111.洋食 勝乃屋(石川県金沢市)

金沢名物の「ハントンライス」。
それを食せるお店は、金沢市に数店舗あるのだけど、我が家のお気に入りは「洋食 勝乃屋」さん。
なぜかって・・・、駐車場付きで、行きやすかったんす。
つまりは、他店では食したことないんで、比較は一切できないのだけど、ココのを一口食べて大ファンになってしまったのさ。
訪れた2022年の夏は、コロナの最盛期でもあったんで、幸いな事にテイクアウトをやっていてくれた。

↓2種のハントンライスをお持ち帰り!

コッチは、ガルボライス仕様のトンカツハントン!
そんなのも、あったのねー!
トンカツにオムライスなんて、ウチの息子のツボでしかないな。

↓輸送でグチャグチャになってしまった・・・。

もはや、原型を留めてないハントンライス。
でも、味は間違いないぜ!

↓トンカツでガルボライスのタイプ。

コッチも、メタクソ美味いやん!
勝乃屋、グレイト素晴らしい。
金沢へ行ったなら、絶対に寄るべきですな。


112.木造駅舎(青森県つがる市)

JR五能線の木造駅は、こんな遮光器土偶に支配されとる!
その高さは、17mなんだとか。
目を点滅させて、電車の発着をお知らせする「いらっしゃいビーム」を放つという技まで持ってる。
その技は、一時苦情によって封印されたらしいのだが、LED化して多彩な色を放つようになり、
その後は苦情も無い・・・みたい。
とにかく・・・、金の無駄というか、何のために、ここまでやったのか?
その意義が、残念ながら伝わってはいない。
駅の利用状況も、年々減少しているらしいので、もっとPRが必要なのかな?

↓もう一つのウリが、コレ。

太宰マニアを誘致出来るように、何か工夫が必要だよね。
こんな看板だけで済ませるんじゃなくて、太宰好きの聖地となるべく、
もっと人を引き付けられる様、色んなアイデアを駆使する必要があるなぁ・・・。
遮光器土偶を作るのは、それからでも遅くは無かったと思うよ。

↓駅の目の前に、こんなレトロな建物があった。

元々歯医者さんみたいだけど、もう営業はしてないみたいだね。
ただ、この建物は、重要文化財クラスの代物だと思うよ。
こういうのも、人を呼ぶのに活かせたらエエのにね。
なんだか、もったいない事だらけで、全てを整えてから、作るべき土偶だったかな?


113.八食センター(青森県八戸市)

けっこう巨大な施設で、鮮魚、総菜、乾き物、酒、お土産など、色んなモノが売ってるけど、
とにかく鮮魚スペースが、巨大で大充実。
さらに、多彩な食堂もあれば、買ったモノをその場で七輪で焼いて食べることも出来る。
↓その場で、ちょい喰いも出来る。

ぶどう海老なんて、東京人のほとんどが食したことないんじゃないかな?
その存在すら、知らない人の方が多いかも?

↓フグの天ぷら、安っ!

関西圏でも、安く買えるお店はあるけど、ココは青森やでぇ。

↓ホッケが、刺身で喰えるなんて・・・。

たぶん、東京人には信じられないと思うよ。
ってか、生で食べた経験者なんて、ほぼいないだろうね。
コレが、想像を超える美味さ!
なんだろ・・・、旨味がスゴ過ぎる感じかな?
白身で、これほど旨味がある魚って・・・、他に無いぞ。
ヤバイ・・・、これほど美味いとは思わなかった。
ホッケは、焼きも干物も美味いけど、刺身は別格だ!
なかなか食せる機会は無いだろうけど、見っけたなら絶対に喰った方がイイ。
それほどまでに、ハンパ無く美味い!

↓まさかのフジツボが売ってる!

海釣りしてると、そこいら辺で見かけるもんだが、食材としてコッチでは売ってる。
しかも、コレで1000円。
他店では、同じボリュームでもっと高かったから、相当な高級食材。
珍味として提供する高級料亭もあるのだとか・・・。
東京まで、だいぶ距離があるんで買うのを躊躇ったが、バリバリに活きがイイんで大丈夫。
10時間掛かって東京に帰ってきても、全然生きとりました。
もちろん、その後は塩茹で・・・。
味は、海老と蟹を足して2で割ったような味で、美味しい以外の言葉は無い!
フジツボが・・・、こんなに美味いなんて。
信じられん。
スゲーな、八食センター。
東京人には、衝撃の連発でした。


114.虹のマート(青森県弘前市)

個人情報だとかセキュリティに、やたらとウルサイこのご時世なのに、駐車場では、駐車券と引き換えに車の合鍵を預けるという、
イマドキではちょっと信じられない方式が、いまだに生き残ってる、なんとも風情あるスポット。
弘前で、鮮魚、総菜、乾き物を買うなら、迷わずココへ来るべし!
↓色んなお店が、所狭しと並んどります。


↓エエ雰囲気やぁ。

ココで、絶対に買うべきおススメ品は、「イカメンチ」。
今はアッチコッチで売ってるけど、ココで売ってるイカメンチが一番美味い!
↓虹のマート内2店舗で売っている。

どっちも美味いんだけど、敢えて選ぶのであれば・・・、オレは右側の
↓キャベツがたっぷり入ったタイプの方が美味いかな。

でも、どっちも美味いから、両方買って食べ比べする方が楽しいね。
ちなみに、現地語では濁って「イガメンチ」となる。

↓目の前で焼いてた、野菜オムレツ。

コレが・・・、焼きたて喰ったもんだから、メチャクチャ美味い!
↓中身は、こんな感じっす。

しらたき他、色んな具材が味付きで入ってて、メチャンコ美味い!
マジで、100個買ってくりゃ良かった・・・って、思うほど超絶美味い。
目の前で焼いてる風景からして、ハンパじゃ無く美味いと妄想してたけど・・・、それ以上やぁ。
さらに、ウチの奥さんが熱望してた「ほっけのフライ」もGET!
北海道に行かなきゃ喰えない・・・かと思ってたが、意外と青森でもあるのだね。
さらに、マスのフライや、はんぺんに納豆を挟んだフライもお買い上げしたのだが、その全てが美味い。
虹のマート最高過ぎる・・・。
ココだけで、十分過ぎるつまみが揃う上、安くて美味い。

↓こんなスペースもあった・・・。

ピカチュウが居るって事は・・・、現在進行形で活きてるスペースなのか?
動かなくなって、隅に追いやられてるワケじゃないよな?

↓お買い物すると、こんなシールが貰えちゃいます。

なんだか・・・、嬉しいよねぇ。
昔は、東京の商店街でも、こういうのあったよなぁ。


115.観音屋(兵庫県神戸市)

ケンミンショー等で取り上げられて、ご当地じゃ知らない人はいない程の有名店。
デンマークチーズケーキという、他では聞いた事も無いタイプのチーズケーキがウリ。

↓こんな宣伝文句。

とにかく、色んなメディアで取り上げられ、大絶賛の嵐だったんだとか・・・。

↓中身は、こういう感じ・・・未開封状態ね。

要冷蔵タイプで、350円とお安い。
食べる時には、レンチンかトースターで温めるのが必須!

↓半分食べた後に、撮影してなかったことに気づきました・・・。

スフレチーズケーキの上に、ガチのチーズがのってるという不思議なタイプ。
温めることによって、上のチーズが溶けだすとベストな状態。
味は、すこぶる美味い!
甘い&チーズのしょっぱいで、不思議な味わいだけど、色んなチーズを堪能してる感じにもなって、実に美味い!
すべらない神戸土産は、ダテじゃないぜ。


116.丹波屋(大阪各地)

大阪で和菓子を買うなら、ココ以外ありえない。
東京人には、馴染みのないタイプの和菓子も多く、買ってみるとその全てが美味い!

↓こんなん、ウチの奥さんがチョイス。

夏団子という名の限定品らしい。
アオミドロみたいなのは、コケじゃなくて抹茶味ね。
そこに、きな粉も混ざっていて、団子がモッチモチ!
食感と軟らかさが、実に素晴らしい!

↓コレは、最高に美味かった!

箱蒸しという名前だったね。

↓黒糖味の蒸しパンに、餡子が挟んである。

餡子が甘過ぎないんで、黒糖が際立つようになってる。
コレは、素晴らしく美味い、リピート間違いなしだ

通算3度目の来店で、。
↓お目当てのコレが、やっと買えたぜ!

もはや、スーモにしか、見えないコケ玉・・・。
マリモにも見えるのだけど、コレが大阪名物「青海苔のおはぎ」。
そんなん・・・、他地域じゃ、絶対にあり得ない。
ただ・・・、大阪でも定番商品と言われながら、そうでもない現実があって、過去2度の来店時には売ってなかったんす。
ウチの奥さんが尋ねてみたら、「お彼岸の時しか売ってない」と言われたのだよ。
なんじゃそりゃそりゃ?
定番商品だったら、通年売ってるべきでしょ。
お彼岸にしか売らないのだったら、それはもう限定品じゃん!
なんそれ?
そんな疑問を抱きつつ、三度目の来店(2022年10月)で、やっと出会えた!
しょっぱい甘い・・・を繰り返すので、美味しいという評判もあったが、そんなことは無い。
青海苔好きなオレには、「アリ」な味だけど、おはぎが好きな人にとっては、クソ不味いかもしれん。
それほどまでに、意見は割れると思う。
おはぎと思わず、青海苔の不思議な食い物だと、最初から認識して食べれば、青海苔好きには理解できる味と言える。
ただ・・・、青海苔が喉にダイレクトインしてくるから、咽るがね。
でも、とても珍しくて面白い。
大阪人は、色んな意味でセンス抜群だね。


117.テンホウ(長野県各地)
長野のご当地スーパー「TSURUYA」で、
↓ウチの奥さんが、こんなん見っけた!

みんなのテンホウ・・・って、知らんがな。
信州のソウルフードとあるけど・・・、どこにあるの?
何度か長野には来てたはずだけど・・・、初めて聞いたなぁ。
というわけで、スマホで調べてみたら、近くにある事が判明。
まだランチはしてなかったから、
↓行ってみた。

13:40頃に着いたのだけど、意外と混んでるね。
初体験のウチの息子が警戒し始めて、ちょっとキレそうになったタイミングで、運良く席へ通して貰えた。
危なかった・・・。

↓テーブルによくあるヤツ。

注文したのを待ってる間にやってみたが・・・、難しすぎて解けん!
ガチのヤツやん!
お子ちゃま向けじゃないんかーい!

↓色々と凝ってるなぁ。

このゆるキャラの解説や、さっきの間違い探しの回答は、サイトにあるみたいだね。

↓野沢菜餃子。

さすが、こんなトコにもご当地色が溢れてる。
キワモノかと思いきや、スンゲー美味い!
ナニコレ?

↓ウチの息子は、醤油ラーメン。

コレで、たったの480円(税込)。
信じられん、安さと美味さ!

↓辛口タンタンメン。

キムチとかも入って、不思議系な感じでありながら、しっかりと辛くて美味い!

↓コレが噂のテンホウメン!

一口でビックリ!
メチャンコ美味いやん!
チャンポンに通づる味わいなんだけど、もっと深くてすこぶる美味い。
なるほど・・・、コレはハマるな。
リンガーハットでチャンポン喰うよりも、テンホウでコレを喰う方が大正解だ。
我が家は、この手のご当地でだけ流行ってるB級グルメが大好きなのだよ。
今後も長野に来たら、活用したいね。

↓さらに、ウチの奥さんがレジ横でGET

あの越後製菓とのコラボ品!
そりゃ、正解でしょ。
フワフワ、サクサクの触感で、よくぞこんな煎餅を作れたなぁ。
そこに、テンホウ麺の味。
つまりは、長崎ちゃんぽんに通づる味わいで、すこぶる美味い。
単なるラーメン屋さんのオプションレベルの味じゃないから、長野名物として、各観光地やスーパーで売れば良いのにね。
なんか、もったいないなぁ。


118.お食事処 おさない(青森県青森市)

2023年に訪れた際、お店に着いたのは開店時刻の11時前だったのだけど、もう営業してた。
青森県内のこういうお店だと、ネット情報で11時開店となっていても、それよりも早くから営業してる事が多い。
きっと、それが青森クオリティなんだと思う。
お店の用意が出来たのなら、時間なんて関係なくオープンする。
チェーン店や、東京の気取ったお店じゃ、考えられないのだろうけど、人間味あふれるお店だったら当たり前のこと。
朝早くから畑仕事をして、腹を減らしてる人がプラっとやって来れる時間は、早いほどありがたいのだよ。
かつては、東京でもそんなお店があったよなぁ・・・。
↓メニュー。

全員、中華そばと決めてたのだけど・・・、魅惑なメニューが多過ぎる!

↓蕎麦も多彩だけど・・・、けの汁がラーメンになっとる!

それも、620円だなんて・・・安いなぁ。

↓やっぱし、ホタテがウリだよねぇ。

シーフードカレーじゃなくて、ホタテ限定っていうのが、実に素晴らしい。

↓うな丼も、安くね?

中国産かな?

↓青森オリジナルラーメンも、多彩にある!

やはり・・・、煮干しラーメンは食さねば。

↓定食も、充実してるなぁ。

コレは、ずいぶんと豪勢だ!

↓むつ市の名物、貝焼きも押さえてるね。

ココ1軒で、青森名物が色々と食せる。

↓でもやっぱ、煮干しラーメンでしょ!

なんせ、コレがお目当てで青森まで来てるのだから、頼まない手は無い。
ココのラーメンは、出汁が煮干しなのだろうけど、後味に残るドンコの方が強い。
東北は、ドンコ出汁も盛んに使われているのだが、煮干しと合わせたのは初体験だね。
これはこれで、不思議に美味しいスープとなってる。

↓ウチの息子も、煮干しラーメン。

普段は、同じメニューを連発するとキレるのに、毎日煮干しラーメンでOKとなってる・・・。
それほどまでに、ウチの息子も大好きなのだよ。

↓はらこ飯の魔力には、勝てなかった・・・。

コレで、1100円なのだけど、汁を250円プラスで「けの汁」に変えてもらった。

↓そりゃあもう、美味いぜよ。

イクラが、プッチプチ。
ウチの息子も、ちょっと強奪していきました。

↓コレが、けの汁。

具材がみじん切りになった、けんちん汁みたいな感じ・・・と言えば、伝わりやすいかな?
オレは、青森に何度も行ってたのだけど、初体験だった。
後で母ちゃんに聞いたら、冠婚葬祭じゃ定番メニューで、そういう時には大量に作るらしい。
きっとオレも、じいちゃんばあちゃんの葬儀の時とかに食してるはず・・・なんだけど、酒を飲み過ぎちゃってたんで、全然覚えてない。
もったいないね。
そういえば、青森は葬儀スタイルも東京とは別。
なんせ、先に焼いちゃうし、それからお通夜と葬儀。
夜は、朝まで大宴が納骨までの数日間毎晩続く・・・。
スゴイもんだよね。
でも、形式にとらわれ過ぎてる東京と違って、温かくも騒々しいのが、オレには楽しくもあり、寂しさなんてのは感じる暇が無かった。
すんごく、羨ましくエエ事だなぁ・・・って、思えたなぁ。
さてさて、話は逸れてしまったが、こんだけ喰っても、お会計は2450円!
煮干しラーメンは、夜だと670円なのだが、ランチでは550円なんだと。
だもんで、ラーメン2杯と、はらこ飯が1100円と同じ値段で、けの汁変更代250円がプラスされて、総額2450円でした。
全員ラーメンだったら、1650円だったのか・・・。
スゲー安さだな。
東京の1杯1000円超えるラーメン店にも、見習って欲しいもんだ。


119.銀水食堂(青森県弘前市)

これぞ、昭和の大食堂・・・。
時はもう既に令和(2023年9月)で、この雰囲気・・・、ただモノじゃねー!

↓一応、サンプルあるけど・・・。

変色が激しすぎるので、意味は成してない・・・けど、お値段は分かるね。

↓洗面所が昭和!

まだ、こんなのが残ってるなんて・・・。

↓もちろん、トイレだって昭和。

でも、水洗なのがスゴイ!
地域によるけど、青森県内には、まだまだボットンも健在です。
弘前市内だと、水洗が発達してるのだね。
ただ、和式が主流・・・だと思う。
ホテルは、ちゃんと洋式だったけどね。

↓窓が・・・、ホントに昭和だなぁ。

もはや、この窓枠に合うガラス、売ってないんじゃないのかな?
奥の窓は・・・、壁に埋まってませんか?
どういう構造なんだろ?

↓中華そば、ヤバ過ぎ!

コレで、たったの470円!
信じられん!
もちろん、煮干し出汁なんだけど、強く昆布も感じられるほど、Wの出汁が効いてる。
すんげー美味い!
オレとウチの奥さんは、中華そばにしたのだけど、ラーメンばかり続いてるから、ウチの息子には、
↓オムライスにしたのだよ。

もちろん、大喜びで飛びついてたけど、ラーメンも食わせろー!となりました・・・。
だもんで、オレと半分こした。
どんだけ、津軽ラーメン好きなんだ?
毎日でもOKやん。

↓さらに、半カレーも頼んでみた。

甘口なのに、コクがあって美味い!
甘さも、リンゴで出してる感じだなぁ・・・。
実に素晴らしい。
このお店、ヤバ過ぎだ。
絶対にリピート間違いなし。


120.しおで(青森県八戸市)

昭和58年創業、志那そば一筋、無添加にぼし味、しおで!

↓しおで・・・という店名だが、支那そばは醤油味。

もちろん、塩ラーメンもある。
他に、お店オリジナルの「えんぶりラーメン」というのもある。
それは、支那そばにラー油が入って、色んな具材が入った、挽肉の無い台湾ラーメンみたいな感じ?
まあ、喰ってないので、なんとも言えんのだけど、見た目はそんな感じだった。

↓我が家は、全員支那そばです。

津軽だと、中華そばという事が多いけど、コッチでは支那そばなのかな?
中華そばってのも、「支那」という言葉を嫌う人がいるのを配慮して、「中華」になったと言われているね。

↓さすが・・・、昭和58年創業の味だ。

チリチリ細麺、煮干し出汁、カチカチ系のチャーシュー・・・、それこそが、オレの求める津軽ラーメン。
あとは、ナルトとラーメン麩が入ってると、最高だね。

↓2023年の青森旅で食べた中では、一番オレの求める津軽ラーメンに近かった。

もっと、煮干しが強くても良かったね。
また1年以上は、このラーメンが食せないのは・・・、残念だなぁ。


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