21.OAK MASTER
原材料:モルト・グレーン
アルコール分 37%
ワインで有名なメルシャンのウイスキー。
660mlで680円という値段だったもんだから、
ついつい買ってみた。
樽薫る辛口ウイスキーと書いてあるモノの、
まったくと言ってもいいほど樽薫らない。
辛口というほどのスパイシーさも感じない。
まあ、こういうのは人それぞれなんでね。
味は、まあまあ。
飲み辛いクセや風味もなく、まあまあ。
値段を考えたら、かなり良いウイスキー。
大量にグダグダ飲むには最適なウイスキー。


22.MONDE ROYAL CRYSTAL WHISKY
原材料:モルト・グレーン
アルコール分 40%
山梨のモンデ酒造製ウイスキー。
同酒造製の葡萄ブランデーが、あまりも・・・だったんで、
買った時から、やな予感はしていた。
それでも、見た瞬間に気に入った瓶のデザインに惹かれ、
意外に安かった(1500円位)んで、ついつい買ってしまった。
飲んで、ビックリ!
スーパー不味い!!!
これぞ、不味いウイスキーの決定版!
なんというか、すんごく嫌な臭み。
貯蔵してた樽の臭いなのかね?
これほど薬臭いウイスキーは、あんま無い。
ひとくち目で、なんか歯医者での嫌な回想が頭を巡る・・・。
いや、歯医者だけじゃない、なんか病院のかほり・・・。
どうしようもなく、不味い・・・。
捨てたい・・・、でも、貧乏性だから捨てれない・・・、
瓶もボトルシップ用に残したいしなー。

23.SAPPORO WHISKY SS
原材料:モルト・グレーン
アルコール分 43%
ビールとかで有名なSAPPORO製なのかと思いきや、
実は、札幌酒精工業株式会社製。
北海道の焼酎メーカーとして、それなりなメーカーなのかな?
そんなメーカーの、いわば地ウイスキーと言っても過言じゃない代物。
これはSSと格付けされた、ちょっとランク上の商品。
ストレートで飲むと、香りはイマイチ・・・。
水割りだと、味はまあまあ。
あか抜けた個性も無く、逆に嫌味もなく、まあまあ。
でも、720mlで1500円位したんで、値段相応とはとても言い難い。
これなら、余市の方が間違いなく美味い。
おススメはしないが、珍品度ではけっこう上位かな?


24.新潟の地ウイスキー 越後平野
原材料:モルトウイスキー、ブレンド用アルコール
アルコール分 39%
金升酒造株式会社(新潟)
新潟の酒屋で売ってた、妖しさ爆発の地ウイスキー。
原材料に不思議なブレンド用アルコール・・・。
なんなんでしょうか?
割ってるってこと?
なんとも不思議。
味は、なんかびみょー。
不味いとまでは言わない。
がしかし、美味いとはとても言えない。
飲めないほど酷くはない。
でも、すすんで飲みたいとも思わない。
まあ、珍品ということで・・・。

25.All Malt
原材料:モルト
アルコール分 40%
安くて美味いジャパニーズウイスキーのオレ的定番。
まろやかなのにコクもあり、ふんわりとした口当たりで、
実に美味い。
香りが素晴らしいし、とにかく美味い。
ロックでしんみりもイイ。
水割りでガブガブもイイ。
この値段で、これほどのモノはない。
素晴らしいウイスキーだ。





26.BLACK NIKKA Clear
原材料:モルト、グレーン
アルコール分 37%
昔でいう2級酒だと思う。
それでも、このブラックニッカは相当イイ味。
ロックや水割りでもそれなりに楽しめるが、
なんといってもハイボールがイイ。
このボリューム(700ml)で700円位と、
スーパーお買い得。
この値段で、この味ならナイスでしょ。
ちょっと美味いハイボールが飲みたい時におススメかな?





27.BLACK NIKKA Special
原材料:モルト、グレーン
アルコール分 42%
超巨大な1920ml瓶
これで、2500円位。
ヘタな洋酒720ml瓶よりも、遥かに安い。
ちょうど、ジョニ黒の720ml瓶位のお値段だね。
上のクリアーとは、ちょっと違うスペシャル。
単純に、アルコール度数が違う。
たぶん、それだけ多くの原酒が入っているのだと思いたい。
味は、まあ・・・。
水割りにするよりは、ハイボールの方がイイと思う。
じっくりとしんみり飲むようなウイスキーでは無い。
ガブガブ飲むのに適してる。


28.SUN SHINE
原材料:モルト、ブレンド用アルコール
アルコール分 37%
若鶴酒造株式会社(富山)
モルト原酒にアルコールをブレンドする、
日本の地ウイスキーでは定番なパターン。
このパターンは、イマイチ好きじゃない・・・。
これは、けっこうまろやか系に仕上がっている。
まあ、そこそこな味。
でも、この量(720ml)で1200円もしたから、
間違いなくリピートはしない。
もう一度飲みたいとは、とても思えない味。




29.NIKKA GOLD&GOLD
原材料:モルト、グレーン
アルコール分 43%
これぞ、昭和の特級酒。
いい言い方だと、昔の日本のウイスキーの味。
それも、当時は極上とされた特級酒。
それだけで、当時を知る人間には問答無用で美味い。
時代が流れる中、お酒も「級」表示では無くなり、
味わいも、その時代に合わせ、大幅に調整されるようになってしまった。
大衆酒も、2010のハイボールブームに乗せて味わいを変えられてしまったし、
姿を消してしまう商品も少なくない。
このウイスキーも、2011年ではふつーに売ってるお店さえなかなか無い状況下にある。
お値段も、特級ゆえ、一般的なウイスキー相場よりはちょっと高いのがネックなのかな?
比較対象としては、単純にサントリーのOLD
味は、負けてないどころか、明らかにコレの方が美味いのに、
なぜか、世間的にはサントリーのOLDの方が受け入れられている。
味よりも、知名度やメーカーの力だけで評価されない立場に追いやられてしまうには、
あまりにも、惜しいウイスキーである。

30.シングルモルト余市 10年 NIKKA
原材料:モルト
アルコール分 45%
オレの大好きな、余市の10年物。
ウチの奥さんに、クリスマスプレゼントで貰ってしまった!
ありがとー!
なかなかもったいなくて飲めなかったんだけど、
2回目のミラコスタお泊りの時に、お部屋に持ち込んだ。
コレ以上ない場所で飲めただけに、気分は最高!
味わいも深い。
すんごい力強い感じで、そこに樽の風味の様なものが加わって、
とっても大人味。
この熟成された味は、イイもんだね。
シングルモルトなだけに、スコッチの12年物とは全然違う。
ちょっと不思議な感じさえする。
甘味がほとんど無い感じかな?
安いノーマルタイプは、どちらかというと、この甘味が特徴的だった。
それが、10年物になると、まったく感じなくなるんだから、奥が深い。


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