1.海賊船・カティーサーク・サンタマリア・カタロニア船(イマイ)


今は亡き伝説のプラモメーカー「イマイ」の誇る帆船シリーズ。
1970〜80年代当時、イマイといえば「ロボダッチ」か、この帆船シリーズだった。
ロボダッチが子供向け、こっちは大人向けみたいな、そんな感じで
当時でも、この大型帆船モノはかなり高額だった。
倒産後は、アオシマが引き継いで何種類かを復刻販売している。
古いプラモだが、キットの完成度は高く、真面目に作るとかなりの出来栄えで超イイ。
でも、こういうプラモって、やっぱオレみたいなコアなマニアにしか売れなかったんだと思う。
まあ、だから倒産しちゃったのかな?


2.アポロ月着陸船イーグル5号(アオシマ)

横須賀に行った時に寄ったプラモ屋で見っけた。
やっぱり、あの当時月に人が降りたってのは、相当なセンセーショナルだったね。
だもんで、そういった絡みのアイテムは色々とある。
これも、その中のひとつかね。
その後、↓復刻モノだけど、同シリーズ品発掘。


当時のアポロは、子供達の「夢」でもあったのだね。


3.未知との遭遇(バンダイ)

確か、1970年代のアメリカ映画のタイトルだと思う。
その映画の内容の一部をキット化したモノなのかな?
旧バンダイマーク(バンザイしてるキャラ)の箱なんで、おそらく年代的にも映画の関連品かと・・・。
中身は・・・
まあ、古いモノなので・・・、超珍品という事でヨシとしとこう。


4.ロボダッチ色々(イマイ)




イマイといえば「ロボダッチ」
1980年代のガンプラブーム時に、ガンプラが入手し辛かったため、
仕方なくついつい買ってしまったプラモが、オレ的にはコレだった。
チープさと、雑な作り、なんというか、プラモ界のコーモラン的なとこが、オレの壷だった。
そのロボダッチシリーズの初期作品が、確かロボッ島シリーズだったかと思う・・・? 違ったっけ?
↓秘密島は、そのロボッ島シリーズの一種で、イマイ倒産直後でもギリで買えた品だった。

他に、大島、小島・・・、あとは知らん。
大島が欲しいね。
小島は、なぜか付属のキャラがデカイサイズだったり、島の形状がイラストと全然違ったりしていて、
当時は、買うとガッカリなプラモだったが、それでも今はスーパー欲しいね。
倒産直後、アオシマがロボダッチの型を引き取ったらしいのだが、なかなか復刻されなかった。
食玩的扱いのキャラプラが2シリーズ販売されたが、これはイマイチだった。
その後、6年の歳月を経てようやく「戦艦島」「大木」「宝島」が復刻された。
今後も、色々と復刻して行って欲しいなぁ。
でも、確かロボッ島の一部は型をサンダーバードの島にしちゃったらしいから、
全部の復活は無理かな?


5.八丁櫓(イマイ倒産後ウッディジョー)

正貨で買うと、2万円位する木製キット。
かつて横浜のららぽ−と内にあったユニアートというお店が閉店の際に、
貼り付けてあった価格より50%OFFという特売をしており、7000円程度で買えた。
超絶ラッキーだよね。
キットは良く出来ており、レーザーで抜いてるのかな?
製作は、丁寧に一つ一つを組み上げていけば、それほど難しいモデルじゃない。
塗装は、船底や船首の一部を黒く塗る程度。
それで、クオリティ高い木製船が出来上がるのは、夢みたいだ。
高価なキットだが、プラモデルとは違った味わいがあるね。


6.人体模型色々(LINDBERG)

オレは、この手の模型が大好き。
まあ、なんというか、「誰が買うんだこんなもん!」みたいな感じがイイね。
こんなにバカげた模型が、真面目に作られてて、けっこうそれなりの値段で売ってるって事がスゴイよなぁ。
作ってるメーカーもスゴイが、それを売ろうと店先に並べたお店もえらい!

↓でも、やっぱり売れないらしく、800円で特売されてた。

コッチ側には、「Poumon Humain」と書かれているが、裏面には、「Human Lung」と書かれていた。
最初のがフランス語で、後のは英語。
どっちも、肺という意味ですな。

↓コレも、800円だった。

何が何だかよく分からない模型なんで、英字の意味を調べてみたら、
Nez/Bouche フランス語で「鼻づまり」だそうです・・・。
そんなのが、模型になるなんて・・・、なんてセンスだ!

↓コレは、ちょっと大形の箱で1300円だった。

The Five Sensesとは、五感という意味。
つまりは、それらの部位が模型になっているみたい。
嗅覚、触覚、聴覚、味覚、視覚が模型になるって・・・、ずいぶんとピンポイントだよなぁ。
これらの模型を作っているのは、アメリカのリンドバーグなのだが、箱の前面と裏面で同じ写真を使っていながら、
片面には英語、もう片面にはフランス語が採用されている。
ヨーロッパでも、売っていたのだろうね。


7.自衛隊色々(タミヤ)


静岡のホビーショーに行ったら、自衛隊が売ってた。
戦争プラモといえば、タミヤ。
あのタミヤが、こんなのまで作るとは・・・、やるな。
イラク派遣隊員セットとオートバイ偵察セット。
なんか、ちょっとリアルな感じが、なんとも・・・。


8.幽霊船(イマイ)

イマイの帆船シリーズ中、珍品中の珍品がこの幽霊船でしょ。
お値段は、1980年代当時の定価で10000円!ありえないでしょ!
普通、失敗作や、壊れてしまった帆船を、仕方なく幽霊船に改造することはあった。
なのに、それを、わざわざキットで・・・、しかも大型模型で、高価って・・・、何考えてんの?
そんなことをやっちゃうメーカーだったから、イマイは倒産しちゃったのかな?
オレ的には、目の付け所、それをやっちゃう実現力!どれをとっても、日本最高の模型メーカーだったと思う。
イマイが消滅してしまった為に、オレ的には模型人生からかなり遠のく事態にまで陥ってしまったね。
悲しいことだが、今ある模型メーカーに頑張ってイマイ的なノリを生み出して欲しいと思う!


9.IMAI Coffee Bottle Ship バイキング船

通常、ボトルシップというのは、瓶の細い口先に、長いピンセットでパーツを中に運び、そこで組み立てるのが醍醐味。
だがコレは、その醍醐味を無視したキット。
インスタントコーヒーの瓶が、デカい口なのを利用して、その口に入るサイズとなってる。
だもんで、外での組み立てが可能。
作ってから瓶に入れるという、ボトルシップの概念を、完全無視した一品。
だから・・・とは言わないが、売れなかったと思う。
その為、少しでもゴージャス感をあおろうと、こんな金ぴかなキットを作ったんじゃないかな?
そんなことしたって、売れはせんよ・・・。


10.STAR WARS SNAP ACTION SCENE

なんだかよくわからんキットなんだけど、どうやらスターウォーズの1シーンをキット化したみたい。
それゆえ、「SNAP ACTION SCENE」という名なんだと思う。
箱絵の通り、機械の馬だかラクダだか、そんな感じのロボットと、箱絵の様なベースキットまで付属。
ジオラマ的な、ワンシーンを作り出すキットみたい。
スターウォーズマニアにとっては、ヨダレもんのキットなのかな?


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