71.WELTENBURGER ASAM BOCK
原産国:ドイツ
アルコール分:6.5%
原材料:麦芽、ホップ
日本語的には、ヴェルテンブルガー・アッサム・ボック
分類的には、濃いラガーのドッペルボック。
味は、実にスゴイ素晴らしい!
これぞ、ドイツの最高傑作とも言える。
コクがハンパねー。
深みも、旨味も、苦みも何もかもガツン!
日本のビールには、こんなんありえない。
でも、これぞ王様。
素晴らしい程美味い。



72.アンカー スチーム・ポーター・リバティエール

原産国:アメリカ
アルコール分:スチーム4.9% ポーター5.6% リバティ6%
原材料:麦芽、ホップ
アメリカのアンカー社製3ビール。
中でも、一番左のスチームが有名。
低温発酵させるラガー酵母を、エールビールの様に高温発酵して誕生したビール。
エールの様に軽い口当たりなのに、苦みとどっしり感がある。
エールビールとラガービールの中途半端品の様で、逆に両方のイイとこ取りにも思える。
一瞬飲みやすいのに、後はしっかりラガー・・・みたいな。
面白くて美味しい。
真ん中は、ポータービール。
現在では、スタウトと呼ばれているビールの前身。
18世紀に、ロンドンのポーター(荷物運搬人)が好んで、爆発的に売れた為にこの名がついたらしい。
苦みもコクも、素晴らしいレベル。
それでも、後味にアメリカビールらしいホップな味わいというか、風味が残る。
一番右は、リバティーエールという名。
アメリカの地ビール関係者から「教科書」とされる程の味らしい。
イギリスのペールエールとは、ホップの味わいが全然違う。
でも、そのホップの旨味の後に、苦みがガツンとくる。
ウチの奥さんいわく、お花の様な味わいもあって、すんごく美味い。

73.アンカー ブレックルズブラウン
原産国:アメリカ
アルコール分:6%
原材料:麦芽、ホップ
アメリカのアンカー社のビール。
おそらく、ブラウンエールという分類だと思う。
肩書によると、シトラというアメリカ産ホップをドライホッピングすることにより
シトラスを思わせる複雑で豊かな香りに、
ミュンヘン麦芽とカラメル麦芽を使用する事により
明るく銅褐色で甘く香ばしい味わいに仕上がっている。
この肩書に偽りなし。
高水準で、素晴らしく美味い。
特に、味わいと風味は、完璧というよりは凄まじい。
アンカー社のビールは、間違いない!


74.アンカー オールドフォグホーン
原産国:アメリカ
アルコール分:8.9%
原材料:麦芽、ホップ
アルコール度数が高く、味わい深いビールという意味で、
バーレイワインとも呼ばれている。
1975年に開発された、これぞバーレイワインの発祥。
元祖だけに、やっぱ凄まじく美味い。
ふつーのビールとは、一線を画す代物で、
美味さは別次元。
このビール、ウチの近くで売ってくれよぉ・・・。





75.ESTAMINET
原産国:ベルギー
アルコール分:5.2%
ベルギービールには、珍しいラガー。
しかも、オレの好きなピルスナー。
でも、ピルスナーとしては、ちょっと若い感じかな?
日本のピルスナーに似てる。
オレ的には、もうちょっと濃さというかコクと旨味がぎゅーっと欲しい。
そんで、苦みね。
そういう部分が、全てにおいて若いんだけど、日本のビールよりは遥かに旨味は強い。
逆に、濃さというかコクがイイ感じで押さえられている分、
旨味が強烈なんで、コレを美味いと言う人も多いと思う。
でも、オレ的には、もうちょっとコクがね・・・欲しい。
日本のビールだと、キリンのラガーに近い味かな?
悪くは無いんだけどね・・・。

76.Liefmans
原産国:ベルギー
アルコール分:4.2%
これはもう、完全にジュース。
チェリーベースで、18ヶ月も熟成させて作ったというだけあって、
凄まじいほど奥深い味わい。
単にジュースと言ってしまったが、そんなクオリティじゃない。
とんでもなく、素晴らしいジュースビール。
チェリー以外にも、ストロベリー、ラズベリー等のベリー系を
多種ふんだんにブレンドしてある。
フルーツビールとしては、相当に美味い一品。





77.VEDETT
原産国:ベルギー
アルコール分:4.7%
ちょっと珍しいホワイトビール
グラスに注いだ時に、見事な白さにまず驚く。
そんで飲むと、これまたビックリ。
なんだろ?気の抜けた感じ?
味は・・・?どこ?
苦みも、まったく無い。
なんだろ?
水代わりに、咽喉が渇いた時にくーっと一気飲みするのにイイ感じ。
そうすっと、けっこうな旨味だけが余韻ですんごい残る。
これは、ガブ飲み専用ビール。
銀座の松屋で買ったんだけど、売ってたおっちゃんがすんごい喜んでくれて、
画像のコースターやら、バッグやら、いっぱいくれた。
こういうのって、楽しくて嬉しいやね。

78.MOOSEHEAD Lager
原産国:カナダ
アルコール分:5%
原材料:麦芽、ホップ、糖類
カナダのビールなんて、初めて飲んだ。
旨味も苦みもあるけど、後味の甘味は糖類の影響かな?
でも、バランス良く、日本のラガーに勝るとも劣らない。
日本人向けのビールとさえ思ってしまうほど、
日本のビールと遜色無い味わい。
とっても美味しい。






79.EFES
原産国:トルコ
アルコール分:5%
原材料:麦芽、ホップ、米、糖類
トルコ産のピルスナー
中に入ってる糖類の影響なのか、後味に甘味が若干残る。
でも、ベタつくワケでも無く、嫌味では無い。
コクは少ないが、苦みはそれなりに残る。
口当たりは、あっさり系。
まあまあかな?
日本のビールみたいに、お口合わせに調整されているのが、
オレの好みでは無い。




80.WARSTEINER
原産国:ドイツ
アルコール分:5%
原材料:麦芽、ホップ
これぞ、ドイツの最高ピルスナー。
味は深いなんてもんじゃない。
コクも凄まじい。
苦みもガツンとある。
こりゃあ美味い!
市販品レベルで、こんなモノがあるなんて・・・。
さすがドイツ。
日本の中途半端なビールとは大違い!
ビールを味わう事を知っている国だよね。
「とりあえずビール」・・・なんてふざけた言葉は、
ビール味を知らない国民の言うセリフだよ。

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