11.特選 紅ざけ 紅ずわいがに

よくお歳暮やお中元で届く、高級缶詰のド定番商品。
つまりは、コレはそういった経緯で届いたヤツ。
もちろん、美味いのは間違いない。
そんで、料理に転用もしやすい。
便利で美味しく喜ばれる・・・、これほど素晴らしい缶詰は、他に無い。
だからこそのロングセラー。
どんだけ新しい缶詰が生まれても、この不動のポジションを奪うには、遠く及ばない。


12.まるずわい

紅ずわいがにじゃなくて、まるずわいなんで、紅よりちょっとお安い。
でも、味は変わらず美味いんで、安いならコッチの方がお得感満載。
なんせ、カニ缶はお高い。
でも、その分、味の保証が間違いない。
カニ料理に転用するなら、これほど優れた缶詰は無いからね、ホントに重宝してる。


13.たこやき

2022年現在だと、こういったモノが缶詰になっているのは珍しくない事になってしまったが、
数年前までは、キワモノ扱いで、面白おかしく扱われてた。
コレは、意外と初期の頃のモノなんで、味は度外視の、とりあえず缶詰にしちゃいました系。
中のタコ焼きは、自販機などでも売られてたタコ焼きに近いモノで、そもそも美味しくない・・・。
ただ、タコ焼きは、一口サイズのファストフードとして、完璧なフォルムと中身なので、
宇宙食にも採用されたほど、食料としてはパーフェクトボディ。
美味しいたこ焼き屋さんもいっぱいあるので、缶詰のタコ焼きが進化する日は、そう遠くないと思う。


14.金華さば

金華さばとは、宮城県石巻市の沖合、金華山沖で水揚げされた、旬の時期の大型の真さばのこと。
それを、味噌煮にして、缶詰にしたスグレモノがコレ。
ご飯のお供にも、酒のアテにも、とにかく最高に美味い。
数あるサバ缶の中でも、相当クオリティ高く、贅沢な缶詰である。


15.つぶ貝 味付

現代では、東京でもつぶ貝を食せる機会は増えたが、昭和の頃は滅多に出会えなかった。
千葉の海沿い地域とかでは食せたのだけど、他地域には出回る事すらなかったね。
でも、東北・・・、特に青森では、夜店のおでんには必ず入ってる定番の具材だったし、
北海道じゃ、酒のつまみに当たり前の様に存在してるモノだった。
つぶ貝は、弾力もあって、醤油との相性も良くて、とにかく美味い・・・。
それが、味付きで缶詰になったのなら、酒のアテにせにゃアカンでしょ。


16.缶つまシリーズ色々

近年では、高級缶詰の需要が高まり、色んなのが缶詰化されるようになった。
もはや、保存食としての扱いじゃなくて、持ち運びに便利なつまみ・・・みたいな。
確かに、キャンプやアウトドアには、スグレモノだよね。
画像のは、牡蠣、サバ、ムール貝のワイン蒸しの3種。
牡蠣とサバは、スモーク仕様になってる。
どれも、缶詰レベルの味付けではないが、コレで安ければリピートするけど、高いのでなんとも・・・。
このお値段だったら、自宅では食材を買って調理した方が、安くて美味しい・・・となってしまう。
結局、缶詰に求められがちなのは「コスパ」。
そこを無視して高級なモノを作っても、消費者はついていかないんじゃないかな?


17.珍茹

クロからの貢物で、まさかの菌類の缶詰!
ただでさえ、道の駅なんかの菌類は、事故多発しとるのに、台湾の缶詰って・・・大丈夫か?
喰える菌類なのかという不安がある上に、味付けも大丈夫なのかと、とにかく心配しかない缶詰じゃ。
でも、喰ってみたら・・・、意外と食える菌類。
味付けも・・・、悪くない。
こういう缶詰、日本製の菌類でも作れるんじゃね?
意外と美味いから、売れるかもしれんぞ。


18.ニューコンミート色々

上のが、ニューコンミート&ポテトで、下のは、スパイシーカレー味。
ニューコンミートとは、コンビーフの牛じゃないバージョン。
牛の他に馬肉が混ざってるパターンが、多いかな?
味は、コンビーフに負けないくらい、美味いのさ。
さらに、ポテトのヤツは、沖縄じゃド定番の組み合わせで、ご当地じゃ「コンビーフハッシュ」という名で親しまれている。
まんま食べても美味しいけど、チャーハンの具だったり、サラダの付け合わせだったり、野菜炒めだったり、
とにかく多様に使える万能食材。
酒のアテにするだけじゃ、もったいなーい!


19.鯉こく

東部湯の丸SAで遭遇した缶詰。
オレは、基本的に淡水魚を食すのが大好きで、特に、鮎と鱒類にポン酒を合わせたなら、ムテキングじゃ!
でも、苦手系もある。
とにかく、鮒寿司はアウトだけど、鯉も・・・ビミョー。
食べれないワケじゃないが、鯉こくも鯉の洗いも、美味しいと思えたことは無い・・・。
それがまさか、缶詰になって売られているとは・・・。
しかも、1540円という高級品!
信州じゃ、おめでたい席には欠かせない代物らしいが、多くの日本人が食したことすらないんじゃないかな?


20.鹿肉の味噌煮&大和煮、鹿食免

これまた、東部湯の丸SAで遭遇した缶詰。
なぜに、これほど獣系缶詰が充実しとるのだ。
狩猟が、盛んな地域なのかね?
まあ、確かに山間ではあるから、獣がいっぱいいるのでしょう。
鹿肉は、味噌煮だったり大和煮なので、肉の旨味よりも味付けが勝つ。
鹿食免というのは、鹿と書いてありながら、猪肉になるみたい。
これまた、味噌煮なんで、肉の旨味よりも味付けが勝っちゃうなぁ・・・。
まあ、観光客に美味しいと思ってもらえて、リピーターを募集するのであれば、この方が正解かな。
オレ的には、もっと獣臭漂う、個性的なモノの方が、ネタとして強かったね。


TOP     えぐりみやげTOP     次ページ