テナガエビ

テナガエビ科テナガエビ属
飼育レベル:楽勝

我が家の裏の川に、産卵シーズン(6〜8月)になると大量に現れるテナガエビ。
最初釣った時には、あまりに嬉しくって持って帰って育てた。
テナガエビってのは、オスが1枚目の画像の通り手が長い!
2〜3枚目の画像のはメスで、手は長くないのさ。
オスの手は、「オイオイ邪魔だろ〜」とか、ついツッコミたくなるが、
意外とコンパクトに折りたためたりする、でも無駄に長いよな〜。
当初、オス2匹メス4匹いて、メスは卵持ちが2匹いた。
しかし、オス同士ケンカして、負けた方は片方のハサミがちょん切られ、
ちょん切れたハサミは、勝ったオスが喰ってた!
翌日、もう片方のハサミもちょん切られた上、喰われて
その翌日には、原因不明の死を遂げていた・・・、合掌。
卵は、孵ったのだが、全部親が喰った!
もっとも、川のテナガエビってのは、汽水域で卵を孵らせて、孵ったエビを流れに乗せて
海へと旅立たせるらしいので、淡水での繁殖は難しいらしい・・・、だから喰ったのか?
孵るまで、メスは卵をず〜っと腹に抱えているってのは、人間のお母さんにも通ずる気がするね。
ちなみに、交尾は脱皮するときにやっちゃうらしい。
きっと、普段は硬くて出来ないんだね。
男は硬くてもOKだけど、やっぱ女はやわらかくなくっちゃダメ!
ってところは、どんな生物でも共通なんだなぁ〜。
ところで、我が家のテナガエビは、かなり凶悪!
先日、釣具屋で活きエサとして、10匹180円で購入したモエビを一緒に入れたところ、
入れた瞬間に3匹位がテナガエビに捕らえられて喰われていた・・・。
2日も経過すると、当然モエビくんはすべて消えていたね・・・。
その後、川で捕まえたエビや、原因不明でお亡くなりになったメスなども、
いつの間にか自然埋葬されてしまっていた・・・。
あまりにも凶悪なんで、どうしたもんかと悩んでいたのだが、
先日、淡水魚を大量に捕獲して水槽が手狭になった時、
別の容器に入れて2日放置してしまったら、全テナガエビお亡くなりになられておりました・・・、合掌。
どうも、エビ系は酸欠に弱いらしく、別の容器にエアを入れてなかったのが原因らしい。
そういえば、こないだ川で捕獲したエビをポンプ付きクーラーに入れてたら、
み〜んなエアの出てるボールにしがみついていたもんな〜。
次回からは、注意しましょ!

第二期飼育テナガエビは、裏の川じゃなくて、
↓カスミ水系で捕獲してきた、陸封型と呼ばれるタイプ。

本来海に出るべき種なのだけど、出れずに湖内で成長・繁殖を繰り広げてるタイプね。
降海型と違って、それほど大型化しない。
カスミ水系では、ヘビーカバー状態のスポットで、網でカバーごとすくっちゃう作戦を決行すると、ワンサカ捕れる。
当初は、飼育用というよりも、我が家の「ブラック」のエサにと大量に捕獲してきた。
ブラックの水槽には、以前エサ用に捕獲してきた川エビ(スジエビorヌカエビ)が入っていたので、
どっちのエビをブラックは好むかな?なんてのも観察したかったのさ。
けど、これが大間違いだった!
水槽に投入された大量(100匹位)のテナガエビは、先に居た川エビ(100匹位)を喰いまくる!
あれよあれよという間に、全テナガエビが、川エビを襲いまくる!
んで、翌日には川エビ激減!
その翌日には全て消滅するという、超異常事態!
テナガエビは、肉食で強暴だ!!
川エビ消滅後は、どうなるかと思っていたら、同居していたヌマチチブの稚魚を今度は襲い始めた!
ただ、サイズが同型なんで、コイツには負けることも多かった。
その後、川エビが居なくなってしまったがために、当然バスに襲われることになり、
日々減少していっている・・・。
まぁ、カスミ水系には大量に居るんで、そのうちまた捕獲してくることでしょう。
ちなみに、ピラニアの水槽に入れてみたら、当然喰われた!
我が家のピラニアは、テナガエビと同じ3cm位なんだが、
3匹がかりでテナガエビを喰いちぎっていった・・・。
やっぱ、雑食性・凶暴性では、ピラニアくん最強です。

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