191.眞澄 純米吟醸 辛口生一本
宮坂醸造株式会社(長野)
原材料名:米・米こうじ
精米歩合:55%
アルコール分15度
相場572円位(180ml)
辛口ゆえか、旨味よりもキレが勝ってる感じ。
飲みやすく、スッキリ系。
嫌味がまったく無いから、美味い。
日本酒特有のもったり感も無いので、スコスコ飲めちゃう。
入門者向けとしては、贅沢過ぎる一品だね。








192.臥龍梅 純米吟醸 活性にごり酒
三和酒造株式会社(静岡県)
原材料:米(誉富士70%五百万石30%)・米こうじ
精米歩合55%
アルコール分15度以上16度未満
相場820円位(360ml)
これは、美味い。
活性のキレがハンパ無く、濁りの旨味もある。
かといって、甘すぎず、嫌味も無い。
イイ言い方だと、これぞジャパニーズシャンパン。
色んな料理に合わせやすいだろうし、ふつーの日本酒が苦手な人でも、
これは、別モノとして受け入れられる可能性も高い。
活性にごりの中でも、トップクラスの美味しさ。






193.やぶの友 純米酒 生酒
株式会社無手無冠(高知県)
原材料:米(国産)ひのひかり・風鳴子
精米歩合:麹米(風鳴子)60%、掛米(ひのひかり)70%
アルコール分18度以上19度未満
相場1280円位(720ml)
どぶろくを、19度にしちゃいました系。
高知という土地柄かな?味よりもアルコール度数優先・・・みたいな。
単純に、不味い。
アルコール度数が高いどぶろくは、気持ち悪くなる。
ドロドロなお酒なのに、辛味抜群・・・。
旨味は、どっかに飛んでってる・・・。
これじゃあ・・・、どぶろくの意味がない。
何がしたかったのだろうか?





194.眞澄 吟醸 生酒

宮坂醸造株式会社(長野)
原材料名:米・米こうじ・醸造アルコール
精米歩合:55%
アルコール分15度
相場1313円位(720ml)
相方が、蔵元から買ってきてくれた眞澄。
贈答用にと、紙で包まれてたんだが、この紙だけでも、なんか素晴らしいね。
中身は、夏の定番酒的な「吟醸の生酒」
蔵元から要冷蔵での直送だけに、めっちゃ美味い。
でも、吟醸だけに、やっぱ風味は弱い。
そのぶん、キレ良く、もったりとせず、サッパリとも言える様な味わい。
日本酒らしい風味が弱い分、日本酒嫌いな人にとっては、素晴らしく飲みやすいと思う。
だからといって、日本酒好きの人にも嫌味がなく、スッキリ飲めちゃう。
イイ酒だね。

195.白神ロマンの宴 純米吟醸 無濾過生原酒
株式会社丸竹酒造店(青森)
原材料名:米(華想い)・米こうじ
精米歩合:55%
アルコール分17度以上18度未満
相場1680円位(720ml)
最初に、米のまろやかな甘味が感じられるのだが、
後味が、ピリッとスパイシー。
この辛味は、アルコール度数によるモノなのかね?
でも、最初の風味は、なんとも甘い。
ちょっとベタつく様な感じさえある風味だが、
後味のピリッとした感じが、それを帳消しにする感じ。
なかなかのお酒。
不味くは無い。
かといって・・・、というお味。




196.亀泉 純米吟醸原酒
亀泉酒造株式会社(高知県)
原材料:米(八反錦)・米こうじ
精米歩合:50%
アルコール分14.4度
相場1400円位(720ml)
高知の酒にしては、かなり珍しいであろう甘口。
一口で、別次元な程、甘味がある。
かといって、ベタつく甘さではなく、後味はスッキリしている。
風味は、それほどでもない。
でも、不思議な甘口。
日本酒が苦手な人には、けっこうイイ感じな甘口かも?
ジュース・・・というのかな?
不思議な甘口なんだけど、嫌味じゃないから面白い。





197.ミイノコトブキ ジュンマイギンジョウ ヤマダ60「バトナージュ」
井上合名会社(福岡県)
原材料:米・米こうじ
精米歩合:60%
アルコール分15度
相場1470円位(720ml)
バトナージュとは、ワインを造る製法のひとつ。
「シュールリー」という澱を絡ませて熟成させる時に、
バトンでお酒をかき混ぜる事。
製造会社いわく、このお酒もこの製法で作り上げた
フルボディータイプの純米吟醸酒だと。
まあ、そういう能書きは置いといて、
単純に味を評価すると、甘口。
風味は弱い。
生酒なんで、ベタつく甘味では無いが、美味くもない。
かといって、嫌味もない。
まあまあかな?
飲めない味では無いけど、リピートしたい味じゃない。
能書きの割には、がっかりな酒だね。

198.賀茂鶴 生囲い 生貯蔵酒
賀茂鶴酒造株式会社(広島県)
原材料:米・米こうじ、醸造アルコール
アルコール分14度以上15度未満
相場375円位(300ml)
コンビニで買った酒。
つまりは、そういう味。
生酒と違い、なんだか嫌味がある。
サラッと、水の様な感じで、後味に嫌味が残る。
旨味は無い。
味わい深くも無い。
すーっと、なんも味わいが無く飲め、後味にダメな日本酒特有の嫌味が残る。
たぶん、最初のすーっとした感じ・・・サラッとした感じが、
爽やかだとでも言いたいのかね?





199.京生粋 純米吟醸 原酒 ひやおろし
佐々木酒造株式会社(京都府)
原材料:米・米こうじ
精米歩合:60%
アルコール分17度以上18度未満
相場1500円位(720ml)
俳優の佐々木蔵之介の実家の酒造製。
そんなことを、買った酒屋で自慢された。
味は、甘口。
良く表現すれば、京都風なお上品なお味。
甘口とは言っても、ベタつく感じも無く、
ふんわりと甘味が広がる感じ。
味よりも、風味が甘い感じかね?
合わせる料理次第では、とっても美味しいお酒になるのかも?





200.正雪 別撰 山影純悦 純米吟醸
株式会社神沢川酒造場(静岡)
原材料名:米・米こうじ
精米歩合:50%
アルコール分16度以上17度未満
相場3500円位(1800ml)
これは、兵庫県産山田錦だけを原料に、
長期低温発酵で仕込んだ純米吟醸。
生酒のまま瓶詰めし、冷蔵庫で低温熟成させたモノを
パストライザークーラーで火入れと急冷を行い、
さらに低温熟成させた代物。
一口で、とんでもないフルーティーな味わいが広がる。
このフルーティーな感じは、通常の日本酒じゃあり得ない。
凄まじい程の、旨味。
なんだろ?バナナ臭に近いのかな?
嫌味は、まったく無い。
風味だけじゃなく、酒の味もイイ。
フルーティーな感じが強いのに、後味にキレがある。
こりゃ、美味い。
いや、巧いかな?
色んな意味で、素晴らしい日本酒だね。

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