101.箱根ビール 箱根ピルス 小田原エール 足柄ヴァイツェン

株式会社小田原鈴廣D4(神奈川県小田原市)
アルコール分:5.5%(ピルス) 5%(エール) 4.5%(ヴァイツェン)
原材料:麦芽、ホップ
ピルスは、日本王道系。
旨味も苦みもあり、抜群な味に仕上がっている。
エールは、美味いけど、厳密にはちょいパンチ不足。
もっと強烈なエールの旨味を期待したけど、
現代人の好む様、旨味と苦みを抑えた仕様。
現代日本人向けのエールなんで、入門者向け。
ヴァイツェンは、美味い。
そもそもヴァイツェンは、オレの中でなんでも美味い。
ココのは、ちょいパンチ不足ではあるけど、
それでも美味い。
出来れば、もうちょいバナナ臭が欲しいかな?
旨味とともに、もうちょっと効かせてもイイと思う。

102.極上 箱根七湯ビール
酪農王国株式会社地ビール工房(静岡県)
アルコール分:5%
原材料:有機麦芽、ホップ
タイプ的には、ピルスナー。
有機麦芽と富士箱根山系の天然水を使用して作られたビール。
味は、まあまあ。
素材は極上と言ってもイイのかもしれないが、
味は、まあ・・・こんなもんでしょ。
悪くは無い。
苦みもあるから、大手メーカーの缶ビールよりは美味い。
でも、色んな意味でもうちょい。
味を追求して作り上げたビールじゃなく、
極上の素材で、とりあえず作ってみた・・・に過ぎないレベルだね。


103.さぬきビール 空海
株式会社レクザム 香川ブルワリー(香川県)
アルコール分:5%
原材料:麦芽、ホップ
ヴァイツェンタイプ・・・という肩書であったが、
味的には・・・う〜ん、これで?
みたいな感がある。
ヴァイツェンなんて、書かなきゃいいのに・・・。
ヴァイツェンだと期待して飲むと、ちょっとガッカリする。
でも、ピルスナーだと思って飲むと、そんなでもない。
この辺は、人それぞれだと思う。
全体的な評価としては、まあまあ。
肩書と味が合ってない分、完全にがっかりだけど、
予備知識さえなければ、それなりに美味い味。


104.ナギサビール アメリカンウィート
ナギサビール株式会社(和歌山県)
アルコール分:5%
チェコのアロマホップ「ザーツ」を使用した小麦麦芽配合ビール。
相当美味い。
ホップが世界最高と言われている代物だけのことはある。
やっぱし、そういう世界最高と言われるモノを使うと、
必然的に、全てをその水準に近づけようと努力するもの。
これは、相当に美味いビール。
おススメだね。






105.小樽ラガー(北海道)
北海道麦酒醸造株式会社
原材料:麦芽、ホップ
アルコール分:5%
北海道小樽産の地ビール。
正直、あんま期待していなかったんだが、
それを裏切るピルスナー。
けっこう日本では嫌われる「ピルスナー独特の風味」を兼ね揃えており、
でも、コクよりキレがあって、ちょっと不思議な感じになってる。
これが、日本人向けとも言えるかもしれない。
なかなか巧みな技が冴えた、不思議に素晴らしいビールだと思う。





106.小樽ダーク(北海道)
北海道麦酒醸造株式会社
原材料:麦芽、ホップ
アルコール分:5%
これまた、北海道小樽産の地ビール。
ダークというだけあって、けっこう濃い黒。
味は、深いとは言い難い。
美味いとも、ちょっと違う。
でも、麦芽とホップだけで、こんな味も出せるのかと・・・。
ちょっと不思議な気さえする。
そういう意味では、珍品。





107.知床Draft(北海道)
網走ビール株式会社
原材料:糖化スターチ、麦芽、バーレイシロップ、ナガイモ、ホップ、
      スピルリナ色素、香料、ベニバナ色素、クチナシ色素
アルコール分:5%
グラスに注ぐと、鮮やかとも言えるグリーン色。
ビールには、通常ありえない色だけに、なんとも・・・。
原材料も、緑色の為にか、ありえない素材ばかり・・・。
味も・・・、スーパーに不味い・・・。
後味に、抹茶アイスの様な味わいが残って、すんげー不味い。
間違いなく、リピートしない。
何を考えてこんなもん作ったんだ?
味見したのか?
ただ、緑色のビールを作りたかっただけか?
どうしようもない、一品。

108.流氷ドラフト(北海道網走市)

網走ビール株式会社
アルコール分5%
なんと!オホーツク海の流氷を仕込み水に使用している。
他に、糖化スターチやナガイモ等が使用されているため、厳密には、ビールではなく発泡酒。
更に、東京農業大学生物産業学部の技術指導の下に製造されている。
かなり、妖しいというべきか・・・。
グラスに注ぐと、ちょービックリ!
なんと!青!
ブルーのビールって?
味は、全然悪いもんじゃない。
珍しいビールとしては、けっこうオススメな一品。

109.カムイビール チョコレートスタウト(北海道小樽市)
北海道麦酒醸造株式会社
アルコール分5.2〜5.7%
オレが、ビールで最も愛して止まないのが黒ビール。
ぶっちゃけて、ギネスが一番好きなんだが、
その次に好きなのが、コレ・・・かな?
チョコレートといっても、チョコが使われてるわけじゃなく、
単に色合いからそう名付けたみたい。
北海道まで行かなくても、大手スーパー内の酒コーナーで
けっこうふつーに売ってたりする。
黒ビール特有の甘味、苦味がまったりとしていてしつこくなく
甘味と苦味のハーモニーが、味わい深いそんな美味しんぼ風なビール




110.諏訪浪漫ビール しらかば(ケルシュ) りんどう(アルト) くろゆり(スタウト)

麗人酒造株式会社(長野県)
アルコール分:3種全て5%
原材料:麦芽、ホップ
左から、ケルシュ、アルト、スタウトの順。
ケルシュは、ドイツのケルンで醸造されたモノだけしか正式に名乗る事を許されていない為、
しらかばは、ケルシュ風になるんだと思う。
ホワイトビールに近い味わいで、すんごく美味い。
アルトは、上面発酵のエールビール。
ブラウンエールの様な、色と味わい。
カラメル麦芽が、イイ味わいを醸し出している。
スタウトは、ジャパニーズな味わい。
ラガー系の黒ビールだね。
不味くは無いが、ワッキー臭がちょっとある・・・。
それが、オレ的にはイマイチかな?

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