タックル鑑定団

ここは、みんなから問い合わせがあった「タックル」の鑑定&調査をするコーナーです!
鑑定なんて偉そうなことを言っちゃいるが、あくまでもオレ的な鑑定なんで、基準は「オレ系」です!
高額物件には、全然興味無しです!
なぜか?
えぐりってのは、B〜C級タックルで、当時の価格ってのが前提だからね。
そういうアイテムで、オレのツボ的なアイテム夜・露・死・苦!です。
とりあえず、鑑定&調査して欲しいタックルは、メールでお願いします!
TOPの一番下にある[MAIL]ってかいてあるバドをクリックすれば送れます!
ウイルスは、やめとくれ!まだまだパソコン初心者なんで、対策方法知らんのさ!
というわけで、鑑定&調査の依頼、じゃんじゃんバリバリ夜・露・死・苦!

12.再々々◆☆唖飢螺☆◆さんからの調査鑑定依頼

またまたまた‥
リサイクル屋で謎のルアーを発掘してきたのですが‥
一つめのウッドルアーは‥
アイの位置も怪しいし‥
ボディに対してデカ過ぎるストロングフック‥
意味不明な反射板‥
プレッツのパチモンはシール目でラトルin♪
コーモ様なのでしょうか!?(^^;)
ってなことで、一つめ、わかりましぇん!
なんだろね。
アイの位置が不思議。
トップウオータープラグなのか? ジャークベイトなのか?
昔あった、リョービのバスクルーダーみたいなルアーなのかな?
このカラーは、フレッド・アーボガスト的なカラーにも思えるが、パクリかな?
ウッドルアーってことも、すごいね。
古いモノなのかな? そうは見えんが・・・
ギルモア? グリフィン? オザーク? ストライクキング? もしかしてチャブ? それとも単なるパチ?
う〜ん、謎じゃ。
反射板は、シールかな?
もしかすっと、後から貼ったものなのかもね。
フックも、たぶん交換してるでしょ。
まあ、でも海外製だと、フックサイズがおかしいってのは多々あるから、なんとも言えんな〜。
二つめは、間違いなくコーモラン。
これは、オレも持ってる。
確か、2〜3種のルアーと一緒に、入門者向けセットみたいのに入ってた。
初期型のパクリブレッツは、本物と勘違いされることも多く、
OLDタックル取扱店なんかで、ブレッツとして売られてることもしばしば。
こいつは、後期型とでも言うのかな。
シール目になって、塗装を厚塗りにしたせいか凹みが消えて、役に立たないラバーがテールフックに搭載。
唯一、初期型の特徴というか、パクリだった象徴が、リップの網目模様。
これが、コーモランの証! だね。
ちなみに、初期型コーモランブレッツのキーホルダーは、
こんなの↓

本物との決定的な違いは、目玉の色。
白目部分が、青いと本物。
他の色だと、コーモラン。
厳密には、プラスティックの原料とかも違うと思うが、まあ、その辺はどうでもいいっしょ。
ブレッツは、かなり楽しいルアーだよね。
本家でもパチでもいいから、ぜひとも、復刻してもらいたいもんだ。

11.再々◆☆唖飢螺☆◆さんからの調査鑑定依頼


またまた鑑定お願いします!
依頼の品のこのクランクベイト…
バスカラーのやつが我等がコーモなのですが…
白いやつがコーモをパクったのか…
はたまたコーモがパクられたのか…(笑)
まさかコーモをパクるメーカーは存在しないと思いますが…笑…
どちらが本家なのか…謎説きお願いします!
ってなことで、謎解き。
この特徴的な飛び出た目玉!
モチーフは、ストームのウイグルワートか?
それとも一回り小さいピーウィーワートか?
なんなんでしょうか?
ぶっちゃけて、知りましぇん!
↓オレも持っているんだけど、このなんですかコレ?
SPORTSMANPLUGって、パッケージには書いてあるんだけど
このパッケに入った、他種のルアーがあったんで、ルアー名じゃないみたい。
コーモランのルアーってのは、100%パクリ商品が多数なのに、
このルアーだけは、なぜか? 目玉飛び出てるんだよね〜。
なんでだろう?
市場に出回ったのも、どっちが先なのか?
コーモのような気もするが、どっちも昔からあった気もする・・・。
そもそも、SPORTSMANは、なんてメーカーが作っているんじゃー。
まあ、結局なんもわからんので、こっからは、オレの妄想説をちっと紹介。
妄想その1:コーモラン海外輸出品説。
コーモランは、けっこうビックリなことに輸出してる。
十数年位前のルアーブームが起きる前は、今よりも
ルアーメーカーも、ルアー専門店も、全然少なかった。
そんな時代では、今では「えっあのメーカーが!」
って思えちゃうメーカーでも、ガンガンに輸出してた!
なので、その輸出仕様だったモノが、あぶれて市場に出回ったパターン。
ヨーヅリのルアーだと、けっこうこのパターンがある。
妄想その2:下請け業者は一緒説。
ルアーメーカーによくあるパターンで、製造は下請け会社がやってたりする。
俗に言う、OEMってシステムね。
過去に、ZEALがメガバスに発注して作ったルアーなんてのもあったりする。
こういうルアーってのは、どっちのマニア向けなのかな?
ちっと、話がそれてしまったが、このルアーも、コーモランのOEMで作ってた会社が、
他社の注文も受けて、色変えて売ってたよ、ってな妄想。
妄想その3:間違えてコーモランパクッちゃった説。
その昔、日本のルアーメーカーが、海外製のルアーをパクリにパクッた、いい時代があった。
ダイワもシマノもオリムピックもリョービも、み〜んなパクリまくってた、最高だった。
そんなパクリを、日本からの依頼でか? それとも自らの意思でか?
その辺は不明だが、やってる国がアジアにある。
その国の製造会社が、パクる際に間違えて、コレを入れてしまった説。
そんなわけあるかーい、って気もするが・・・。
そんなワケで、このルアーの詳細は不明。
オレの妄想説に正解があるのかないのかは、永遠に不明だと思う。
コーモランのルアーってのは、昔はそんなに激しく出回ってなかったのだが、
1990年代のバブル時に、なぜか? プチコーモランブームみたいのがあって、色んなSHOPに、
1980年代のデッドストックみたいのが、大量に出回りまくってた。
数年前には、有名な中古釣具チェーン店なんかにも、ゴロゴロあったが、今はどうかなあ?
えぐっていても、昔のコーモランルアーって見かけなくなった。
そんだけ、こんなルアーにでもマニアがいるんだなーって体感してる。
数年前からは、ブランド名もコーモランだけじゃなくて、VIVAってのも用意されて、
コーモラン自体も、たいぶ変貌しちゃったね。
まぁ、あの当時許されたパクリも、現代だと問題になっちゃうのかな?
だんだんと、住みづらい世の中になっていってるなぁ。

10.再び◆☆唖飢螺☆◆さんからの調査鑑定依頼

「かなりしょぼいドールアイ&リフレクター入りの無名ルアーと、
バングオースピナーはシングルスイッシャーだったと思いますが…
Wスイッシャーも存在するのでしょうか…因みにお腹には『Bang-o-lure#4』と記されてます。
ドールアイの方はメーカーと名前が知りたいです。」
てな、ことですが、まずはバングオー。
Wスイッシャーは、過去にフジ釣具が特注で作ったモノが存在しているはず。
但し、ボディは、もっとロングなヤツで、当然リップも付いてない。
鑑定品は、ボディもファットだし、リップも付いてるから、
元々は、シングルスイッシャーのモノに、誰かが、改造してつけただけでしょ、たぶん。
スピナーテール・バングオー(バグリー)は、その昔、H内藤さんが編み出したルアーだった気がする。
バグリー所属時代に、当時の社長と同船して、一緒に釣りしてた時、自分のバングオーにだけ
プロペラ付けて、釣りまくってたら、社長が「そのルアーはなんだ?」みたいなことになって、
即商品化されたとか・・・、そんな話だった気がするが・・・、適当ぶっこいちゃってるかも・・・。
昔のバングオーは、ラパラのフローティングミノーの様に細身。
でも、1990年代後半頃?から復刻?されたモノから、ファットなモノも登場し、サイズも色々になったと思う。
この鑑定品は、明らかにこの時代のファットなモノ。
この当時に、ダブルスイッシャーのバングオーがリップ付きで売ってたなんて聞いたこともない。
もしかすると、製作エラー品か、どっかのSHOP特注ってのも考えられなくもないが・・・、
まあ、誰かがフロントにも付けちゃった、単なる改造品でしょ。
続いて、変なの。
これは、オレ的には、実にナイスなルアーだと思う。
詳細は不明だけど、たぶんマーベリック(ゴールデンアイ製)のパクリだと思う。
通常のミノーと違って、テールフックが、お尻の最頂点に付いてないのがマーベリックのミソ。
昔のマーベリックは、よどんだ反射板に、手書きの赤いエラ、白目部が黄色(ゴールデン?)なのが特徴。
1990年代後半頃に復刻されたモノは、目玉がシールだったり、赤いエラがなくなったりしてる。
でも、よどんだ反射板は健在なんで、キラキラした反射板が内蔵されてる鑑定品はパチモノでしょ。
本物のマーベリックよりも、ややシェイプが細い気もするね。
目玉は、どうなんでしょ?
これが純正だったのか? それとも誰かがあとで付け替えたのか?
ちっと、謎だね。
この目玉は、黒目が動くからオモロイけど、ぶつけるとすぐに壊れるから最悪!
ハンドメパーツとしては、稀に売ってるけど、このルアーに元々ついていたのなら、
こんな目玉をつけてる市販ルアーを、はじめて見たかも・・・。
搭載してるフックが、けっこうイイモノだから、コーモラン製ではないね。
メーカーと、正式ルアー名は、たぶん永遠に不明・・・。
最近のパチモノは、中国製、韓国製、香港製などなど、
色んなバージョンがあり過ぎて、正しいルアー名もメーカーもクソもねえ!って感じ。
昔のコーモランの様な、由緒正しきパチメーカーはもう存在できない時代なのかなあ。

9.†全国裏☆軍団†陸奥恥部のセクハラ釣り師◆☆唖飢螺☆◆さんからの調査鑑定依頼

以前オークションで入手した猿顔ルアーなのですが…メーカーも名前も不明なんです(>∵<)
内部にはラトルも一つ入ってます。
ってなことですが、こりゃあ、たぶんダイワのコネリーU・・・に見えるけど、
リョービの可能性が高いかな?
クランキーシリーズの一種で、クランクとして売られてたモノに似ている。
正式名が、定まっていたのかさえも妖しいルアーだったね。
ただ、コネリーU説も捨てがたい。
リップが樹脂製だし、ラトルが1個入ってるってとこまで同じ。
コネリーUだと仮定した場合、アユカラーってのは最終生産期頃のカラーだったんじゃないかな?
↓こういう風に、背中に「ConneryU」のロゴが入っているはずなんだけど、

入ってないので、リョービ説が有力かな?
サイズも、小さく見えるもんね。

ちなみに、初代のコネリー↓は、金属リップ。

パチモノも、ほとんどが金属リップ↓。

昔のシマノルアーにあった、シャンクノーズってヤツや、ヘドンのリバーラントも金属リップ。
角度が変えられる、珍機能を有したABUのハイローも金属リップ。
樹脂製ってのは、リョービとダイワのコネリーU以外にあったのかな?
この形状のルアーは、確かパイクがモチーフだったような気がする。
OLDルアーにすんごい多い形状で、一体何社がこの形状のルアー作ってんの?って感じ。
OLDタイプには、9cm以上の大型サイズが多いんだけど、
日本のメーカーが、その昔パチったのには、小さいのが多いね。
なんでだろ? 不思議じゃ。
昔の大型タイプは、金属リップを外して、バイブやペンシルや沈むペンシルなんかに改造して楽しんだモノ。
この小さいのは、あんま改造価値もなかったような気がする。
どういう時に威力を発揮するのか? いまいちよくわからんルアーで、
カテゴリー的にもシャロークランクに分類すると正しいのか? いまいちよくわからんね。
でも、オレは、けっこう好き。
全然釣れないけど、オレは好き。

8.茨城のK田さんからの調査鑑定依頼

今から約10年前に、自称「タックルハウスの社長の親戚」という知人から貰った物なんですが、
試作品か失敗作を大量に貰ってきたということで、分けてもらった物なんです。
なんと言う名前のルアーになるはずだったのか教えてください。
ってのが、調査依頼!
う〜ん、ぶっちゃけてタックルハウスのOLDモノには、そんなに詳しくないんで、かなり難解な予感。
とりあえず、一番右のヤツは、市販されていたツインクルのオーロラで間違いないと思うよ。
ボディの下のほうに、ロゴも見えてるしね。
これは、ボディカラーをオーロラ調にしたからオーロラって名前が付いたと思った。
その隣の2種のリップレスミノーみたいなのは、なんなんでしょうか?
ツインクルのVIVYとかっていうリップレスミノーみたいのがあったけど、
あれはもっと体高があったんで、それの試作品なのかな?
余談だけど、その他にツインクルには、ボディが超薄型でペナペナなJILLってのがあった。
ツインクルは、けっこう色んなバージョンがあるね。
真ん中の2個(グリーンのとオレンジの)は、リップを取り付ける構造になっとるからクランクだろうね。
グリーンのヤツは、当時のお決まり系クランクって感じだね、パクリ元は50辺りかな?
オレンジのヤツは、昔のダイワのバルサミノーシンカーみたいな色合いだね。
一番左のは、完璧な作りかけだね。
さすがに、この状態のブツに名前はないでしょ!
オレの記憶が確かならば、確か、昔タックルハウスは「チビリコ」って名前で、
バイブやらシャッドやらを作ってた気がする・・・、もしかすっと、それの一部かな?
すんません、まったくわかんないんで、適当ぶっこいちゃってます。
そんなワケで、詳しいマニアの方!情報求む!夜・露・死・苦!

7.すかんどれるさんからの調査鑑定依頼
ルアー名!年式!メーカー全て不明です!
ラトル無しで、5センチ位の大きさで、
ヒートンをねじ込んだだけの簡単な作りです。
こいつは、いったい何者?
ってのが、調査依頼!
んで、回答ですが、コレは簡単でした。
正体は、オレの大好きコーモランです!
元々は、コットンコーデル社の「THE PREZ」
それを、パクったのがコレ。
正式名称は、あるのかな?
モノ自体は非常によく出来て(パクれて)いる。
リップの模様まで、完璧にパクってるね。
本物は、赤目部分が青色で、
確か、ラトル入りだった気がする。
こんなピーナッツの形したルアーを作るなんて
発想が、実に素晴らしい!って思うけど、
それを更にパクるってとこが、ホントに素晴らしいね。
さすが、コーモラン。
たしか、売ってた時代は1980年代前半頃だと思う(1970年代後半かも?)。
当時は、ラパラ風の箱に入って売ってた。
フックを外して、フロントアイにキーホルダーをつないで売られていたモノもあった。
その後、バスルアーセットみたいな3個セットの1個としても売られてた。
でも、セットに入っていたのは、形だけピーナッツなんだけど、カラーがピーナッツしてないんだよね。
ホットタイガーとか、いまどきのカラーでちょっと微妙なルアーだった。
ちなみに、オレが持ってるのは、この微妙なホットタイガーとキーホルダー。
どっちも釣果実績はないけど、とってもコーモランしてるルアーだから気に入っているね。
ただ、壊れやすい!ぶつけてボディが縦に真っ二つに割れたことがあった、やっぱコーモランだぁ。
すかんどれるさんも、注意して使ってちょ、でも、釣れないから、そこんとこ夜・露・死・苦!

6.アメリカンOLDルアー好きのyamatoさんからの調査鑑定依頼
←写真のルアーの鑑定をお願いします。
年式/メーカー/名前 全て不明です。
長さ10cm ラトルが入っています。
材質はプラスティックです。
ってのが依頼内容。
ルアーは、ダルトン・ツイストみたいな形で、
ボディの側面に凹みが片側3ヶ所あるってのが特徴。
こんな独特な形してんのって、
この世に二つとないんじゃないの?って思う。
ぶっちゃけて、古過ぎてわからんかった。

↓画像のルアーの古モノかと紹介していたら、親切な方からメールが来た!
「ハブスチャブ社のラトラーだと思います」・・・ありがとう!
ちなみに、我が家にあった似たようなルアー
←「RHODEN ENTERPRIZES社」(アメリカ)の
JOHNNY RATTLERってモノ。
口部に凹みがあるのと、第一エラ部(凹み部)の大きさに
違いはあるのだが、ココまでクリソツなので、、
何らかの関連性はあるのかな?
なんて思うけど、ちょっといいかげん?
しかし、この凹みには、いったい何の意味があるのかね?
釣れるのかなー???



5.AKIRAさんからの調査依頼
大好きな「バ〜ク」をオークションで落とした(超お安く)んだけど、
届いてみて、ちょっと謎?なんだこのカラー?マジックで塗ったのか?
しかも、いまさらだけどこんなバークのプラグ見たことない・・・・
っとゆうわけで、名前を知ってる人やこのプラグと同じカラー持ってるよー!
ってひとご一報お願いします!ってのが依頼の内容。
んで、これはどう見てもマジックで塗っちゃった可能性
あくまでの、オレの独断だけど99%マジックっぽいね。
そんで、このプラグがバークなのか?、ってえと、一番上のディープダイバーはバークでしょ!
リトルディグって名前のヤツだと思ったね。
あとの2つはわからんね、うん、実はオレぶっちゃけバークは詳しくない!
つい最近まで軟体ボディならば、全てバーク!なんていい加減に考えてたくらい。
ところがだ、実はあのABUにも、その昔軟体ボディのルアーがあったって知ってた?
昔のABUルアーが入った展示額ってのがあって、その中に数点軟体ボディのヤツが居た!
これは、けっこうビックリしたね、んで、そのルアーは、変わったポッパーなんかが目立っていたんだが、
さっきのリトルディグにクリソツなのもあった!だから、もしかすっとバークがOEMで作ってたのかもね。
というワケで、話が逸れまくってしまったが、このルアーの名前分かる人夜・露・死・苦!
カラーはマジックだと思うけど、同じカラー持ってるよって人か、オレが塗りましたって人、夜・露・死・苦!

4.「初心者:秋田のS」さんからの調査依頼

「この間、81年以前の物と思うのですが、ラパラのジョイントの11cmFを
 仕事先の近所の釣り具屋で見掛け購入したのですが、リップの先、
 左右が削られているんです。 これは店屋のオヤジチューンなのでしょうか?
 それとも当時はこうだったのでしょうか?ご存じでしたら御教授頂けたら幸いです。」
ってのが、調査の依頼。
このラパラは、オレの観たところ、正規移入品じゃないけど、古い品。
正規移入品じゃないってのは、日本語文のプレゼント券(1978以前は解説書)
じゃなくて、英文の紙が入っているってのと、アクリル透明ケースに
楕円形のラベルが貼ってないってので判断。(1枚目の画像ね)
昔の正規品ならば、必ず日本語文の券が入って、楕円形のラベルが貼ってあるんですな。
(注意!:現行品は、メチャメチャだよ!券は入ってないほうが多いね)
んで、コレは、SHOP側で独自に移入したモノか、中古として購入したのであれば、
海外旅行者の購入品ってとこだね。
古い品である証拠は、アルミホイルの模様が古い柄あること、口紅があること、
ブラウンの紙箱であること、以上の3点から、少なくとも1984年以前の品。
さて、リップだが、3枚目の画像を観ると、丸い凹みの淵部分が欠落している様に観える、
けど、違うのかな?
オレの所有品の古いモノでも、凹みの淵が欠けちゃってるのは、何点かあるね。
ラパラのリップって、けっこう割れやすいんだよね。
未使用品であっても、移入の際の長距離輸入で割れてちゃうことが多いんだよね。
けど、明らかに意図的な削られ方の場合には、違う可能性も考えられると思う。
ただ、当時の時代背景的に、当時のラパラにSHOP別注を頼むほど力があった釣具店って、
日本国内にゃほとんど無かったんじゃないかな?。(当時ならあってもサンスイ位かな?)
なので、SHOP別注じゃぁ、無いよね。
当時の日本の釣り業界のルアーに対する考え方ってのも、リップによるルアーアクションの
変化が魚に効果的と考えるよりも、この色が良いとか、あの色が効く、といった、
ルアーカラーに対するこだわりの方が、よっぽど強かったね。
んで、特注カラーってのはあっても、特注リップは無いでしょう。
ってなワケで、ぶっちゃけオレにもワカラナイってのが本音です!
このラパラのリップと同じモノを持ってる人!、又は、このリップが何者なのか?、
ってのを知ってるマニアな方!、なんか情報を、夜・露・死・苦!
って、イキナリ掲示板に「?」さんからの有力情報。
ラパラのリップが削ってあるのって、メーカーの調整ですよ。
 スイムテストして、カッター?で削って真っ直ぐ泳ぐようにしてあるらしい。
 自分のラパラも1個だけ買ったときから片方が削ってありました。
 今のラパラはしらんけど。」
ってなことです!そうなんだ、知らなかった!

3.「AKIRA」さんからの鑑定依頼



「鑑定依頼です!近くの釣り具やからもらいましたが・・・・・、
箱もなく、ロゴもなく・・・・、なんなんでしょ?」 なんなんでしょうか?、しっかし、キッタネェルアーだね、近くの釣具屋さんガンガンに使ってたね!
けど、タダでくれるなんて、やさしい釣具屋さんだな〜、いいお店だね。
AKIRAさんが言うにゃ、「この謎のルアー、大きいように見えて
実は6cmくらいしかないんですよ、しかもプラスチック?のような素材」
ってこと、赤い塗料に古さを感じるね。
んで、調査した結果、正体が判明!

コレは、オレの持ってた海外製の本に載ってた。
この本によると、このルアーの名前は「MERCURY MINNOW」。
んで、AKIRAさんのルアーは、たぶん下のタイプだと思う。
コイツは、「MERCURY MINNOW Jr.」になる、上は兄貴だね。
メーカーは、「MERCOY TACKLE」っつうアメリカの会社らしい。
この本によると、1947年から製造されていたらしい。
サイズは、兄貴が4インチ、弟は3インチらしいね。
形だけで、判断すっと、へリンのフラットフィッシュに似てる感じだね。
ちょっとバランス悪そうにも見えるけど。
フラットフィッシュに似た感じのアクションなのかな?
だったら、釣れるよ!、間違いなく!
しっかし、キッタネェよね、でも、こういうのってオレは超大好きだね!
だって、ここまでキタねえルアーだったら、容赦なく、ガンガンに使えるもんね〜。
AKIRAさん、湖でも海でも池でも川でもガンガンに使ってね!
んで、釣ってね!

2.「KOBATTICHI」さんからの鑑定&調査依頼

「メーカーはDaiwaです。ドリンカーともちょっと違うようなのですが...
何年頃のものなのか?ルアー名、当時の販売価格など解れば教えて下さい。」ってのが依頼内容なんだけど、こりゃぁ、見たこと無いね。
う〜ん、ダイワで純正にコレを作っていたのか?ってのも、ちょいと疑問だね。
たぶん、なんだけど、コレはドリンカーを誰かが改造したんじゃないかな?
頭と尻尾は、ドリンカーのパーツだよね、フックハンガーは、ダイワのトップケビーと同じモノだと思う。
ボディだけが・・・、なんなんでしょうか?ってな感じだね。
この黒い部分は、KOBATTICHIさんによると、ボディと違う素材(フィルムを熱着したよう)
ということなんで、ますます、誰か改造しちゃいました系の匂いがプンプン漂ってますな。
けど、もしかすると、メーカーの試作品とか、テスト品である可能性ってのも
一応可能性のひとつとして、ある(かも知れない)と思う。
なので、誰かの改造品だったら、オモロイ系アイテムで、
メーカーテスト品だったら、激レア・アイテムってことになりますな。
誰か、このルアーの正体知ってる人がいたら、教えてね!
でも、コレ、カワイイね、缶サイズ的には「チューハイ」サイズかな。
アクションは、どうなっちゃうんだろう?、縮んじゃった分、小さくなっちゃうよな〜、
KOBATTICHIさん釣れた?
ちなみに、ドリンカーが発売されたのは、1980年代前半で、当時の値段は600円。
当時のダイワのルアーってのは、安くてオモロイのいっぱいだったね。

1.「こまんたれブー太郎」さんからの調査依頼

このルアーの正確な名前&製造メーカーはどこ?
ってのが依頼の内容。
こまんたれさんいわく、名前は「エスコボナー」かも?
という・・・、なんじゃ、その妖しげな名前は!
でも、このルアー、観たことはあるって人多いでしょ?
オレもそのひとりだね、だってこのカタチ・・・、
インパクトの固まりじゃん!
1回見たら忘れないでしょ!
んで、調べました!
すると過去のロドリにも、なんと!登場してた。
正式ルアー名は、「ボナー」、で「エスコ」ってのがメーカー名。
エスコ社は、フィンランドにあるメーカーで、 ボナーは約20年位前には作られていたらしい。
当時では、非常に革命的な新型ルアーで、 魚がつくる、今で言う「水よれ」を徹底的に研究し、
科学的に進化させて辿り着いたゆえの形状で、けっして珍品では無いらしい。

肩書きだけなら、ハッキリ言ってメガバス級のルアーだね、形は全然違うけど・・・。
けど、ボナーの方が、断然オレ系です!ナイスデザイン!
でも、形観ちゃうとアレだけど、肩書き聞いただけなら、ボナーって、すんごいルアーだよね。
20年以上昔に、こういったコンセプトでルアーが作られていたってことにもオドロキだね。
もしかして、ボナーって、実はすんごい釣れちゃうルアーなのかも?
こまんたれさん、ガンガン使って釣果報告ヨロシクです!

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