで高値売買が横行することになる。
そんな中、弘前で訪れた酒屋で、コレに巡り会えた。
インターネット社会とはいえ、この街はまだゆっくりと時代が流れている様だね。

59.NIKKA BLACK Deep Blend
原材料:モルト・グレーン
アルコール分 45%
シングルモルトの様な、飲みやすさ抜群。
ロックだと、ちょっとパワフルな感も味わえるが、
水割りにしちゃうと、飲みやすさが際立つ。
確かに、安いブラックニッカとは、別モノ。
お手軽に楽しめるのが、ブラックニッカの役割だと
オレ的には思っていたが、こういうのもあるんだね。
それはそれで、悪くない。
ブレンデッドウイスキーとしては、相当美味い代物。





60.NIKKA 伊達
原材料:モルト・グレーン
アルコール分 43%
宮城峡のカフェモルトとカフェグレーンをブレンドした、
宮城県内限定販売品。
カフェモルトの香りと、カフェグレーンの奥行ある味わいとコク、
その両方のバランスが、見事な仕上がりで、すんごく美味い。
カフェモルトやカフェグレーンは、単体だと5000円近くしちゃうのに、
それをブレンドした、この伊達は3000円程度で買える。
超お買い得じゃね?






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