121.常陸野NEST BEER WEIZEN
木内酒造合資会社(茨城県)
アルコール分:5.5%
原材料:麦芽、ホップ
なかなか美味しいヴァイツェン。
後味の苦みが、ちょっと強いけど、これは好みの問題。
この位の苦みがあった方が、オレは好き。
バナナ臭もばっちグー。
爽快に飲めて、味わいもある。
良いビールだ。






122.常陸野NEST BEER EXTRA HIGH
木内酒造合資会社(茨城県)
アルコール分:8%
原材料:麦芽、ホップ
通常よりも多くのモルトとホップを使用し、
長期熟成されたビール。
バーリーワインに通づる製法だと思う。
色は、ワインというよりもビールな感じ。
味わいは、超深いが、バーリーワインの様な甘味は無い。
でも、苦みと旨味は強烈!
インディアペールエールとバーリーワインの中間・・・?
ちょっと大雑把過ぎる表現かな?
まあ、なんといっても、美味い!
それに尽きる!
だけど、コレは苦みが旨味に感じられる人向け。
素人さんは、飲まない方がイイ。

123.ゴーヤーDRY
ヘリオス酒蔵株式会社(沖縄県名護市)
アルコール分:5%
これは、ゴーヤー果汁を混ぜてある、名義上発泡酒。
飲んでみたら、なんというか、ちょい不思議な感じ。
不味いワケじゃなく、美味いけど、なんかスパイシー。
ちょっとチリビールに似た感じもある。
ゴーヤー独特の臭みはまったくないが、不思議なスパイシー感がある。
それが、別に不味いってこともなく、まあいいんじゃないか・・・と。
そんな味。






124.スワンレイクエール
株式会社天朝閣 瓢湖屋敷のブルワリー(新潟県)
アルコール分5%
原材料:麦芽、ホップ
ちょっとエールビールとは思えない味わいかな?
日本向けに、スッキリし過ぎてる。
でも、味わいは美味しく不思議に出来上がってる。
ちょっと紅茶の様な味わいもあって、そこにハマるとドンピシャに美味い。
どうやったら、こんな味作れるのかね?
相当に、色んな事にチャレンジしたんだろうなぁ。






125.京都麦酒 蔵のかほり ケルシュ アルト

黄桜株式会社(京都市)
アルコール分:蔵のかほり4%、ケルシュ5%、アルト5%
原材料:麦芽、ホップ
京都の名水「伏水」で仕込んだビール。
蔵のかほりは、清酒酵母で作られたビール。
飲んだ感じでは、美味くない。
グエってなる感じの、不味さがある。
昔の日本のビールは、こういう味だった。
ケルシュは、大麦麦芽と小麦麦芽から作られるのがふつーだが、
これは原材料が、麦芽とホップなので、かなり妖しい。
本来は、ケルシュで作られない限りケルシュを名乗ってもいけなく、
日本のモノは「ケルシュ風」となる。
でもこれは、ケルシュ風にもならない代物。
せめて、上面発酵で作られていることを祈る・・・。
アルトは、ケルシュのライバルとして、現地じゃ有名らしいのだが、
味わいと色合いは別モノ。
これも、本来は上面発酵。
本当のアルトは、ブラウンエール的な味わいと色合い。
ケルシュは、黄金色系になる。
3種共に、飲んだ感想としては、まあ・・・こんなもんか。
大手清酒会社が、地ビールブームに乗っかって手掛けた・・・っていう感じ。
不味いモノじゃないけど、特筆した美味さは無い。
こんなもんでしょう。

126.ビアへるん ヴァイツェン
島根ビール株式会社(島根県松江市)
アルコール分:5%
原材料:麦芽(小麦麦芽含む)、ホップ
松江でも、こんなビール作ってるんだね。
日本国中で、色んなビールが愛される様になっているんだなぁ・・・
なんて、ちょっと実感。
味も、ちゃんとヴァイツェン。
しっかりと美味い。
ややバナナ臭が弱くも感じるが、それは個人差があるとも思う。
オレ的に、ヴァイツェンに求めちゃうのがバナナ臭。
それが、単なる白ビールとの一番の違いだと思えるんだよね。
まあ、なんにせよ、美味い。
後味も良く、素晴らしいヴァイツェン。


127.帝国IPA
合資会社ベアードブルーイング(静岡県沼津市)
アルコール分:6%
原材料:麦芽、大麦、糖類、ホップ、酵母
なかなか美味しく仕上がってる、インディアペールエール。
日本人のお口に合うよう、色々な事をして味を調え、
行き着いた結論がコレなんだと思う。
それほど、巧みに出来あがっている。
それでも、IPAは、飲み手を選ぶビール。
入門者向けのIPAは、オレは好きじゃない。






128.COEDO Beniaka
株式会社協同商事 コエドブルワリー(埼玉県)
アルコール分7%
原材料:大麦、麦芽、さつまいも、ホップ
高アルコールの熟成ラガーに、さつまいもまで添加されたビール。
バーリーワインにも似た味わいで、すんごく美味い。
さつまいものやさしさが添加されたバーリーワイン・・・って、感じかな?
高アルコール、熟成ラガーにしては、400円もしないで買えるので、
すんごくお得感もあるね。







129.ZUMONA BEER Weizen
上閉伊酒造株式会社(岩手県遠野市)
アルコール分:5%
原材料:麦芽(大麦麦芽、小麦麦芽)、ホップ
口をつける前の香りが、すでにバナナ。
飲むと、バナナがすぐ消えて、ヴァイツェンになる。
これは、相当美味い。
これほどのヴァイツェンは、日本製にはありえないと思ってた。
本場に負けない・・・というよりも、
本場のヴァイツェンを日本風に美味しくアレンジした、
最高傑作だと思う。
見つけたら、絶対に買うべきビール。




130.多摩の恵 メルツェン
石川酒蔵株式会社(東京都福生市)
アルコール分:5%
オーストリアのウインナービールを目指して造られたらしい。
元々は、オクトーバーフェスト用で、ミュンヘンで3月に仕込まれ、
夏に熟成させ、10月に飲む。
冷凍技術が無い時代に生まれた技法で作られたモノなんで、
味わいは、色んな意味で素晴らしい。
とはいえ、コレはその技法で作られては・・・いないだろうなぁ・・・。
でも、味わいは間違いない。
なんだろ?ちょっとバーレイワインに通づる感じ。
あそこまではイカないけど、熟成具合の味わいが素晴らしくイイ。
下面発酵ビールでも、こういう味わいがあるんだね。



TOP     えぐった酒TOP     次ページ