51.橙の焼芋
原材料:甘藷(種子島安納芋)・米麹
アルコール度数:二十五度
櫻の郷醸造合名会社(宮崎)
相場1500円位?(720ml)
炭火焼の焼芋を使用した焼酎。
姉妹品に、紫の焼芋ってのがあって、
それは、普通の芋焼酎とは一線を画す味で、とにかく甘い。
まろやかで、口当たり良く、風味もよく、ホントに焼き芋って感じ。
しかし、この橙の焼芋は、ふつーの芋焼酎的な味。
不味い芋焼酎ではなく、まあまあ的なポジションの芋焼酎のお味。
マックスバリューやビックカメラみたいな量販店でも売っていて、
もちろんプレミアもナッシングー。
買いやすくて、まあ美味い酒のひとつ。
特に、女性向なんじゃないかな?
でも、お味はぶっちゃけてイマイチだから、買うなら紫!



52.紫の焼芋
原材料:甘藷・米麹
アルコール度数:二十五度
櫻の郷醸造合名会社(宮崎)
相場1500円位?(720ml)
焼芋というよりは、すごく甘い芋。
この味わいは、独特。
そして、素晴らしく美味い。
これほど、甘いのに美味い芋焼酎はないね。
非常に面白い味だと思う。
知名度が低いので、特に人気商品ではないが、
オレ的には、隠れた名品とも言える。







53.甕雫

原材料:甘藷・米麹
アルコール度数:二十度
京屋酒造有限会社(宮崎)
相場4100円位(1800ml)
一部では、幻の芋焼酎とも呼ばれているらしい。
陶器製の甕壺に入れられた状態での販売のみなのだが、
まあ、普通の一升瓶より千円位高いだけなので、ヨシとしよう。
肩書によると、「有機肥料を用いた自社栽培の甘藷を原材料の一部に使用・・・」とある。
一部に使用・・・って、一部じゃダメじゃん。
せめて%で書けよ!
1%だって、99%だって一部じゃねーかよ!
こういう書き方をしてるだけで、ちょっとインチキ臭く感じちゃうね。
限定で、甕壺販売のみってのも、付加価値を無意味にあおってる気がする。
でも、味は悪くないので、贈答用にはいいのかな?
常用酒には、適さない代物だね。

54.霧島 20度ゴールドラベル
原材料:さつまいも(南九州産)・米麹
アルコール度数:二十度
霧島酒造株式会社(宮崎)
相場850円位?(720ml)
地元だと、ふつーに20度と25度が売ってるらしいのだが、
関東近県では、25度が多いので、ちょっとした珍品かな?
相方から貰ったんだけど、我が家も貰うまであんま見かけた記憶は無い。
なんで?20度なのかと思うのだが、たぶんまんま飲む人向け。
25度を割るよりは、20度でまんま飲む方が楽チン。
たぶん、そういう人向けだと思う。
味は、すこぶるイイ。
芋の風味が良いので、ファンも多い。






55.はちまん ろかせず
原材料:さつまいも・米麹
アルコール度数:三十五度
高良酒造有限会社(鹿児島)
相場1450円位(720ml)
田倉とかで、芋焼酎好きにはちょっと有名な酒造。
家族4人で焼酎製造をしているので、流通量が少ない。
なので、その存在を知らない人も多い。
味は、すこぶる美味い。
無濾過なんで、ロックで飲むと35度がキツイかと思いきや、
まず最初に、すんごいまろやかでふくよかな味わいが広がる。
コレが、すんごい美味い。
その後に、35度がクル。
水で割ると、甘味が減るものの、35度が来ない分、ちょっと楽にクピクピ飲める。
余韻に、すんごい芋の味が、それも美味い焼芋の様な味が残る。
これほど美味い芋焼酎は、なかなか無い。
イイもん買えたね。
しかも、35度で1450円は、破格値とも言える。
素晴らしい焼酎だ。

56.萬膳
原材料:薩摩芋・米麹
アルコール度数:二十五度
有限会社万膳酒造(鹿児島)
相場3255円(1800ml)
知る人ぞ知る名酒。
おそらく、マニアックな酒としてはNo,1じゃないかね?
それほど、隠れた酒でありながら、とんでもなく美味い。
流通量も少なく、買える店はほとんど無い。
取扱店であっても、稀にしか入荷しないので、
幻の酒と言っても過言じゃない。
でも、知名度の影響で、お店にあっても一見さんだと気付けない。
逆に、オレとしては、買えたら、コレ以上嬉しい酒は無い。
オレにとっては、3Mと呼ばれる焼酎よりも、断然上。
味でも希少度でも、3Mなんて目じゃない。




57.萬膳庵
原材料:薩摩芋・米麹
アルコール度数:二十五度
有限会社万膳酒造(鹿児島)
相場3255円(1800ml)
萬膳酒造の、もうひとつの看板商品。
俗に、黒と白という風に分類されている芋焼酎に習うと、
萬膳が黒、萬膳庵が白と考えれば良いと思う。
萬膳よりも、まろやかな味わいが特徴。
売ってた酒屋のおススメは、お湯割り。
そうすると、風味も味わいも素晴らしい
冬には欠かせない飲み物になる。
とはいえ、ロックで飲んでも、十分過ぎる程に美味い。
水割りにしても、ロックほど味落ちせずに楽しめる。
理屈抜きに、ただひたすらに「美味い」




58.流鶯 黒麹

原材料:薩摩芋・米麹
アルコール度数:三十五度
有限会社万膳酒造(鹿児島)
相場4000円位(720ml)
萬膳の原酒と言われている。
味は、天下一品。
原酒なんで、ロックがイイ。
これを飲んで美味いと思えないなら、芋焼酎は飲まない方がイイ。
おそらく、世界一美味い。

59.川越
原材料:甘藷(国富町産黄金千貫)・米麹・米
アルコール度数:二十五度
川越酒造場(宮崎)
相場2880円
朝掘った芋を、その日中に83の工程を経て、仕込む。
それゆえ、希少で大人気。
ANAのファーストクラスでも振る舞われているらしい。
厳密には、芋と米のハイブリッド焼酎。
でも、味わい的には「芋」が勝ってると思うので、
芋焼酎として、ココでは紹介しやす。
米焼酎のおかげでなのか、飲みやすさが他の芋焼酎と違う。
芋の風味が、お上品に感じられ、旨味だけが凝縮された様な感じ。
色んな料理に合いそうだね。





60.蔓無源氏
原材料:さつまいも・米麹
アルコール度数:二十六度
国分酒造協同組合(鹿児島)
相場1285円位(720ml)
明治40年に発見され、ほとんど栽培されていない
貴重なさつまいも「蔓無源氏」を使用している。
珍しいお酒ではあるが、だからと言って特筆的に美味いモノでは無い。
ロマンを感じられれば、まあそれなりな味。
でも、何の情報も無く飲んだら、大したことは無い・・・味。
大好きな酒造だけに期待したが・・・残念。








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