151.景浦安武 吟醸

越の華酒造株式会社(新潟)
原材料名:米・米こうじ・醸造アルコール
精米歩合:60%
アルコール分18度
相場3000円位(1800ml)
あぶさんの主人公が酒になったという珍品。
景浦安武には女性ファンも多いところから、
女性に愛される感性を取り入れて商品化した・・・とあるが、
それだったら、起用するキャラは「あぶさん」じゃないだろ。
そもそも「あぶさん」の女性ファンなんているのか?って話だ。
何を考えているのかワカランが、そういう意味不明な部分はオレの壺。
おそらく、酒造側が勝手に作者の「水島新司」を敬愛していたか、
あぶさんの単なる大ファンなのか?
そんなとこかね?
一応、新潟は景浦安武の地元でもあるらしい・・・。
まあ、漫画での事なんで、地元といっても・・・。
酒の味は、吟醸酒だし、頂いてから数年後に飲んだんで・・・。

152.眞澄 吟醸 生あらばしり 樽酒
宮坂醸造株式会社(長野)
原材料名:米・米こうじ・醸造アルコール
精米歩合:55%
アルコール分18度
相場3150円位(1800ml)
生の樽酒!
吟醸酒だから、オレ的にはあんま好きな部類では無いのだけど、
だからこそ、樽酒には最適!
しかも、生酒の樽酒なんて、初めて飲んだ。
吟醸酒ゆえのキレと、樽の風味がイイ感じ。
正月雰囲気抜群!
年越しには最高の一本だった。



153.榮川 純米吟醸
榮川酒造株式会社(福島)
原材料名:米・米こうじ
精米歩合:55%
アルコール分15度
相場1500円位(720ml)
まあまあなお酒。
大して美味くは無いが、それほど不味くも無い。
個性も無いが、嫌味も無い。
だもんで、それなりには楽しめる。
山田錦を100%使用している、よくあるタイプ。
一番ウケが良いとも言われている、淡麗・辛口を目指した感じ。
なので、旨味は無い。
辛口を目指した割には、キレも、大して良くは無い。
一度飲んだら、リピートはしない味だね。





154.風よ水よ人よ・甘口
株式会社 福光屋(石川県)
原材料名:米・米こうじ
アルコール分12度
相場850円位(720ml)
原材料の一部に古代米を使用しているという事で、
こんなロゼワインの様な色合い。
爽麗甘口という、日本酒にはありえない味を目指している。
つまりは、キワモノ。
日本酒でワインを表現したかった・・・みたいな感じ。
それで、てきとーに味を調えて売り物にしただけかな?
日本酒好きが飲むモノでは無い。
変わったお酒を、楽しく飲みたい時にだけいいかもね?



155.吉乃川 厳選辛口
吉乃川株式会社(新潟)
原材料名:米・米こうじ・醸造アルコール
精米歩合:65%
アルコール分15度
相場698円位(720ml)
お値段で分かる通り、これはそういうお酒。
でも、毎日安くてそれなりのお酒でいいなら、
これはおススメ。
お値段以上の味はする。
でも、日本酒としては、こんなもん。
純米吟醸が好きな人にはおススメ出来ましぇん。
パックの日本酒とか飲んでる人が、
たまには・・・的な、一品かね。


156.獺祭 温め酒
旭酒造株式会社(山口県)
原材料:米・米こうじ
精米歩合50%
アルコール分14度
相場1400円位(720ml)
お燗に合う様にと、一年間熟成させた吟醸酒。
醸造アルコールが入ってないから、純米吟醸と言えるのかな?
これが、不思議な程に美味い。
特に、ぬる燗。
これが最高に美味い。
風味は、燗用なので当然弱いが、
味わいは、キレがあってまろやか。
コレが、ちょっとありえない不思議な感覚。
普通は、ちょっと違うモノを作ってしまうと、残念なモノになってしまいがちなんだが、
これは、とんでもなく素晴らしい。
本来の獺祭とは、また一味違う、それなのにこっちも美味い。
すんごく嬉しいお酒。

157.あずまみね 純米吟醸 美山錦 生原酒 無濾過中取り 平成二十四年元旦搾り
合名会社吾妻嶺酒造店(岩手)
原材料名:米・米こうじ
精米歩合:50%(岩手県産美山錦100%使用)
アルコール分16度以上17度未満
相場3307円位(1800ml)
おりがらみで、すんごい美味い。
言う事無い。
風味も、味わいも、すべて完璧。
これぞ、美味い日本酒。
おりがらみってのは、濁っているのに、にごり酒とは違う、
なんとも不思議で美味しいお酒。




158.阿部勘 福露搾り おりがらみ
阿部勘酒造店(宮城)
原材料名:米・米こうじ
精米歩合:55%
アルコール分16度以上17度未満
相場1700円位(720ml)
この量で1700円もする、割と高額酒なのに、
オレ的には、イマイチなお酒。
風味も無く、嫌味があり、旨味も無い。
味のバランスが悪いのかな?
おりがらみだから、荒さは出てしまうモノだけど、
それにしても、酷い。
これは、二度と買わないと思う。



159.ふくのひれ酒 黄桜
黄桜株式会社(京都)
原材料名:米・米こうじ・醸造アルコール
アルコール分16度
相場330円位(180ml)
本当の日本酒が好きな人にとっては、こういう酒は邪道なのかとも思う。
そもそも、これは清酒レベルの代物を燗して、そこにフグのヒレで美味さを出すという感じ。
つまりは、大して美味くない酒を、少しでも美味くしよう・・・みたいな感じ?
発祥については知らんけど、オレの妄想だと、昔は流通の関係からも
現代の様に「純米吟醸搾りたて生酒」なんて代物は飲めなかったと思う。
現代で言う、清酒の様に日持ちする日本酒が主流。
さらに、色んな地方の酒なんて飲めなかっただろうから、生涯一銘柄しか飲めなかったと思う。
そんな時代に、アクセントな酒として誕生し、マンネリしてた日本酒界を
一世風靡をしたほどの威力だったんじゃないかな?
ラベルにある「春帆桜」とは、下関にある有名フグ料理屋。
もしかしたら、その店とのタイアップ商品なのかも?
そのためなのか?ヒレがすんごいイイ味を出してくれている。

160.眞澄 純米吟醸 あらばしり 搾りたて生原酒
宮坂醸造株式会社(長野)
原材料名:米・米こうじ
精米歩合:55%
アルコール分17度
相場3219円位(1800ml)
これぞ、美味い日本酒。
これが、眞澄の中で一番美味い。
やっぱし、純米吟醸の生原酒が最強。
風味も味わいも旨味も、全てが最高峰。
これを飲んで美味いと感じないのであれば、
日本酒は飲まない方がイイ。
逆に、これを飲んで美味いと思える人は、幸せな人だね。



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