21.南部美人 全麹純米仕込み All Koji 2004

株式会社南部美人(岩手)
原材料名:米・米こうじ
アルコール分15度以上16度未満
相場1800円位(500ml)
これは、速醸酒母を使用し、麹と水だけで
三段仕込みをした特別な日本酒。
ぶっちゃけて、日本酒とは思えない味。
白ワインや貴腐ワインにも通づる様な味わいで、
すーぱー美味い。
どうすれば、日本酒がこんな味になるのだろうか?
それほど、日本酒とは違う味わいなのにスーパー美味い。
ありえないほど美味い。
売ってる店を見かけることはないが、見っけたら絶対に買いだね。

↓13年寝かせて、2017年秋に飲んでみました!

日本酒は、劣化が進むモノなんで、13年も熟成させると酸化してしまうんじゃないか?と思いがちだが、
未開封で冷暗所に保管しておけば、大丈夫なのだよ。
しかも、このお酒はフツーのと違う特殊な製法なので、寝かせるとより熟成されていくらしい。
だもんで、10年位寝かせてみようとやってみたのが、まさかまさか、忘れて13年も寝かせてしまうとは・・・。
久々にご対面してみたら、不思議なモノが漂っている・・・。
なので、瓶をシェイクしてみたら、すんげー濁ったので、ちょっと怖い・・・。
でも開けてみたら、香りは大丈夫!
むしろ、とんがったアルコール臭が消え、エエ感じや。
味も、まろやかぁな感じになり、日本酒とは別の味わいになってる。
とはいえ、ワインと呼ぶほどじゃない。
その微妙な位置の味わいが、不思議と美味い。
白ワインの酸っぱさを消して、日本酒の甘みを足したような・・・そんな味?
う〜ん・・・、13年も寝かせると、どう表現していいかワカランなぁ。
とにかく、美味いっちゅうことだけは、間違いないっす!

22.南部美人 全麹純米仕込み All Koji 2006
株式会社南部美人(岩手)
原材料名:米・米こうじ
アルコール分15度以上16度未満
相場1800円位(500ml)
これも、速醸酒母を使用し、麹と水だけで
三段仕込みをした特別な日本酒。
南部美人の毎年限定バージョンの2006年モノ。
2004年に比べて、熟成期間が短い分、
まろやかさは少ないが、その分味のキレが良い。
口当たりは、2004年モノよりも良く感じられるかな?
この辺は、好みの問題だと思う。
熟成され過ぎてない分、風味、口当たり、キレは
こっちのが、オレ的にはイイ。
ただ、熟成させて、まろやかーな感じにすんのもイイ。
この酒は、そういった方向に持っていくのにも適しているらしいので、
我が家では、これから10年以上ねかしてみようかと・・・。

23.南部美人 全麹純米仕込み All Koji 2008
株式会社南部美人(岩手)
原材料名:米・米こうじ
アルコール分15度以上16度未満
相場1800円位(500ml)
我が家にあった、南部美人のAll Kojiシリーズの中では、
最も若い年代のモノ。
それゆえか、色合いもシリーズ中最も薄い。
味わいも、やっぱり若い。
逆に言えば、熟成酒らしからぬ、日本酒の美味さを残しており、
こっちの方が美味いんじゃないかと思えたりもする。
この辺は、好みの問題。
熟成酒よりも、ふつーの日本酒が好きならば、
若いうちに飲むのもアリだね。


24.南部美人 純米吟醸原酒
株式会社南部美人(岩手)
原材料名:米・米こうじ
精米歩合 麹:50% 掛:55%
アルコール分17度以上18度未満
相場2100円位(720ml)
鰹ャ泉商店(東京の老舗地酒卸業者らしい)の80周年記念酒。
なので、おそらく限定品。
非常に香りが良く、口当たりもイイ。
米の香りとまろやかさが、同時に口の中に広がって、
後味に、どっしりと美味い日本酒って感じ。
この値段で、この味は、ちょっと考えられないくらい美味い。
淡麗、フルーティーという感も、ややある。
かといって、薄すぎず、バランス良く出来ている。
限定酒のようなので、見つけることは困難だが、
見っけたら、絶対に買い!

25.南部美人 純米吟醸にごり生原酒 よつや吉祥特注

株式会社南部美人(岩手)
原材料名:米・米こうじ
精米歩合:55%(ぎんおとめ100%使用)
アルコール分17度以上18度未満
相場1800円(720ml)
あの南部美人に特注した?らしい生原酒にごり酒。
にごり大好きの我が家にとっては、超まいうー。
最近流行の活性とか発泡系のにごりも大好きだが、
昔ながらのスタンダードなにごりで美味いのは、コレ。
よつや吉祥というお店(横浜にあり)でしか買えないのかね?
まあ、ラベルにネームが入ってるくらいだから、お店限定なんだろうなー。

26.南部美人 特別純米酒
株式会社南部美人(岩手)
原材料名:米・米こうじ
精米歩合:55%
アルコール分15度以上16度未満
相場1365円(720ml)
純米酒の中では、とびきりなほど美味い。
このお値段で、この味ならば、素晴らしいを超えてる。
非常に風味がよく、不味い日本酒独特の嫌な味がまったくない。
これほど美味い純米酒は、なかなか無い。






27.あさ開 昭和旭蔵 蔵出し大吟醸生原酒
株式会社あさ開(岩手)
原材料名:米・米こうじ・醸造アルコール
アルコール分18度以上19度未満
相場2000円位(740ml)
一般的に販売されることはなく、現地での限定販売か、
物産展などで、蔵元が直販している場合にしか入手できない
けっこう、かなり、だいぶレアな酒。
会社の愛するほうこから貰ってしまった。
飲んでみると、グレイト美味い!
まさか、これほどとは・・・。
風味も良く、味もさわやか、でもアルコール分は高いので、
気がつくと、超気持ちのイイ酔っ払い・・・。
ウチの奥さんなんか、飲んでその場で、眠りに吸い込まれ、
ついつい、つまみに用意していたソースせんべい&水飴に
顔を埋めて眠りこけてしまうほど、美味くて酔っ払う酒。
店頭では見つけられないが、手に入れることが出来るならば
絶対に買いですな。

28.あさ開 南部流甘口造り純米吟醸
株式会社あさ開(岩手)
原材料名:米(岩手県産米ひとめぼれ100%使用)・米こうじ
精米歩合:55%
アルコール分15度以上16度未満
相場1200円位(720ml)
越乃寒梅が大ブームとなったため、日本酒は辛口が大人気になった。
そのため、甘口なんて表記する日本酒は激減してしまったのだが、
これは、そういったことを吹き飛ばす「甘口」
でも、飲んでみると、もったりとした甘口ではなく、
けっこう飲みやすい系の甘口。
キレこそないが、もったり感もなく、けっこうクピクピ飲める。
フルーティーとまでは言いがたいが、香り良くイイ酒ですな。



29.あさ開 南部流寒造り純米吟醸
株式会社あさ開(岩手)
原材料名:米(岩手県産酒造好適米吟ぎんが100%使用)・米こうじ
精米歩合:55%
アルコール分15度以上16度未満
相場1200円位(720ml)
ちょっと、お気に入りのあさ開の純米吟醸。
ぶっちゃけて、もっと美味いと妄想していたが・・・。
別に、すんげー不味いワケではない。
一口目の風味はイイ感じ、でも、なんか後味が・・・。
けっこうこってり系の日本酒。
なんというか、悪い意味で余韻が残る。
飲み慣れてくると、あんま気にならなくなるんだが、
最初の一杯目は、イマイチに感じてしまう。
これって、けっこう致命傷ですな。

30.復古酒
男山株式会社(北海道)
原材料名:米・米こうじ
精米歩合:65%
アルコール分16度
相場1500円位かな?(720ml)
この酒は、約300年前の男山が酒造りを開始した時代の
古文書をもとに、当時の濃厚造りそのままで再現した
元禄時代の酒。
飲んでみると、びっくりするほどの超甘口!
ちょっと飲んだことが無いほどのレベル。
なるほどね。
確かに、昔って辛口は存在してなかったんだろうなー。
みりんに通づる感じかな?
でも、飲めない味じゃなくて、意外と美味い。
たまに飲むなら、オモロイし美味いね。
毎日飲んだら、ちょっと飽きちゃうかも・・・。

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