◎ロドリ版えぐり旅を終えてみて
今更ながら、12歩までの一年間を振り返ってみまひょ。
実は、なのだが、この時のオレは波乱万丈だった!
第1歩の取材日前日、突然会社の社長(オヤジ)に「倒産」を告げられた!
「はっ?」って思ってたら、
とりあえず、まだ策があるから、一応倒産しちゃうかも、って話だ。
って、変わった。
けど、そんなこと言われてまともな精神状態を保つなんてのは、不可能に近いね。
しかもだ、一応オレは家庭もあり、貯金はゼロ!
もう、取材日前日は、色んな意味で「どうなってしまうのでしょうか?」だったね。
んで、取材日、宮ちゃんとはこの時に初顔合わせ。
この時は、お互い「宮崎さん」「チャーリーさん」なんて「さん付け」で呼び合ってた。
う〜ん、なんか不気味だ!
そんで、第一歩の原稿は、実はお店に行く道中で渡した。
脅威の先原稿! まだ店行ってねぇじゃん!って状態で渡した!
今、考えるとプチ恐ろしいが、まぁ、プライベートで店に行ったこともあったし、
ロドリとしては、オレがどんな原稿を書くのか?ってことが
この時点じゃわかんなくて、色々不安も多いだろうと思って、先に渡した。
足りない部分や、取材してなんかあったら、あとから追加すりゃぁいいや
とも考えていたからね。
けど、この原稿は、宮ちゃんがちょっと手直しした程度で、第一歩の本文になった。
今読むと、ちょっとオレ的な味はあんま出ていない、第一歩らしく控えめな内容だね。
さて、オレの勤めてた会社のほうだが、結局はやっぱ倒産!
お陰で、第二歩の取材日までは、色々メチャメチャだった。
次の就職先も、ロドリでバイトってのを真剣に考えたほどだったが、
ロドリのバイトよりも、全然ナイスな条件で男気あふれる誘いを受け、
倒産した会社よりも、ちょっとだけマシな条件で再就職ができた。
けど、その間に色々と金が出ていったんで、しばらくの間、ヤフオクで生活費を補充する日々が続いた。
第二歩の取材時は、そういった波乱万丈が落ち着きつつあった頃だったんで、
第一歩の取材をイマイチ楽しめなかった分、はっちゃけようと思ってた。
けど、第二歩で行った店のジジ&ババは、オレ以上にはっちゃけてた!
おかげで、オレの体内に溜まってたストレスをみ〜んな吐き出してくれた。
その位、オモロく賑やかで、温かい最高のお店だった。
取材で訪れたお店で、一番印象に残ってる店といえば、文句なしでココだね。
第三歩は、ハプニングだった。
当初、予定してた店がお休み・・・。
通常、取材っていえば、アポを取るのが常識なんだろうが、
オレのえぐり旅の場合、アポなんてとらずの、行き当たりばったり!
だもんで、いつかはあるかも・・・、って想像してた、「お店がお休み」
ってのが、実現しちまったパターン。
まだまだ、取材慣れもしていない第三歩で、いきなり!だったんで、プチパニクった。
結局、オレの秘蔵リストから、使えそうな店をハシゴしてしのいだが、
コレは結果オーライで、かなり楽しかった。
んで、この時えぐったロングAは、S元編集長経由でどっかのバスプロがガメてったらしい。
第四歩は、武器屋に行った。
この時は、冬だったんで、トラウト系のえぐりタックルが目標だった。
そんなワケで、この時はスプーンとかスピナ−が多い。
でも、メインはバイウ−が発掘されてしまったのさ。
この店は、釣具よりも武器が目に付く!
とにかく、すごい武器・ブキ・ぶき。
手裏剣からライフルまで、なんでもコイ!だったね。
とりあえず、オレは「中世の武器」だけが欲しい!
第五歩は、微妙なABUとデラックス!
店のオヤジが金歯で、オヤジもデラックス!ってのが最高だった。
取材は、楽だったな〜。
2階の民宿の一室で撮影したりして、ちょっといつもの取材とは違う、旅気分だったね。
第六歩は、ミッチェルてんこ盛り!
よくも、まぁ、こんなに古い時代のミッチェルが残ってたもんだって、いまだに不思議。
あとABUの額縁もすごかった。
何がスゴイって、いらないからって売って貰っちゃった。
結局、コレはオレじゃなくて、S編集長が買っていったけど、
一般市場には出回らないモノだけに、すごかったね。
第七歩は、ABUがすんごい!
この店は、編集部情報から、まずプライベートでオレが襲撃して、
フェンウィックのオレンジBOXあったから、なんとかなんだろ、ってんで後日取材に行った。
プライベート襲撃時にチェックしてたのは、スプーンとか、小物系だけで、
竿は、掘れば出てくる感じだったけど、リールは今モノしかナイって思ってた。
が、取材してビックリ、奥地から出てくる出てくるABU軍団!びっくらこいたね。
「古いのは売れないから、新しいリールが入荷したら、奥にしまっちゃうの〜」
なんて、言ってた店のおばちゃんが、素敵だったね。
その精神で、今後も夜・露・死・苦!です。
第八歩は、ミニミート。
初参加だったんだが、あんなに食い物が充実してると思わんかった!
飯には困らなかったね。
モチ、売ってるタックルも充実!
ぜひ、またやって欲しいイベントだね。
第九歩は、プチ遠征。
この時も、ハプニング!
取材OK貰って、軒先タックル撮影会をやってたら、
突然、店のおっちゃんが、「わりぃけど、病院行くから店閉めるんだぁ」って
言ってきたから、あせったよな〜、マジで!
こういうノリってのは、イイよね、東京のお店じゃありえませんな。
第十歩は、今更ながらにオレの紹介。
いいのか?こんな記事で?
第十一歩は、普段オレがえぐってるショボイアイテムが中心になった。
コーモランとか、釣りキチ三平針とか、でも、A級タックルよりも楽しくない?
第十二歩で、ラストでした。
この時も、お休み店があったり、カメラの電池がなくなったり、っと
色んなハプニングがあったのさ。
タックルは、秘蔵のダムクイックやPT10Eなど、リール系がかなり楽しめたでしょ。
で、この取材後、オレは引越しをすることになり、
また、金に困って、ヤフオクでオレの竿&リールのコレクションをみ〜んな売ってしまった。
その後、二〜三ヶ月間、引越し作業と、引越し後の内部改装&整理に終われ、
ようやく、最近落ち着いたかな?
取材開始に倒産で、取材終了で引越し、人生の中でけっこうデカめのイベントと
取材開始・終了が重なって、なんだか思い出深い「えぐり旅」だったね。

よく言われるのが、「HP上で「えぐり旅」をやって下さい」っての。
これは、オレも考えたんだが、結果的には不可能なのさ。
えぐり旅の記事って、一番重要なのが、「えぐったタックルの画像」だと思うんだよね。
これって、取材時には、お店から借りて、軒先で撮影してたワケだが、
個人用HPの画像用としては、こんなことできんだろ。
そうすると、オレが購入してきて、それを撮影するしかナイわけ。
購入しちゃうと、そのお店にはそのタックルがなくなっちゃうワケだから、
単なる「オレの自慢」みたいなえぐり旅で、オモロくない気がするんだよね。
それに、オレには、えぐったタックルを全部買うほどの財力なんて、
当然あるワケがないんで、HPえぐり旅は、不可能なのさ!
文章だけでやるってのは、可能だけど、そんなんつまんないっしょ。
まぁ、再びロドリで復活する日を期待して、ネタ溜めしておきやす。
でも、えぐり旅って、結果的には、「買えない」に近いアイテムを紹介してるから、
オレとしては、買えるアイテムでえぐれる、ってのをやりたいな〜、なんて考えてる。
例えば、メジャーなSHOPでも置いてあるのに、誰も気付かないアイテムとか、
ルアー釣り用品じゃないけど、こんな風に活用できるアイテムだとか、
全然釣れないルアーなんだけど、癒し系なアイテムだとか、
そういうのを、紹介していくってのもオモロイと思うんだけどね。

第12歩の裏話

突然ですが!今回でえぐり旅終了でした!ビックリした?
なぜか?そんなこたぁ、オレにはわからんが、たぶん人気なかったんだろう。
ってなワケで、当日はセンチな気分で取材が出来るかと思っていたが、
全然そんな雰囲気にはならなかった!
まぁ、宮ちゃんとは、もはや「仕事上の付き合い」なんてのじゃなくなっとるし、
そのうち、またなんかやってもらうかも?
ってなウワサもあるような?、ないような?
そんなワケで、取材もいつも通りな感じで、
ちっとも最終回!って感じにゃならなかったよ。
相変わらずの珍道中、ハプニング連発だったね。
ラストのえぐり場所ってのは、それなりに迷ったんだよね。
一応5〜6箇所も候補地があったし、ラストまでまたもや番外編か?
ってな構想もあったし、夏休みを利用して初の遠征か?
なんて色々な野望もあったのだが、
最終的には、いつものご近所回りになった!
ある意味、最終回にゃ相応しいのかな。
結局、オレのえぐり旅は、ほぼ関東(+プチ東海)で終わったね。
う〜ん、他地域にも行ってみたかった!
まぁ、その辺はプライベートでガンガンに襲撃するんで夜・露・死・苦!
さて、今回の裏話、ホントは2軒で取材完了の予定だった。
1軒目で、オレ的には大発見の「ダムQUICK」を2台も見っけた!
ロッドもイーグルクローの美味しいのが出てきた!
あとは、ルアーと珍品があれば、取材完了パターンなのだが、
1軒目にはバグリーしかなかったんで、2軒目に行った。
2軒目は、プライベート襲撃済み店で、様々な1980年代のルアーがてんこ盛りなお店。
さすがに、1級品的なOLDタックルは、全てえぐられた後だったが、
B〜C級的ルアーは、大量に売れ残ってたね。
ここで、たらふくオモロイルアーを撮影して取材完了!・・・のはずだった。
しか〜し、しばらく休業の張り紙!、しかも、家事で!なんじゃそりゃぁ〜。
これには困ったね。
困ったんだけど、取材に行ったら休業パターンってのも2回目だったから、
まぁ、そんなにあせってもいなかった。
けど、身近に都合のいい店があるかな?って
オレの秘蔵のリストで検索したが、イマイチだった!
なので、とりあえず帰ることにした。
帰りながら、道中の釣具屋に寄ってみるかと。
相棒は、となりで爆睡かましちゃってるしね。
ナイショなんだが、オレの相棒は移動中の車内では高確率で爆睡しまくってる。
通常、初取材の時なんてのは「遠慮」や「気遣い」みたいな部分があるんで
爆睡しない、というか眠れないと思うんだよね。
しかーし!オレの相棒はガンガンに眠りまくってたね。
マジで、やるなぁ、って感じだった。
オレへの気遣いまったくナシかい!さすがオレの見込んだ相棒だね、最高っす!
もしオレが「マイケル」で、こっそりネバーランドに連れていったらどうするんだ?
なんていらぬ心配はまったくしていなかったらしい。
次こそは、我が家の家族総出でイタズラやっちゃうよ〜ん。
さて、話がそれちまったが、そんなワケで、オレの秘蔵リストから、
それらしい店をピックアップして寄ってみた。
最初の店は、信州辺りの県じゃ有名な川の名前から名付けたという釣具屋さん。
その昔、オレがちょろっと寄った時にゃ、マイコンがあった、
ってなメモ書きがリストにしてあったんで、とりあえず寄ってみた。
するとだ、ショーウインドウにオリムピックの古いBOXを確認!
ナイスとばかりに来店してみると、ダイワのクローズドフェイスがいい味だしてたね。
んで、店のおっちゃんを口説くと、和竿が登場した。
おっちゃんに、最初「和竿」って言われたとき、ルアーじゃないだろって思ってたんだけど、
数十年前に、作ってみたんだ〜、なんていう本格的な和竿のルアーロッドが登場した。
こりゃぁ〜、別の意味で価値モノだよな〜。
ルアーフィッシングのアイテムでプレミアモノっていうと、決まって人気ブランドのモノってことになる。
まぁ、現代系だとメガバス、OLD系だとへドンなんてのが有名どころかな?
けど、この和竿は「職人の技」的なタックルで、ある種の価値モノだとオレは思う!
ハンドメイドルアーなんかに通ずる部分があるよね。
こういうタックルを紹介できるってのは、なんとなく嬉しかったね。
この店にゃ、他にgalciaミッチェルの古いフライリールもあった。
これも、かなりシビレル一品だったが、誌面にゃ出ません!
古いフライタックルってのは、実は今までの旅中でもかなりのアイテムをえぐってる。
けど、一度も誌面にゃ出ていないんだよね〜。
まぁ、どうしても誌面の都合上、ルアー関係のタックルが優先になる。
フライ関係は、保険で撮影していくんだが、やっぱ一度も使わなかったね。
いずれ、フライのえぐり旅なんてのが出来たら、ぜひ紹介したいな〜、なんて思う。
お宝系もかなりあるんで、お楽しみに!
んで、4軒目には、その昔ABUがそれなりにあった。
クラシカル形状の何かがあればいいなぁ〜、なんて思っての襲撃だったが、
もはや、ナッシングでした!
けど、超珍品ダイワの液晶付きリールがあったんで、全然OKだったね。
おかげで、最終回らしく豪華絢爛になったんじゃないかと思う。
プライベートな「えぐり旅」だと、1軒で終わりなんてことはありえないんで、
最終回は、プライベートのえぐり旅にも通ずる部分がやれたんじゃないかな。
オレ的には、大満足な終わらせ方だったと思える。
そんなワケで、オレは普通の一サラリーマンに戻ります!
モチ、プライベートなえぐり旅は、パワーアップして活動中!
けど、今だけは引越しモードで混乱中!
引越しは金がかかる!マジで!
おかげで、オレのタックル(ロッド&リール)は、使うヤツ以外、み〜んな売っちまった!
我が家は貯金がゼロなのだが、タックルで貯金してたようなもんだったね。
まぁ、落ち着いたらもう一回えぐり直して、コレクションを再開しようかなと思う。
HPも、落ち着き次第、ちょろちょろ更新していくんで、これからも夜・露・死・苦!

第11歩の裏話
今回は、ぶっちゃけて、オレの趣味的なアイテムが満載になったね。
昔の「えぐり旅」って、けっこうレアなアイテムを紹介していたり、
ナイスな古物ってのが、誌面を飾っていたと思うのだが、
オレの代になってからは、変わったよな〜。
っていうか、オレが変えちまったんだろうな〜。
毎回、毎回、文章も長いしね。
果たして、読んでくれてる人っているのだろうか?
さて、今回のは、ホントに古いけどショボイ物、古いけど誰も欲しいと思わない物、
誰が買うんじゃこんな物!など、えぐり3カ条の@価値のなさそうな古いモノってのに、
とことんオレの視点でこだわってみた!
っていうか、タマタマ行った店のアイテム上そうなっちまったんだが・・・。
でも、1度はコーモラン&パチモノのてんこ盛りをやってみたかったんだよね〜。
そういう意味では、夢を実現できた!って感じかな。
オレは、今回紹介しているタックルってのが大好き。
昔は、人気系のOLDタックルや、超人気系の最新タックル、大人気のTOPウォータープラグなども好きだったが、
今はそれほどでもなくなった。
なぜか?ってえと単にビンボーなのが、大原因。
金がなくなって、必然的に安いモノしか買えなくなった!
最近の我が家じゃ、1個500円を超えるルアーってのは、ほぼご法度だね。
んで、どうせ安いモノしか買えないんだったら、だ〜れも買わないモノ!
ってのが欲しくなった、だからコーモラン&パチモノが好きになった!
ただそれだけなのさ、はっはっは!いつか宝クジでも当たったら買いまくってやる〜!
けど、安物だって釣れるモノは釣れる!
高額最新ルアーには「ありえない」、構造がイカレタ物、壊れやすい物、
釣れる気が全くしない物の方が、圧倒的多数ではあるが、
極マレに、すんげ〜超大当たりなルアーが存在していたりする!
そういうのを見つけるってのも、楽しみのひとつになってる。
安物は、高額タックルや最新タックルには「ありえない」
楽しみ方をも持ち合わせているモノだとオレは思う。
今月号のえぐり旅で、少しでもそういった部分が伝わるとウレシイなぁ〜。
なんちゃって、ちょっと今までには無かった風潮でシメテみました。

第10歩の裏話
今月号は!なんだこりゃ?!って思った人も多かった?
ゴメンよ!今月号はえぐってません!
というのも、コレはオレの考えじゃなくて、誌面の都合上っていう
雑誌にゃ、よくある出来事なのさ。
まぁ、ぶっちゃけ、リニューアルの都合上、今回限定でページが減った!
というワケで、1Pで出来ることを!って考えた(宮ちゃんが)結果、こうなったのさ、はっはっは!
けど、「えぐり旅」って突然の連載再開だったワケだし、
そういえば、オレの自己紹介みたいのってのも、何にもやってなかったからね。
そんなワケで、改めて自己紹介って感じですな。
しっかし、今回で第10歩なワケだが、そのうち2回は番外編って
う〜ん、さすがロドリとオレが組んだ企画だけあるな!、っていうくらい
いい加減?というか、ハプニングが多い?
まぁ、とにもかくにも、色々あるなってことだね。
けど、1回目の番外編はミニミートだったから、まだヨシとしても、
今回のは、本当にこれぞ番外編だね。
えぐりタックルだけが見たい!っていう読者諸君!今回は勘弁してね。
オレのファンだ!という奇特な人(いるのか?)にだけは、よろこんでもらえるのかなぁ〜。
オレのえぐりスタイルってのを、これほど鮮明に書いてある記事は
今後、二度とはありえないでしょう(っていうか、普通やんない)。
よく記事になったよ、こんなのが、ホントに、さすがロドリだね。
これを読んでもらえれば、オレのプライベートえぐり旅も体感できるかな?
我が家は、ホントにこんな感じで、全国各地に出没してるんで夜・露・死・苦!
ここに載らなかった旅用アイテムってのは、たぶん釣具だけだと思う。
ま、その辺はまた何らかの機会があれば、紹介するかもしれないね。
その時には、う〜んってみんながうなるタックルってのを紹介できるかな?
ってなワケで、実は裏話もあんま書くことない!
この時の取材も、マジで遊びに行ったついで?、みたいな感じだった!
唯一の裏話ってのは、この日も「宮ちゃん御用達の名店」に行った話くらいか?
この時でオレは通算3度目の来店だった。
1度目(野うさぎのランチ風シェフの気まぐれサラダ)、2度目(やわらか珍パスタの超てんこ盛り・スペシャル熟成ソースバージョン)
と、かなりオレ的にはイケてる名料理の連チャンだったんで、
超期待してしまったのだが!この日は残念ながらノーマルバージョンだったね(名シェフが作った普通のブレックファースト)。
ちょっぴり、残念?なような、嬉しい!ような、って感じだった!
名シェフ様!次回は、またスペシャルな一品を夜・露・死・苦です!
ところで、今月号のオレの髪型はどう?
オレは、床屋代もえぐり代にするため、ウチの奥さんにカットしてもらっている。
コレは、かれこれ10年位続いているのだが、あの床屋のババァはまったくもって進歩がない!(ほぼ毎回ツーブロック)。
恐ろしいことに!退化しまくる時も多いね。
その究極の退化版って思える髪形が今回のだった!
まぁ、当日和民(居酒屋)で飲みまくって、かなりの酔っ払いモードだったってのと
オレが、夏らしく短めにって頼んだのが原因のひとつでもあるんだが、それにしてもやり過ぎだろ〜!
特に、サイドは、「オレが後でバリカンで切るから、オマエは切るな」って
言ったにも関わらず、切りやがった!
耳から上5cmの髪の毛は、すべて消滅した!なぜに!!!
まったくもって、恐ろしい床屋のババァだよ。
ほんじゃぁ、来月は2Pになっていることでしょう!。
来月からも、夜・露・死・苦!

第9歩の裏話
今回の取材は、ハプニング!だったね。
行った店は、外観的に超汚かった!
釣具屋さんなんだけど、たぶんほとんどの釣り人さえ立ち入らないと思える造りだった。
まぁ、パッと見、「営業してないだろ〜、コレ」って感じだったね。
このオレでさえ、素通りしようかと思ったら、ドアの窓越しにリトルタビ−が見えた!
これで、突撃したようなもんだったね、アレがなきゃ入んなかったかも。
んで、入ってもビックリ、数こそ少ないんだけど、あるルアーあるルアーが、見事に1980年代。
中には、1970年代の品までも転がってた。
しかも、見事に全てが汚い!
こりゃ〜、買わねぇよ!ってぐらい汚かったね。
ルアーが、こんだけあれば・・・、って思ったが、リール関係はダメだった。
ロッドは、オリムピックのルアー55って安っぽいベイトロッド(第2歩に登場)と、
メーカー不肖の2ピース・ガングリップロッドを2種類発掘した!
これは、オレ的アイテムだったんで、載せようと思っていた。
しか〜し、いざ撮影にはいろうとしたら、店のおっちゃんから
「悪りぃけどよぉ〜、病院に行かなきゃなんねぇからよぉ、あと10分位で終わりにしてくんねぇか?」
なんて衝撃的な依頼がやってきた!
こんな珍事は、モチえぐり旅初!
正直、言われた瞬間は、「なにごと?」って感じだったね。
だって、釣具屋の営業時間内なワケだし、お客(オレね)もいるワケじゃん、
なのに、なぜ?病院行くから、お店を閉めるって・・・、おっちゃん!気まま過ぎ!
これには、大爆笑だった!
えぐってて、「スゴイお店」っていっぱい観てきたつもりだけど、
ホントに色んなお店があるもんだ、とつくづく痛感したね。
やっぱえぐり道は奥が深い。
な〜んて、オレは余裕ぶっこいていたが、あせったのは相棒の宮ちゃん。
そりゃぁそうだろ、タックルえぐって、いざ撮影に突入しようとしたらあと10分
もう、ハチャメチャだったね。
とにかく、ルアー並べてシャッタービシバシ!
そんなワケで、竿は省略!
絶対に載せたいルアー順に、とにかく撮りまくり!
半分くらい撮影終わったところで、おっちゃんが「ボチボチいいかのぉ〜」っていう声にも、
「スイマセン、すぐ終わるんでもうちょっと・・・」って、ホントに頑張った。
そんなこんなで、30分とかからず取材終了、史上最速だったね。
とりあえず、車内に戻ったオレ達だったが、みんなで動揺しまくり!
宮ちゃんは「やべぇ〜よぉ〜、写真ちゃんと写ってっかなぁ〜、どうしよう〜、ぢゃ〜り〜」って状態だった!
けど、後々雑誌になったらキレイに写ってたね、アービーなんて最高に美しい気がする。
宮ちゃん、あせったほうがキレイに撮れるんじゃないの〜?
ちなみに、宮ちゃんは今月ロビンのマンガにも登場しているよ!
マンガの風貌は、ぶっちゃけ、似てねぇ〜!
マンガの宮ちゃんを見た瞬間、ジャッカルの加藤さんかと思ったよ。
実物は、もうちょいいい男?けど行動パターンはクリソツだったね。
さすが、ロビンさんはいいトコ観てるよなぁ〜。
そんなワケで、話が逸れちまったんで元のえぐり旅なんだけど、
時間はたっぷり余ったし、写真がヤバかった時のことも考え、2軒目を探した!
まず、その地ではメジャーな店に行った。
ここは、過去に記事となっていたので「えぐり旅」で使うのは不可能な店だったんだけど、
オレ達の動揺を落ち着かすために来店。
とりあえず、数点の釣具を購入し、次の店へ。
妖しげな「ドンキホーテ」の看板に吸い込まれてみた。
入ってすぐに気づいたのは、バスの剥製。
かなり風化の激しい一品だったが、そんだけ時代を感じる剥製だったんで、店のおっちゃんと熱烈トークしてみた。
このおっちゃんが、すんげ〜気さくな人で、色んな話をしてくれたね。
1970年代の頃にルアーを楽しんでたってことで、当時のオモシロ話がたくさん聞けた。
その当時のルアーは、おっちゃんの私物以外残っちゃいなかったが、PENNのレベルマティック930があった。
これは、旧箱入りのすんげ〜、シブイリールだね。
1軒目じゃルアーだけになっちゃったから、このリールは誌面に載せるアイテムとして、実にありがたかった。
そんなこんなで、ホントに取材終了。
その後、この日は地球丸には行かないで帰っちゃうパターンにしたんで、ちょいと山の上の湖へ釣りに行ってみた!
結果・・・。
続いては、酒屋へ行った。
ワインを2本GET’S、オレはワインがあんま好きじゃないんで、ポン酒と泡盛もついでにGET’Sした。
わざわざ、ワインの産地でポン酒と泡盛を買わなくても・・・と、散々ウチの奥さんに言われたが、オレはポン酒が大好きなのさ!

第8歩の裏話
今回は、ミニミートでした!
いつものえぐり旅を期待してた方々、スンマセン!
でも、ミニミートに来なかった人達にとっては、「何が売ってたの?」って、
すんげ〜気になる部分じゃない?
オレも、今回初参加するまでは、「いろんなの売ってたんだろうなぁ〜」って気になってたもんね。
なので、そう思ってるみんなが喜べるようなモノを色々と紹介しようかと、幅広い品々をえぐってみた!
普段のえぐり旅じゃ紹介しない、大人気系やインディーズ系までも取り上げてみたのはそういうワケ。
ちなみに、えぐった品ってのは、1店で1〜2個位って感じにしたんで、実際会場には
あの数十倍以上のアイテムがあった。
記事にしようと撮った写真も、掲載したアイテムの倍以上あった気がするんで、
ホントに色んなのがあったよな〜。
今回に限っては、アイテム盛りだくさんのえぐり旅でしょ?
さらに、編集部のみんなをもっと身近に感じられるように、編集部員が買ったモノまで紹介してみました!
といっても、これは、オレの発想じゃなくて、相棒の宮ちゃんとS編集長からの提案でそうなった。
これは、イイよね、編集部の連中ってどんなタックルが好きなの?って部分を
ちょびっとだけ紹介できた気がするね。
好きなルアーってのは、ホントに人それぞれなんだよね、色んなモノにみんな反応しているな
って感じでオモロかった。
実は、今回のページでは、オレは史上最強の苦労をした!
というのも、いつもは、取材して帰ったら仮の原稿を完成しちゃっていたんだが、
今回はページの構想が決まるまで、原稿は書かないでイイよ、ってことになった!ミニミートで帰りも遅くなったしね。
んで、数日後、宮ちゃんから「こんな感じで、原稿を夜・露・死・苦!」の連絡が来た時には、
ミニミートのことなんぞ、ほとんど忘れちまっているよぉ〜、って状態だった!
何とか記憶を蘇らせようとしたが、会場で喰った食い物のことしか思い出せなかった!
そのため、本文中じゃえぐったタックルにはまったく触れていないちょっと妖しい文となった!
う〜ん、暴露し過ぎちゃったね、まぁ、こういう時もあるさ、と大目に見て欲しい。
ところで、ミニミートの裏話ってのは、実はある!
というのも、関係者は会場に前夜入りしてて、オレも一応関係者ってことで前夜入りしたおかげで、
色んな裏話が盛りだくさんだった!
どこまでバラせるのか?
う〜ん、そんなことはオレの知るところじゃないんで、
OKそうなネタはとりあえず全部バラしてみましょう。
まず、宿泊施設として建物(バンガローっていうのかな?)が3棟あって、1号室は宴会会場、
2号室は宴会脱落者の待避所、3号室も待避所という構成だった。
酒好きの我が家なのだが、宴会場には色々な方々がおり、ウチのボウズは障害児なんで、
色々と迷惑を掛けちまうのも・・・、ということで、早々にセカンドルームへと避難した。
避難といっても、セカンドルームにも当然酒があり、編集部員達もスキを見つけては
代わる代わる避難してきていたんで、第二宴会場ってとこになってたね。
逆に、宴会場じゃ話せない裏話が続出だったんで、我が家的にはセカンドルームの方が
はるかに楽しかった感じだね。
そんなワケでとっておきの裏話は、実は今回用意されていた「サードルーム」ってのが、実はいわく付きだった!
黄泉の国へとお旅立ちになった方々が、お泊りになった経緯があるかも知れない?という伝説があったのでした!
そのため、宴会に付き合え切れない編集部員の多数、我が一家、トキシンさんは、早々にセカンドルームに退避完了し宿泊した。
S編集長も当然抜かりなくセカンドルームに泊まってたね。
サードルームに泊まったのは誰だったのか?、ちょいと気になる部分だよね。
まぁ、どっちにしろ、泊まってしまった方は・・・。
そんでもうひとつの裏話は、S編集長大事件ってのがあった!
まだまだ、前日の酒が残って眠っている早朝、「ない!ない!」と大騒ぎでみんなの布団を引っぺがすS編集長。
そんな大騒ぎに、オレ以外のみんなは強制起床させられたらしい。
さらに、布団を引っぺがして起こし回ったくせに、起きてしまった人には、「あ、寝てていいよ」、なんて言っていたらしい。
「あんたが起こしたんじゃないかぁ〜」って、みんな内心思っていたとか?
原因は、S編集長サイフ無くした騒動だったんだが、「乗ってきた車にあるんじゃないのぉ〜」
という宮ちゃんの指摘通り、サイフは車にあって一件落着。
う〜ん、さすがS編集長、騒動の起こし方もさすがって感じだね。
ちなみに、宴会場1号室の宴会は、オレが朝起きた時でもまだやってた!
朝、便所で吐きまくってた編集部員もいたらしい・・・、ご苦労様って感じだよな〜。
我が家は、あんまり飲まなかった(缶ビール10缶位かな?)んで、翌朝は快調だった。
最後に!ミニミートでオレの店で買ってくれたみなさん!ホントにどうもありがとう!
おかげさんで、今月はヤフオクしなくても過ごせそうで大助かりでした!

第7歩の裏話
今回は、珍しくというか、初の編集部情報によるお店への襲撃だった。
今までの紹介してたお店は、実はオレが過去にえぐったことのある持ちネタ店だったんだよね。
持ちネタ店といっても、オレはプライベートでは、意外と適当にえぐっているようで、取材時本気モードで
店内の全タックルを完璧にえぐりきると、必ずと言っていいほど、新発見なアイテムが見つかってる。
コレは、正直取材を始めて最もビックリしていることですな、プライベートでも、もうちょい気合を入れてえぐるか。
ところで、昔のえぐり旅連載時には、読者からのお店情報なんてのもあったらしいのだが、
オレの代になってからは、まったく無い!
オレの持ちネタ店も減っていく一方なんで、いつまで連載もつかなぁ〜、って感じだね。
実は、今回の店の編集部K情報も当初イマイチだった。
「何年も前にアムコのBOXを買ったんですよ〜、今はどうかわかんないですけど〜」
程度の情報だった。
「何だ!、箱だけかよ!」っと思ったが、アムコがあって他のが無いってのは、ちょっと考えにくいなぁ〜、
と逆に思えたんで、ダメもとで行ってみた。
しっかし、この町はなんだか不思議な状態に陥ってたね、妙なお店が続出だった。
一応商店街風なんだが、2Fが崩壊している雑貨屋を筆頭に、一見古い駄菓子屋なのに売り物は妙な絵画だったり、
営業してそうで潰れているお店や、明らかな廃墟なのに何かがいる建物などなど、なんなのココは?だったね。
とりあえず、お店で真っ先に確認したかったのは「BOX」だね。
アムコがまだあるかも?、なんて甘い考えはなかったが、何かあんだろ、ってな期待はあった。
んで、期待通り、fenwickがあった。
さらに掘ってみると、メーカー不詳なんだが3段トレイのいい感じのBOXがあった!
けど、コイツはメーカー不詳なんで誌面には載んなかったね。
他にも、DAIWAの古い仕掛け用のBOXなんてのもあった。
次に、確認したのは、ルアー。
けど、コレは全滅状態だったね。
かろうじて、スプーン(ダーデブル)やスピナー(コメット)の古いのが少量あった程度だったね。
次にROD、コレはもの凄い状態だった!
このお店のいたるところに、無造作に、色んな竿が置いてある。
ルアー、フライ、船、渓流、ヘラ、投げ竿などなど、色んな竿があっちこっちにある!
しかも、ただ単に置いてあるだけならいいんだが、ちょっと取れないぞ、って思う位置にまであるから
全部を掘るのは、超々大変だった!けどオレは掘った!
体を曲げながら、お店のおばちゃんに関心されながら全てを掘ったね。
んで、出てきたのは、ダイワのちょっと古いPHANTOM、シマノのちょっと古いバンタムのカーボンロッド、
オリムピックの世紀スピニング、スーパーパルサーのスピニング、サクラの激古ベイトロッド、などなど、
なんとも微妙な竿が大量に発掘できた!
う〜ん、すんごい掘るのに苦労したなぁ〜、だったんだが、これらは1本も誌面に載んなかったね。
あんなに苦労して掘ったのにぃぃぃ!
その全ての原因は、あのABUだよなぁ〜。
ぶっちゃけて、オレの代になってからの「えぐり旅」では、この年代のABUってのは、もう出せないと思ってた。
特に、関東主体でやってるうちは、絶対にありえないって思ってた。
オレの持ちネタ店でも、この時代のABUが残ってる店ってのは皆無だったからね。
さすがのオレも、このABUにはちょいと脳みそがぶっ飛んだ!
中でも「RECORD」ってのは、プチレアアイテムなんじゃないかと思えるモノだからね。
逆に、なんでこの店には売れ残ってんだ?って不思議だったね。
けど、このお宝ABUは、1台もオレは買わなかった(買えなかった?)。
まぁ、お値段が当時の定価の2割引なんで、ぶっちゃけ我が家にそんな金は無かったね。
よく、誌面に載ったえぐり商品は、オレが買い占めてると思われているんだが、
実際には、ほとんど買ってないんだよね、我が家は、けっこう、かなり、だいぶ、ボンビーだからね。
えぐり商品って、当時のお値段ってのが多いんで、実はけっこう高いんだよね。
ラパラとかも千円以上ってのが当たり前だし、リールなんてのは3万円超ってのが相場だからね
まぁ、まず我が家じゃ、買えません!
逆に言うと、ウチは買わないから、えぐり旅に使える持ちネタ店が増えて、連載できてるんだけどね。
こういうのを買い占めちゃう人は、「えぐり師」にはなれないよ。
ってなワケで、こんなお宝のABUが、てんこ盛りで誌面のメイン用としてあるんで、
あとは誌面のワキを飾る、オレ系のアイテムを探した。
店先で、コットンコーデルキャップを発見し、ダイワ取り扱い時代のストームとレーベルのワッペンを発掘した。
けど、ワッペンは、誌面の都合上カットだったね。
あとは、魚篭(ビク)と一緒に2個ぶら下がってたRYOBIのダイナフィッシュを発掘した!
オレが、この店で発掘したモノの中で、実はコレが一番嬉しかったね。
オレは、やっぱABUとかよりも、こういうオモロイアイテムのほうが大好きだなぁ〜。

第6歩の裏話
今回は、初関東脱出!
連載開始半年にしてようやく・・・、って感じなのだが、それでも、まだまだ日帰りコース。
う〜ん、いつかは、泊まりで遠征を・・・、出来るのかな?
と、まぁ、そんなワケで、関東脱出といっても、ちょいとお隣程度の位置だったね。
恒例のヒントも激甘で、随所に満載しといたつもり、最近のヒントは判りやす過ぎる位でしょ。
そんなワケで、この日もけっこう順調に目的地に到着!
とりあえず、ロドリに載った釣具屋とは別の釣具屋に寄ったり、飯を喰ったりした後に、
「さて、出撃しますか」、とお店を襲撃。
お店に行くまでのパターンは、第1歩の時から、飯喰ってGo!ってのが定着してるね。
やっぱ、腹が減っては「えぐり」は出来ぬ!って感じだね。
お店は、入るなり「いらっしゃ〜い、何探してんの〜」って感じで店のおっちゃんが、
話しかけてくる、とってもフレンドリーでやさしさたっぷりって感じの店主だった。
取材のお願いをすると、モチ一発OK!というよりも、ガンガンに協力してくれた。
オレ達が、色々えぐってる間に倉庫に行ってABUのパネルを見っけてきてくれたのは、
メチャメチャ嬉しかったね、ありがとうございました!だね。
この店のメインは、何と言ってもミッチェル!
ややデカイサイズではあるが、あれだけ古いモノが、新品であんな数売ってる店、
現代では稀というか、他にあるのか?って思うほど希少だと思うよ。
本文の製品説明部分にも書いたけど、ミッチェルに同封されてた取扱メーカーへの
返送ハガキの切手を貼る部分に「10円切手を貼ってください」って書いてあったからね。
ホントに、いったい年十年前のミッチェルなの?、ってなアイテムだった。
あんまりにも古過ぎるミッチェルなんで、店頭展示用だと思ったんだが、十数台在庫があって
昔から現代まで普通に売っているんだよ、っていう事実にも、オレはビックリだった、あり得ないよね。
だが、こんだけレアっぽいミッチェルにも関わらず、オレは買わなかった!(買えなかった?)
最大の理由は、例によって金欠病であるが、まぁ、デカイし、重いし、使い辛いし、という事実もあったね。
この手のリールは、買っても使わないリールになっちゃう可能性大なんで、「ま、買わなくてもいっか」、
ということに無理矢理した!
ロッドは、スライダーが珍品と思えた位で、微妙な年代のダイワのファントムがあっただけだった。
ルアーは、お店に展示されていたのは、今モノばっかりだったね。
展示されているモノの奥地や、在庫を入れておく引出しをひっくり返したら、ようやくオモロイ系のルアーが出てきてくれた。
が、しかし、スピナベばっかりだったね。
3段トレイのBOXは、かなりイイ感じだった!
メーカーが不詳だったし、我が家にはBOXがてんこ盛りなんで、買わなかったが、
オレは、基本的にこの位のサイズで3段トレイのBOXってのが大好きだね。
他に、オレのお気に入りだったのは、ダイワのTシャツ。
コレは、当時(1980年代かな?)色んなバージョンが売られていて、市場的なお宝度が高いのは、「釣りキチ三平」のTシャツだと思う。
けど、オレは、今回えぐった「バスハンター」の方が、断然ツボだね。
これは、オレ用に欲しい位だったが、残念ながらサイズが無い!
けど、ウチのボウズにピッタリだったんで、着せている!、すんげ〜かっちょいいね。
そんなこんなで、えぐったモノってのは、今回はキレイに全部掲載できた感じかな。
けど、残念なことに、第2歩から、ず〜と連続で登場して頂いていた「ラパラ殿」が、ついに、ついに、止まってしまった!
「オレの趣味のコーナー」みたいな雰囲気があったんで、続けていきたかったが、残念ながら、この店には、古いラパラは無かったね。
けど、古くないラパラなら当然売ってた!
ラパラってのは、逆に売ってる店を発掘する方が困難な感じだよね。
そう考えるとすんごいよね、ラパラって。
釣れるルアーなのに、どこでも売ってるなんてすごい事を、誰もスゴイって思わない状況になってるってことが
オレは、実にスゴイ!エライ!最高!だと思う。
コレは、ラパラが釣れるってことが大きな要因なんだろうけど、オレは「ツネミ」さんのおかげだと思ってる。
ルアーフィッシングが普及したのにも、ラパラの力がすんごい影響した気がするよな〜、
オレなんか、ラパラがなかったら、たぶん釣りもえぐりもやってなかっただろうな〜。
そう考えると偉業だよね、ラパラと、それを広めてくれた「ツネミ」さんには、オレとしては、国民栄誉賞をあげたいね、マジで。

第5歩の裏話
今回の取材は、超順調だったね。
道路も快調!10時前には現地に到着したんで、のんびりモーニング喰ってたね。
お店も、実はそれなりに有名?なんで、定休日やお店の消滅って心配もなかったね。
そんなこんなで、お店に到着、例によって、宮ちゃんが取材許可をお願いする。
愛想のイイ、ガハハ系の店のオヤジは、即OK!してくれた、ナイスだね。
ではでは、と店を掘りまくる。
目の前が「海」ってお店なんで、ぶっちゃけ期待は少なかった。
その読み通り?OLDバス系ルアーは皆無・・・。
なぜか?メップスの古くて変なスピナーだとか、スミスのリッパーなんて、
ちょいとトラウト系のルアーが出てきた、う〜ん不思議だ!
海系なんで、当然オレのラパラもある。
第2歩から続けること、4連チャン!いい加減ヤバイなぁ〜、なんて思ってる。
で、えぐり系のルアーは打ち止め!ちょっと少ないね。
けど、実はZ社やM社のルアーがてんこ盛りにある。
ちょいと、別の趣旨のえぐり旅ってスタイルで誌面に登場してもらおうかな?
なんてのも考えたが、やめた。
まぁ、M社のはポイント制なんでいっぱいあった、みたいだったしね。
Z社のは、一部ポイント制だけど、大半は通常販売。
これは、大量にあったよ、100個くらいかな?
RODは、古いのはなかった!今系の竿だけだったね。
リールは、いっぱいあったよ、中途半端な時代のABUがね。
ベイト関係は、ほぼ誌面に登場!載せなかったのは2〜3台かな?
スピニングは、まったく載せなかった、っていうか、写真すら撮んなかった気がする・・・。
お店にあったのは、人気的には微妙な機種で、年代的にはOAラベル付きのモノが大量にあったね。
あとは、あのデラックス!1500C、6000C、カーディナル33の他にも数機種あった。
ただ、たっけーよね。
15万なんて、オレには絶対買えん!もう二度と触れないだろうなぁ〜。
あとは、オレの大好きな小物関係のワッペンが豊作だった!
コレは、もう売る気が無かったのか、店の隅っこにビニールに入れて放置されてたね。
こんな感じで、だいたいのタックルセレクションが完了。
んで、選んだタックルを撮影させてもらうんだけど、
いつもだと、タックルをちょっと貸してもらって、外に持ってって道端で撮影している。
この光景は、傍から見るとかなり妖しい。
ただでさえ、オレの学ランは一般庶民の目で見ると妖しいからね。
妙な学ラン背負ったおっさんが、道路端で妙な道具を並べて、
もう一人の妙なおっさんが、撮影している・・・、う〜ん、実に妖しい光景だね。
そんな妖しい撮影現場を、釣具屋のおっちゃん即座に想像できたらしく、
店の軒先で、そんな妖しいことしないで、2階を使え、って言ってきた。
はて?2階とはなんぞや?って思ったら、この店は、さすが海の目の前!
夏場は民宿もやってんで、2階が民宿の客室になってる。
んで、今は真冬、当然誰も使ってないんで、そこを、自由に使って撮影しな!ってことになった。
これは、ありがたいよね〜、すんげ〜、助かりました!
すっかり、上でくつろいでたね、いつもは外で、夏は暑く、冬は寒く、
風にも負けずに、って苦労がな〜んもない、う〜ん、今日は快適だ〜。
2Fの民宿で、くつろいでると、取材にきたっつうよりは、旅行にきたって感じになってたね。
車中宿泊が多い我が家には、なんだか妙な嬉しさと懐かしさがあったね。
そんなこんなで、全てが順調に終了。
唯一順調にいかなかったのは、店のオヤジ自慢の必殺技「アオギストーク」だね。
アレは、奥深くてオモロイんだけど、長い!、シラフで聴くにゃぁ、長過ぎるよ、オヤジ!
そんなワケで、アオギス話は、そのうちゆっくりと、って事で退散した。
で、帰りの車で相棒の「宮ちゃん」が、「店のオヤジ、スゴかったですよね〜、見ました?、あの歯」
って、聞いてきた。
「あぁ、あの金歯」って、オレが答えたら、宮ちゃんが
「そう、スゴイよね〜、あの金歯、前歯もデラックス!、誌面で書きてぇ〜、前歯もデラックス!って、
でも、店のおっちゃん怒るよな〜」
って、宮ちゃんは言ったが、こんな大爆笑ネタ書かないワケにはいかなかったね。
さすがに、前歯が!とは書かなかった(書けなかった?)が、私もデラックスってやっちゃった。
おっちゃん、ゴメンよ!、犯人はオレの相棒だからね。

第4歩の裏話
どう?今月の「武器屋」スゴくない?
オレは、お店行って超ビックリ!だったね。
お店に着いてしばらくは、釣具じゃなくて「武器」をえぐってたね。
とにかく、このお店の武器は、ハンパじゃなかった。
エアガンだとかナイフを扱ってる店ってのは、けっこうあるけど、
手裏剣やサイ、中世の武器なんてワケのわからん武器を売ってる奇特な店ってのは、オレは初体験だったね。
ウチの奥さんも、メリケンサック見て、「うわ〜、昔のヤンキーが持ってるヤツだ〜、
ホントに売ってるんだ〜」って、妙な感動してたね。
いや、でも、ホントにスゴかったよ、この武器達、
オレは、家に帰ってからも、しばらく中世の武器が忘れられなかった。
何度も買おうか?どうしようか?散々迷ったが、ちょっとお値段が高価(5千円以上)だったんで、
欲しくても買えないって感じだったね。
さてさて、本題のえぐりの方は、それなりにあるかな、って感じだった。
巨大なABUのウルトラマグ、ABUのスモーカー、RYOBIのリールに
トラウト系のルアー達、えぐり旅では定番化しつつあるラパラ、などを発見。
うん、まあまあかな?ってとこだったが、メインに困った。
オレ的には、ABUのスモーカーがオモロイとは思ったが、
いくらなんでも、コレをメインには・・・、バスの燻製なんて作らないし・・・
他には、ウルトラマグってのも考えたが、コレもやたらと巨大だし・・・、
って思ってたら、相棒の「宮ちゃん」が、店のおいちゃんを口説いてた。
取材の趣旨を理解したおいちゃんに、「宮ちゃん」の口説きが炸裂!
んで、バイウーが出てきた、コレ普通に売ってたね、ビックリだった。
さらに、「宮ちゃん」が口説き続けると、PENNのリールも出てきた!
コレは、たまたま少量入荷して、ショーケースに飾ろうと思ってたリール達、コレも普通に売ってたから、タマゲタね。
さらに、「宮ちゃん」は口説いたが、もうタマ不足。
非売品のダイワのジグザグレーザーで打ち止めだった。
でも、コレもちょっと前まで普通に売ってたらしい。
最後の1個になっちゃたんで、おいちゃんKEEPしたんだって。
けど、ちょっと前までは、普通に陳列してたらしい、残念!
あとは、記事には載せらんなかったけど、他店ではみかけない珍品が豊富だった。
1990年代のミッチェル、Made in JAPANのペンリール、シェイクスピアのベイトリールなどなど、
どうやって入手したの?ってな妙なリールがてんこ盛りだった。
なんなんだろうか?この古くないけど他じゃ見かけないリール達は?
店のおいちゃん、かなり目の付け所が「オレ系」だね。
他には、トラウト系アイテムがてんこ盛り、フライ系も当然てんこ盛りだった。
ハーディーだっけ?こっち関係には相当強いらしいんで、お宝もたぶんあったんじゃないかな?
まぁ、なによりも、一番スゴイのは、なんてったって「武器」
やっぱ、「中世の武器」は、忘れらんないな〜。

第3歩の裏話

今回のえぐり旅は、ホントにヤバかった。
ちょいと近場、ってこともあって、予定してたお店に行く前に、
みんなで、軽くモーニング、さらに、1軒釣具屋に寄って使えそうか?
ってのを、チェックする余裕まであった、ここまでは。
しか〜し、予定してたお店へ行くと、なんと、シャッターが閉まってる!
「やっちゃった〜!」あっイタッ!
えぐり旅って、いつもアポ無し突撃取材スタイルなんだよね。
もしかすると、いつかは、休みってのには遭遇すんじゃないかなぁ〜
ってのは、考えたこともあった、が、まさか第3歩にして・・・。
とりあえず、「宮ちゃん」が店にTEL、すると、長〜いコールにようやく出てくれたのは、店主の娘さんだったっけ?
で、店主はどっかにお出かけ中、いつ帰ってくるかは分からない
お店もいつやってるのか分からない、ってな、恐ろしい回答。
そういや、この店「やる気」なかったね。
でだ、当然「どうすんべ?」ってなことになっちまった。
とりあえず、宮ちゃんと緊急ミーティング!
作戦は二通りで、@知らないお店をえぐってみた〜い大作戦か、
A数時間で移動出来る範囲内で、古そうなモノが少しでも残ってそうなオレの知っている店にするか、ってなことになった。
@は、リスク絶大!なぜなら、この辺は過去にえぐれないことが、ほぼ実証されていたんで、かなり、というか、絶対コケると確信してた。
というワケで、Aになった。
しか〜し、オレが知ってるっていっても、訪れたのは数年前・・・、果たして?
という不安がいっぱい、あまりのヤバさに「S編集長」には、連絡しなかったね。
で、最初に目指したのは、オレの記憶によると、釣り堀と同化している釣具屋で、
超カビが生えてるアーボガストの箱入りルアーが何点かあった。
この時代のルアーがあった、ってことは、なんかあんだろ、ってな期待に胸を膨らませて来襲!
するとだ!
アレ?あれ?あんれ〜?だよ!
お店のあった場所が更地!
もう、土だよ土!土しかありません!
いや〜、マイッたね、これも、いつかは遭遇するんじゃないかとは思ってたけどさ、
なにも今日に限って・・・、こんなのが連チャンしないでくれよ〜、って感じだったね。
さあ、もう、ヤバさ200%!早くも連載危機勃発!、どうなるえぐり旅!
で、次の店を目指したけど、もう、えぐれるルアーが何だろうか?とか
なんかイイリールとかロッドでもあるかな〜、なんて、
いつもの「えぐり旅」に持っている淡い期待感、なんてのは完全に消え失せたね。
とりあえず、店やっててくれ!いや、そこにお店がありますように・・・。
んで到着、お店あった!
しかも営業中!
よっしゃ〜、あとはエグろう!
ショーウインドウみると、どうでもいいルアーと一緒に「バスラブ」があった。
オッ!ちょっと期待出来そう。
入り口には、ABUの古いステッカーがビシバシ貼ってある。
う〜ん、ますます期待出来そう。
っで、突入、レジの裏にABUのレアっぽいパネルポスター発見!
こりゃぁ、古ABUの隠れた宝庫の発掘に成功か?
ついに、オレはやったのか?という期待を釣具屋のおっちゃん、一言で粉砕!
「そんなモン、とっくにナイよ!」
オオゥ!こんなに、思わせぶりなABUグッズ満載でそんなぁ〜、
って、思ったら、アブロン出てきたね。
よかったよ、コレで、多少記事に出来そうな感じになってきた。
っで、他にも探したら、なぜか?クランクベイトばっかり色々出てきた。
レーベル、ベクトロン、バグリーなどなど。
う〜ん、この辺もかろうじて使えるのか?ってな感じでえぐり終了。
ダメじゃん!非売品ばっかで、コレで記事は・・・、
ソレはソレで、オモシロそうだけど、いくらなんでも玉不足!
そんで、はしご酒ならぬ、はしご旅。
次の店は、オレの記憶が確かならば、古いラパラがあったはず、
けど、第2歩でラパラやっちゃった!
第3歩でまたラパラ?いいのか?
いいや、オレ、ラパラ大好きだからさ。
そんなワケで、行ってみた!
するとだ!ラパラと一緒にデカイ箱入りロングAをいっぱい発掘!
コレはイイね、「デカイ!・古い!、臭い!」、ナイスな三拍子。
ああ、よかった。
ココで、ようやくS編集長にTEL、
「予定してた店が休みだったけど、2店で、こんなんエグれました〜」
すると、S編集長
「オオッ!、いいじゃん、いいじゃん、じゃあ、そのロングAをメインにしよう!」
ああ、よかった・・・と思ったら、
「ところで、さあ、そのロングA、買ってきて、金払うから」
って、ワガママ発生!
もう帰り始めてたオレ達だったのだが、S編集長には、逆らえまへん!
Uターン!
再び、お店に舞い戻り、レジにてお会計すっと、
レジの後ろのショーケースに、巨大なバスプロショップのステッカーを発見。
へぇ〜、こんなのもあったんだ、さっき気付かなかったなぁ〜って、
このステッカーを手に取ると、その下から、なんと!
ABUとfenwickのワッペンが出現!
オイ!マジか?
こんなステッカーより、こっちのが、全然お宝!
コレは、シビレたねぇ〜、やっぱS編集長の言うことはきかなきゃダメだね。
そんでだ、このワッペンは、買った。
他に買ったのは、アブロン!っで、コレは、使えるか試してみた。
大丈夫!
劣化してない!
まだまだバリバリ使えました、さすがアブロン!

第2歩の裏話
今回のお店は、ホントにスゴかった。 何がスゴいって、お店のジジ&ババ!
普通お世話になったお店だと、お店のおじいちゃん&おばあちゃん、と表現すべきなんだけど、
あの二人には、そんなのは似合わないね。

そのぐらい、凄まじいキャラとパワーだった。
だいたい、取材の流れっていうのは、お店に行って、趣旨を説明して、取材許可を貰う。
すると、オレがえぐって、えぐった物を撮影、ついでに、オレと品物を絡めて撮影、んで、だいたいOK。
まあ、超大雑把には、こんな感じなんだよね。 
っで、今回の店だと、許可を貰うまでは普通だった・・・、しかし、オレがえぐり始めると、
そうじゃねぇ、ああじゃねぇ、と、じいちゃんが色々と掘り出してきた、「こんなのは、どうだ!」
「コレは、どうだ!」って、感じにだね。
コレは、ありがたい、ありがたいんだけど、じいちゃん&ばあちゃんの攻撃はしつこかった。
「コレは、どうだ!コレは、ダーデブルのスプーンで、1970年代のモノで、あ〜でもねぇ、こ〜でもねぇ・・・(以下略)」
ってな感じで、延々と続いちまう、それも、1個1個でこのウンチクがついてくるんで、終いにゃぁ、
「誰かじいちゃん&ばあちゃんを止めてくれぃ・・・」って状態だったね。
1つ聞くと、10の答えが返ってくるという状態に、このジジ&ババには「何も聞いちゃぁ、イケネェな」って、本気で思うね。
でも、聞いちゃうんだよなぁ〜、アレが不思議だね、やっぱ、年の功なのかなぁ〜。
更に、じいちゃん&ばあちゃんのウンチクは釣具だけにはとどまらなかった・・・。
オレのえぐり旅の相棒「宮ちゃん」のカメラを見るなり、「コレじゃダメだよ!」、このメーカーじゃなきゃ、
だとか、オレにはわけのわからんカメラのウンチクが始まった・・・、長かったね。
けど、コレもオモシロさのひとつだったけどね。
とにかく、オレが竿を掘り出せば、ばあちゃんが「この竿はね・・・(以下略)」、宮ちゃんが、
「オッ、このリールは」、って言えば、じいちゃんが「このリールはな・・・(以下略)」、という状態だった。
オモロかったのは、リールを撮影してたら、じいちゃんが、「もっとイイのあっただろ、アブーがあったはずだ、アブーが」って言い出した。
「アブー」、イイね、この呼び方、最高だね。
この日から、我が家では、「アブ」が「アブー」になったね。
まだまだ、じいちゃん&ばあちゃんはいろいろやってくれてます!
今回の誌上に「オレと店内」の写真があるんだけど、アレを撮影するにも、いつも通り普通に撮ってたら、じいちゃんが、
「それじゃダメだ、光がたりねえな」、ってストロボまで用意してきた。
こん時は、「じいちゃん色々持ってんな〜、よくこの歳で、こんな色んなこと知ってんな〜」、って、ちょっと感心したね。
んで、そのじいちゃんの指示通りに撮った写真が誌上の写真なんだけど、すんげ〜妖しい光り方してるよね。
宮ちゃんいわく、「ちょっとありえない、幻想的な写真になってたんで、オモロイからこの写真を採用した」らしいよ。
さて、このじいちゃん、撮影も終盤に差し掛かると、もうノリノリになってたね、んで「飯喰いにいくぞ!」ってなことを言い出した。
通常、「お世話になったお礼に」、ってご馳走するんだったら、ロドリ側が招待して、ご馳走するのが、
まあ、一般的というか、筋みたいなもんだよね。
けど、じいちゃんは、「バカいってんじゃねぇ!オレが喰いに行こうって言ってんだから、オレのオゴリに決まってんだろう!」ってなことになった。
オレは、内心「いいのか?」って、思ったね。
けど、まあ、オレも宮ちゃんもロドリの社員じゃないし、まっ、いっか、って喰っちゃったね、
しかも、ウチの奥さんと子供までもゴチになっちまいました、ありがとさんです。
んで、じいちゃんの毒舌は続いたね、「美味かったっす、ごちそうさんでっす」、って言ったら、
じいちゃん「バカヤロー、あんなの、美味くないだろ〜、タダだから美味いんだろ〜、
タダじゃなきゃ美味くなんてないんだよ、大したことないんだよ、この辺美味い店ないんだから」、
って、オイオイ、じいちゃん、ホントに止まらないね、ズ〜とノリノリだね。
最後に、宮ちゃんが雑誌出来たら送りますね、って言ったら、じいちゃん「10冊くらい送ってくれよ!」って始まった。
「この本どこに売ってるか分かんねぇから、金払うから10冊くらいまとめて送ってくれぃ」って、
ホントにじいちゃん、止まんないね。
んで、コレは、ロドリの営業部が請求書付きで送るってことになったみたいなんだけど、
どうなったんだろうか?、ロドリは送ったのでしょうか?
まあ、また今度じいちゃん&ばあちゃんに会いに行ったときにでも聞いてみっか、
この店は、すんげ〜楽しい釣具屋さんだからね、ホントに。
ちなみに、えぐり旅のコーナーで紹介されてるアイテムっていうのは、撮影時にお店からその場でちょっと借りてるだけで、実際には買ってきません。
なぜか?
コレは、まぁ、我が家の財務省がキビシイつうのと、ビンボーなのと、金が無い、ってのと色々あります(あっ!、みんな同じか)。
けど、一応オレのこだわり的な部分で「店に入ったらなんか買う」、っていう気持ちがあるんで、「何か」、は買ってくるね。
まぁ、激安珍品を買ってくることがほとんどなんだけどね。
お高い、ロッド&リールは滅多に買えません・・・、なので、ロドリ誌上で紹介した商品は、
お店にはみ〜んな残ってるはずだから、みんな、期待してえぐってね!

第1歩の裏話
まず、なぜ?この「えぐり旅」が復活したのかっていうと、たぶんS編集長の気まぐれだとオレは思う。
始まり方も、本当に超適当な感じだった。
突然TELがきて、「チャーリーえぐりやってよ」、「いいよ」って、コレだけだった気がする。
打ち合わせらしい打ち合わせは、まったく無し!
それからしばらくして、フリーで編集/ライターをやってる、
元ロドリ社員だった宮ちゃん(正式名:宮崎 紀幸さん)からTELがきて、
「えぐり旅一緒にやることになりました」ってな訳でスタートになったんだよね。
んで、当初は、不定期連載でスタートって話だった。
というのも、1回とりあえずやってみて、読者の反響を見て、2回目以降をどうするか検討しよう、って話だった。
しかーし、1回目の取材が終わり、原稿もOK、ロドリ紙面にはこう載ります、ってのが出来た頃、
宮ちゃんからTEL「連載が決定しました」って・・・。
オイオイ、読者の反響はどうなった?
まぁ、この辺が、さすがロドリって感じだよね。
ところで、この「宮ちゃん」は、オレの取材時にはカメラマンとして同伴している。
ロドリの記事の写真は全て、宮ちゃんの撮影によるもの&オレが変なポーズをしているのも、全て宮ちゃんの指示!
決してオレの意思ではないんで、そこんトコ夜露死苦です。
他に、「宮ちゃん」は色々やってくれてます。
オレが書いた本文と、各写真につくコメントの微調整も、全て「宮ちゃん」の手によるものなのさ。
まぁ、エグリコーナーは、オレと宮ちゃんの合作ってのがホントのところ。
紙面じゃ、オレだけ目立ってるけどね。
ああいう雑誌の各コーナーには、必ず「宮ちゃん」的な影の功労者ってのが、いっぱいいるんだよね、感謝、感謝。
あと、実は取材には、ウチの奥さんと子供も同伴してます。
というのは、ロビンさんのマンガを読んでくれた人はご存知かと思うが、
ウチは元々一家で日本全国「えぐり旅」をしてるんだよね。
なので、ロドリの取材も、家族で「えぐり旅」をしているところに、宮ちゃんも一緒に・・・って感じでやってる。
そういうスタイルでの取材がOKってのは、さすがロドリだと思わせる部分ですな。
普通は、オレだけだよね。
ところで、「ロビン西の突撃体験マンガ」って、超オモシロくない?
オレは自分が載ったから言うわけではなくって、ホントにあのマンガは超オモロイと思うんだよね。
ぜひ!単行本化して貰いたいと思って、オレは勝手に「ロビン西の突撃体験マンガ単行本化計画隊長」を、
たった今から名乗って活動を開始している。
とりあえず、S編集長にプッシュしてみよう!
さて、本題のえぐり旅の裏話なんだけど、あらかじめゴメン!
店の場所だけは、どうしても教えることが出来ません!
関東であることだけは公開できるんだけど、それ以上は教えられないんだ。
コレは、ロドリの思惑とかじゃなくて、お店側の要望であることがほとんどですな。
というのは、今までのお店がだいたいそうであったんだけど、
記事になって1週間もしないで撃沈しちゃうんだよね。
お店側も、かつて無い異常なフィーバーに参ってしまうってのが本音。
そんな事態になるよりも、今のまま、そっと静かに、普通に・・・って思ってる、奥ゆかしい釣具屋さんってのが、
えぐり旅に使われるお店なのだよ。
ウチを載せて!なんて釣具屋さんは、大抵エグれません!
まぁ、当たり前なんだけど、そんだけPRに一生懸命な釣具屋さんは、ある程度有名だからさ、
いろんなお客さんが来てるんで、えぐりに相当する品は、もう残ってないんだよね。
そんな事情で、お店が教えられません!
コレだけは本当にゴメン!
申し訳ない!
そんで、初回のお店なんだけど、実は、記事にまったく載せられなかったんだけど、
フライ系タックルの古いのが超大量にあった。
しか〜し、オレはフライ系タックルに関しては、割と無知!
商品を見て、古い、普通、新しい、位の区別はつくんだけど、価値モンなのか?ってのはワカランな。
とりあえず、あの店にはDAIWAの古いフライロッドが、色々種類も豊富に30本以上あったね。
リールもスンゲーあった、シェイクスピアやダイワ、変り種かなっと思ったのはオリムピックの小さいフライリールだね。
フライタックルのえぐり旅ってのをやるんだと、いっぱいお店あるんだよなぁ・・・。
まあ、ロドリじゃ不可能だけどさ。
ルアーのえぐり旅ってのは、一時のブームでだいぶ撃沈しちゃったのと、
最近の不景気でお店を閉めてしまったってのが大発生してしまって、
実際今後の連載は危機に陥ってしまうのかも・・・?っていう不安がちょっとあるね。
もし、イイお店知ってる人がいたら、教えてちょ!
ところで、この「えぐり旅」に使われるお店は「関東」が多い。
なんでかっていうと、ロドリの編集部が新橋にあるからですな。
遠方は、予算の都合で・・・ってな状況。
まぁ、この辺は、えぐり旅の人気が出れば遠方もOKになるでしょう・・・、たぶん。
というわけで、今回の裏話はこんなもんで、次回もヨロシク!

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