愛用時計色々

時計というのは、昔から重宝されてきたアイテムだと思う。
現代では、100円SHOPで売っている様な代物が、
昔は、超高級品だったし、それだけの素晴らしさもあった。
そんな昔の時計や、現代の品なのに不思議な時計を紹介させて頂きます。
でも、完全にオレの好みでのチョイスだし、ビンボーなんで高級品はないから、そこんとこ夜露死苦!

↓「みやび」と書かれた桐の箱。

↓開けるとこんな感じ。

↓時計側だけのUP

↓さらに時計だけUP

蒲田の時計屋さんでウチの奥さんに買って貰ったんだが、「みやび」以外の詳細がまったく分からない。
中に保証書は入っているのだが、時計屋さんのハンコが押してあるだけで、
メーカー名の記載が無い不思議な保証書。
なんなんでしょうか?
でも、モノはすんごくイイ。
裏蓋を開けてみたら「SWISS」の刻印があったんで、なんかちょっと安心かな?
QUARTZ式なんで、使うには便利。
桐の箱の「みやび」の上に2羽の鶴?らしき鳥が画かれているんだが、
この鳥が、文字盤にもいる。
なんなんでしょうか、この鳥は?
時針と分針も、相当独創的で素敵なデザイン。
文字盤色は、不思議なシルバー、これがまた渋い!
チェーンじゃなく紐が使われているのも、また高級和風な感じで素晴らしい。
得体の知れない懐中時計だが、これぞオレ的な珍品な気もする。

↓1900年以前?明治時代?の代物。

蓋の上部の白くなっている部分は、貝の装飾。
アワビかな?
↓蓋を開けると、こんな感じ。

↓上蓋のUP

横書きの文字は、この当時右から左に読む。
つまり、上段の「國西瑞」は、読む場合「瑞西國」となる。
これで「スイス」と読む。
たぶん、スイス製ってことなんじゃないかな?
右側の縦書きは「大日本國横濱」
左側の縦書きは「新九拾番商會」
現代語では、日本の横浜にあった新九十番商会ということになる。
一番下段にある横書きの文字、これの解読には苦労したが、判明した。
左から読むと「トルワンレフルヘイシ」だが、これも右から読む「シイヘルフレンワルト」
当時は、濁点が表記されなかったのか?
正確には、「シイベル・ブレンワルド」
これが会社名。
つまりは、スイスからやってきた日本の横濱の新90番にある会社「シイベル・ブレンワルド商会」
こう訳すのが、どうやら正しいみたい。
商会というだけあって、現代で言う「商社」的な会社だと思ってもイイのかな?
現代では、DKSHジャパンという会社になっている。
この辺は、ググれば分かるんで、興味ある人は検索してみてね。
さて本題の懐中時計

↑ケースの中に2種入っているが、徹底的に調査してみた結果、
驚くべき事に、この2種は別々のメーカー製だと判明!
売ってくれた時計屋のじいちゃんが、無理矢理2個入れたみたいだ。
向かって左側のが、ケースに入ってた代物。
右側のが、無理矢理突っ込まれた代物。
とはいっても、年代はどちらも一緒の頃だと思われる。
↓まずは左側のケースに入ってた本当の品。

↓裏蓋をあけると、こんな感じ。

手巻き式の懐中時計。
これは、前記したシイベル・ブレンワルド商会がスイスから輸入した、
Borel&Courvoisier(ボーレル・クルボアジェ)社製と思われる。
現状、チェーン等は付属していない。
当時から付いていないのか?それともじいちゃんが紛失してしまったのか?分からん状態。
↓本来ケースには入っているはずのない方の懐中時計。

これはネジ巻き式とでも言うのかな?
↓紐でつながれた器具で、本体裏面のネジを巻く。

↓これが裏蓋を開けた状態の裏面。

裏面までもがガラスで保護されていたんで、ちょっとビックリ。
↓裏蓋の色んな刻印。

一番上にある「0.800」ってのは銀製だってことを意味してる。
その下は、会社のトレードマーク。
その下にある「コロン」ってのが、会社名。
これは、横濱10番館に1875年に開業した「コロン商会」
フランス人のコロン兄弟が設立した会社らしいから、
この懐中時計は、おフランス製だと思う。
これらの時計は、「商館時計」とも呼ばれている。
当時、横濱にいっぱいあった商館で、色んな懐中時計が売られていたんじゃないかと思われる。
それ故か?マニアが少ないせいか?
これらの商館時計には、市場価値が無い・・・。
もちろん、熱望しているマニアでもいれば話は別だが、そんな人はまずいない。
だもんで、高値で売れる代物ではない。
そういうところも、実にオレ好み。
こんなに古くて、貴重で、素敵なのに、市場価値が無いんだったら、オレが大事に使うぜぃ!


これは、てっぱくオリジナルの懐中時計!
鉄道は、運転台に懐中時計がセット出来る様になっていたりするモノもあるほど、懐中時計とは縁が深い。
↓しかもコレは、昔の文字盤が採用されたと思われる仕様。

しかもしかも、てっぱくオリジナル。
でも、その割には、意外と安い。
通常、ココまでの仕様で、ちゃんとした懐中時計ならば、どんだけ安くても5000円は超えるはず。
時計の性能次第では、10000円でも安い位。
なのに、この懐中時計は3500円(税別)。
ということは、中身がダメ系な時計の可能性大!
チェーンとかのメッキも、雑な感が否めない・・・。
おそらく、数年後にボロボロしちゃうだろうなぁ。
まあ、そうなってきたら、容赦なくガンガンに使うとしよう。

↓これがなんだか分かるだろうか?

「NY FOSSIL」ってブランド名なのかな?
そういうのは、オレちょっと興味ないんで・・・よく分からんね。
このコーナーで紹介している以上、腕時計であることは分かってもらえると思う。
↓文字盤のUP

表面には、斜線が引いてあり、その先端に数字がある。
表面下部にはAM・PMが表記され、その間には東西南北を示す表示がある。
これがなんなのか?
分かった人は、エライ!
これはですね、腕時計としてはかなり珍しい「日時計」です。
↓サメの背ビレみたいなモノの影で時間を表示する仕組み。

もちろん、晴天時の日中しか使用できない。
なので、時刻表示もAM5時からPM7時まで。
元々、それほど正確ではない上に、腕時計にしてしまうと角度でだいぶ時刻がずれてしまうので、
正確な時刻を知ることは出来ない。
「だいたい2時頃じゃない?」という感じで分かる程度かな?
そんな程度に時間を感じればイイと思う時には、コレ以上ない楽しい時計で、すんげーお気に入り。
日時計を腕時計にした、その発想がイイね。
素晴らしく楽しい。

↓Zippoマニアにはお馴染みかもしれない。

Zippoの中に時計が仕込まれている。
↓こんな感じで、横にスライドして広がる。

閉じると、普通のZippoみたいになる。
バックライト付きで、青く光る。
8400円と、けっこうお高いのだが、新潟のおもちゃ屋で売れ残っていた品で、
在庫処分価格2000円でGET出来た!ラッキーじゃ!
刻まれている絵柄は、FISH!
たぶん、サーモン系。
たまたま売れ残っていたのが、こんな柄だってことが、
とっても不思議な巡り合わせで、嬉しく思う。

↓オレが愛用してる腕時計

テクノスというメーカー製。
昔(1970年代)は、スイスの高級腕時計として、TVのクイズ番組では定番の景品だった。
「スイスの高級腕時計、テクノスをあなたに」みたいな・・・ね。
そんな高級腕時計だったテクノスは、現在まったくの別会社に変貌を遂げているみたい。
そのへんは、ググれば分かると思うんで割愛。
この時計は、クロノグラフという、アナログなストップウオッチ機能が付いている。
大きなムーブメントの中に、3種の小さいムーブメントが搭載されているのが、
画像からも分かるかと思う。
この3種の小さいムーブメントの配置が、隠れミッキーの様にも見えるのが、オレのお気に入りな理由の一つ。
ミッキーの顔にあたる部分のムーブメント、ココがストップウオッチ機能を始動した時、秒針の役割を果たす。
向かって左の耳部のムーブメントが、分針の役割。
分針は、60分まである。
コンマの世界までは分からないが、秒の世界は測定出来、0秒〜60分まで測定出来る。
現代では、曖昧過ぎる単位でのストップウオッチ機能は、あまり用途が無いように思えるが、
こういう珍機能は、オレのど壺!
最高に素晴らしいと思う。
ちなみに、向かって右の耳部のムーブメントは、24時間計を表しており、
この画像の場合、メインムーブメントは「10:27」を表示しているが、
向かって右耳の小さいムーブメントを見ると、22:27だということが分かる。
そんな表示がなくても、今がAMかPMかなんてのは、よっぽど大ボケじゃない限り分かると思うので、
こんな表示も必要無い・・・とも思う。
でも、そういうの大事。
オレにとっては、スーパーな珍機能だと思う。
この時計は、その昔、TVのクイズ番組を利用して、日本でだけ腕時計の高級ブランドとして
ちょっと有名になったメーカーの、現代ではそんなに高級じゃない時計で、
現代では必要の無い珍機能を搭載し、隠れミッキーまでもいる。
完全にオレのど壺な、最高の愛用腕時計なのさ。

↓一時期大ブームだったG−SHOCK

戦車が踏んでも壊れない!という宣伝文句に釣られ、いつかは買いたい時計であったが、
2012年の結婚記念日に、ウチの奥さんからプレゼントして貰っちゃった。
細かい仕様はよくワカランのだが、ソーラー電波時計で、気温と方位が分かるスグレモノ。
アウトドアが主体のオレには、一番合っているね。
色合いも「黒金」という、ラパラでは定番な色。
すんげーかっちょいいけど、なんか使うのもったいない気もしちゃう今日この頃・・・。

↓ウチの奥さんからのサプライズプレゼントでーす!

誕生日じゃ無いのにプレゼント・・・、ディズニー風に言うと、「Happy Un Birthday」
コレは、ランドにあるトランプのレストランで、裏メニューなケーキのプレートに書かれてるフレーズ。
なんでもない日おめでとう・・・みたいなね。
かつて、ディズニーのTwitterじゃ、このセリフをとんでもない日につぶやいて炎上したこともある・・・。
まあ、そこはご愛敬ということで、悪意があっての事じゃないのだから、大目に見てやってちょうだい。
ところでこの時計、なぜにサプライズしてくれたのかというと、お値段がお手頃だったらしい。
確かに、単純構造で、高価なパーツが使われてるワケじゃない。
↓バンドは、イイモノに見えるけどね。


↓裏にも、「海軍航空隊」の刻印がある。

しかも、1980と年号と思われる刻印まで・・・。
まあ、製造年じゃないことは間違いないから、何の年号なんだろ?
一見、古っぽい時計にも見えるから、製造年と勘違いすることを狙ったのかな?
おそらく、使い込むと金属劣化が始まり、2〜3年程度で破損や故障が出まくると思われるが、
それまでの間、楽しみながら使い込んでみたいと思う。

TOP     えぐったおもちゃTOP