オモロイ実験室

ココは、釣りに関係することでオモシロそうで、誰もやらないようなことなら、
なんでも実験しちゃおう!ってなコーナーです!。
みんなで、色々やっちゃいましょう!、アイディアも募集中!。

実験その10「ラインとワームのよもやま話」
え〜2回も連チャンで、オレらしからぬけっこう真面目な話をやっちゃいます。
こういう話は、なんか偉そうな感じがしてたんで、なかなか書かなかったんだが、
まあ、あくまでもオレ的な感覚てことで、マジメにならずにそこんとこ夜・露・死・苦です。
ラインってのは、水中で意外と目立つ!
といっても、水槽でみるとだから、ホントのディ−プウオーターだと、どう見えんだろ?
それはさておき、じゃあどう目立つのか?
まずは、ナイロン。
コレは、水中でキラキラしたりする。
といっても、フックみたいなギラギラとは違って、ちょっとキラキラって感じ。
フロロもキラキラする。
PEは、キラキラしない。
でも、空中に出ると水滴がキラキラする。
このキラキラは、どうなの?
ウチのバスはあんま気にしてない様子だけど、実際現場だとスレる要素にはなるのかも。
なんせ、フックみたいにピンスポイントでギラギラしてるのと違って、かなりの距離でラインがあるワケだから
いくらなんでも、そんなに長い距離でキラキラしたものがあるってのは不自然だよね。
このキラキラは、ラインの太さによってキラキラの大きさが違う。
ラインの色によっても違う、当たり前か。
ナイロンみたいに透明度の高い方が、もちろんキラキラするんだけど、
それは、あくまでも人間の目で見たモノ。
バスには、どう見えてんのかな?
PEだと、キラキラしないが、水中で影になる。
この影は、ウチのバスにとって警戒心をけっこう強めるモノだった。
もちろん、PEに限らず透明度の低いライン、というかダーク系のラインは水中で影になってしまい、
その結果、バスが警戒することはけっこうあった。
ウチのバスは、この「ライン」を、けっこう「うっとうしいなぁ」って感じるっぽい。
ラインが体に触れると、「なんだよ〜」みたいな感じで避けていく。
そうなると、ラインの先のルアーにはもちろん無反応・・・かと思いきや、実際には、そんなことない。
オレ的な感想だと、バスから見ると、あくまでもラインはライン、その先のモノは別って感じだね。
ラインはウザいが、その先に魅力的なモノがあれば、関係ないっす!
でも、ラインの先のモノが魅力的でなかった場合、
ラインでスレちゃってると思えるだけに、何にも相手にしないことがけっこうある。
ラインの種類によって、警戒心が高まって、興味はあるけど口は使わない・・・、ってこともあった。
この辺は、バスのその日その時その気分で変動しちゃうから、なんとも言い難いが・・・。
俗に言う、やる気のない状態だと、ラインみて、「ああ、またウザいの来たよ」
ってな感じで、その場から去っていくことが多い。
でも、やる気満々の時には、ラインがあっても、ガツガツルアーにアタックする。
そう考えると、ラインの種類や太さにこだわらず、イージーに口を使ってくれる
やる気満々のバスを見つけ出して釣るっていうスタイルだったら、ラインのことなど気にする必要ないと思う。
でも、トーナメンターの様に、やる気が微妙なバスまでも釣ることを考えるんだったら、
シビアにラインの種類を突き詰める必要がある。
でも、トップウオーターフィッシングには、無関係か?とも思える。
水中にラインがあまり浸かってない釣り方なんで、むしろ水面にラインの影を落としにくいライン、
トップウオータープラグを操作しやすいライン、そういう要素の方が重要でしょ。
でも、トップウオーターフィッシングの場合、時として水面に影を落とす方がイイことも多い。
真夏にチビルアーで虫に魅せたい場合なんかは、水面に影を落としながら着水する方が、
飛んできて墜落した虫みたいで、イイ感じになる。
オレ的には、この方がTOPに出てくれる気がする。
ジャークベイトやバイブの様な、バスがルアーを追っかけて喰うことが多い巻物や、
クランクの様なリアクションで喰わすことが多いルアーでも、あんまラインにこだわる必要性はないと思う。
やっぱり、もっとも重要なのはワームフィッシング。
バスをスレさせない様にしたい上に、操作性や感度までも要求されるんで、
色んなモノが作られて、毎年新製品が登場して、色んなバスプロが自分の商品を熱烈PR。
まあ、そんなご時世ですから、コレがイイ!なんてのは無いね。
ぶっちゃけ、なんでもいいでしょ。
結局、釣れる時は釣れる、釣れない時は釣れない。
その釣れない原因が「ライン」にある場合は、バスプロにならあっても
オレみたいな、サンデーアングラーには、滅多にないんじゃないの?
そんなワケで、オレは長持ちするラインが好きだ!
昔は、GT−Rをよく使ってたが、ビンボーなので安いラインを多用するようになった。
J州屋で、500m300円位で売ってるラインも使う。
巻き癖のつきやすさがなんとも最悪なラインなのだが、釣りに使えないほどでもない。
まあ、なんとかなるもんさ。
結局、モノに縛られず囚われず、楽しく遊んだ方が勝ち。
自分なりに突き詰めて、コレだ!ってラインを見出すも良し!
どんなラインでもバスなんか釣ってやるぜぃ!って気持ちで好きなのを使うのも良し!
ラインになんか金をかけたくねぇって、安いのを使うのも良し!
こういうのも、バス釣りを楽しむ要素のひとつでしょ!楽しきゃいいんでないの。
ラインの話、こんな締め方でイイのか・・・?

では、話は変わってちょいとワーム話。
ワームってのは、色んな種類がある!
今更、そんなこたぁ百も承知だが、そのワームをどう使うかは、使う人の自由だぁ〜!
その自由な使い方が、最近は日々進歩してるね、すんごいよ。
そんな中で、オレが水槽のバスに与えるミミズから連想して多用するようになったリグと
その使い方をちっと紹介しまひょ。
ミミズってのは、水中に投下すっと、ウネウネ動く。
その動き方で、最も多いパターンが、体全体を伸びて丸まって伸びて丸まってを繰り返すパターン。
ミミズは、一生懸命どうにかしようと頑張っているんだな〜とか思ってると、バスが喰う!
この喰うタイミングで最も多いのが、丸まってる時に喰うパターン。
丸まった瞬間にバスがパクって喰う。
その要因は、伸びてる時より、丸まってる時の方が、食べやすいからだと思う。
バスは、この「食べやすい」って要素にかなり大きなウエイトを置く習性がある。
コレは、ルアーを扱う上での、重要なキーワード。
バス釣りが巧い人は、ルアーを食べやすくさせることが巧いとも言える。
そんで、ついついストレートワームの端と端を接着して丸いワーム作ってみたが、喰わなかった・・・。
まあ、それは当たり前かな。
結局、丸だけじゃダメなんだよね。
あくまでも、伸びてから丸まるってことが重要みたい。
なので、ストレートワームの中心位置をフックでチョン掛けにして、
ロッドアクションで、伸びたり丸まったりをやると!釣れる!
このアクションは、実釣でもかなり多用してオレ的には実績充分。
でも、ストレートワームの種類によっては、このアクションがやりやすいモノと出来ないモノがある。
水槽でやると簡単に出来ても、現場だとワームが見えないんで、「巧く出来てないかな?」
なんて考え込んじゃうことも多い・・・。
もうひとつナイスだったのがあったんで、そいつも紹介すっと
ベイトフィッシュってのは飼ってみると体感出来るのだが、
逆立ちしてヒラ打ちしながら底をついばむことが多い。
んで、このヒラ打ちが、けっこうバスのリアクションを誘う。
なので、このアクションをワームで再現してみまひょ。
まず、さっきのリグと同様にワームの中心位にフックをチョン掛けし、
ワームの頭側にネイルシンカーを埋め込む、一時期ネコリグとも呼ばれていたヤツね。
そうすっと、ワームがボトムで逆立ちした状態になる。
あとは、ロッドアクションで底をついばむ様に魅せ、時にヒラ打ちみたいなアクションをする様に
ロッドを操作すっと!釣れる!
このアクションの習得には、水を張った水槽にミニロッドにワームを付けて入れて
自分の目で見ながら操作方法を編み出すと、かなり上達が早いよ。
オレは、いずれのアクションにもスライダーワームの4インチを使う事が多いが、他のワームでもイケルと思う。
特に、ヒラ打ちを大きく魅せたいなら、もうちっと幅のあるワームのがイイかもしんない。
ワームてのは、ただ使うんじゃなくて、「こういう風に魅せたい」って方向に活用できるようになって、
そういう使い方のパターンを多く会得していく事が、色んな種類のワームを集めて、ただ持っているよりも遥かに効果的だね。
ま、今回はこんなとこで、他の使い方は、またそのうちやっていきまひょ!

実験その9「フックによるルアーアクションの違い」
タックルさんから、掲示板にこんな質問があった
「フック付きの普通のプラグと同じプラグでフックを外した状態の
バスの反応の違いとか試みたことがあれば知りたいです。
フック付きでもフェザーで隠すと反応が変わるのかとか
シングルフックにしたら・・とか知りたいです。」
おお、そういえば、こういう疑問って、確かに色々あった!
もちろん、オレも色んなこと実験やってたんで、それを報告しまひょ。
でも、あくまでオレの感覚なんで、そこんとこ夜・露・死・苦!
まず、フックがあるのとないので何が違うか?
まず、単純にルアーの総合ウエイトが変わる。
フック分の重さがなくなっちゃうワケで、じゃあそれがどうなっちゃうの?
って思ったほど、ルアーアクションに変動は無いとオレは思う。
ただ、ちっこいルアーだと、けっこう影響あるかも?
でも、最終的に必ずフックを着けて釣りするから、フック無い状態でアクションが良くても
あんま意味が無い気がする・・・。
それは、さておき、フックがあるとないでの最も違いはフックがキラキラしないこと。
銀メッキや金メッキのフックは、意外とキラキラする。
このキラキラは、魚をスレさせる要因のひとつかな?
黒いフックの方がイイ気がするんで、オレは黒フック多用してる。
単純にルアーフックを無くしたり、小さくしたり、大きくしたりするとルアーアクションに影響がある、
とまでは思えない。
これは、トリプルをダブルにしても変わらないと思う。
シングルは、やったことないんでなんとも言えないが・・・。
厳密には、ウエイトが変動するわけだから、バランスが変わってルアーアクションに影響があるとも思うが、
そんなのは、ロッドアクションひとつでどうにでもなる。
ぶっちゃけ、ものすごく変わったって体感出来るほどの変化が起きた事は1回もない。
なので、ルアーフックってのは、色も大きさもオレ好みにバンバン変える。
その方が、確実にフッキングがイイね。
フックのある・なしや大・小で、バスに与える影響ってのは、たぶん無い。
月に何度も釣られたバスなら、フックを警戒する能力が身に付いてるかも知れないが、
そういう警戒心以上に、好奇心や食欲が旺盛なブラックバスなので、
フックがあろうがなかろうが、喰うヤツは喰う。
ちなみに、喰わないヤツは、フックがあろうがなかろうが、ルアーだろうが生餌だろうが、喰わない。
なので、フックってあんま気にせず、自分が気に入ったのを使うのがイイと思うよ。
フックの一番重要なポイントは、なんといってもフッキング性能。
これは、モノによってメッチャ違うし、好みもあるから色々試して自分の好きなのを見つけるのがベスト。
トリプル・ダブル・シングルでの、フッキング性能の違いも多くは単なる好みの問題だと思う。
エサ釣りでは、シングルが無敵で、ダブルとトリプルの出番なんて無い!
シングルフックでの3本針仕掛けなんてのはあっても、トリプルフックは使わないね。
なのに、ダブルやトリプルフックがあるってことは、シングルよりもダブルやトリプルの方が
ルアーフィッシングの場合、フッキングが良かったんだという長年の経験からの結論なんじゃないかな。
ちなみに、オレ的に良くないと思えるのは、スピナーとかにアリがちな、フックの軸と針先の距離が近いヤツ。
簡単に言うと、フックのカーブしてる幅が狭いヤツは大キライだー。
あと、昔のラッキークラフト製ルアーにありがちだった、伸びやすいフック。
魚を掛けた後、簡単に伸びちゃうフックは良くない。
大型魚をバラしやすいし、折れやすいし、最悪じゃ!
さて、話は変わって、フェザーの影響力も、ちっと語ってみたいと思う。
フェザーは、魚にけっこう効く!
TOP系ルアーによく用いられるが、その多くはポッパー。
なぜか?そんなことは知らん。
けど、オレ的な見解では、フェザーって水を吸って重くなるから、濃く巻いてあると、
ルアーアクションにかなりの影響を及ぼす、なので、ポッパーなんだと思うよ。
ポッパーは、ケツが重くてもOKでしょ。
水平浮きポッパーみたいにケツ重NGの場合は、フェザーをあまり濃く巻いてない場合が多いね。
ポッパーやスプーン・スピナー以外に使い道はねえのか?ってえと、
オレ的には、ミノーに使ってみた時、なかなか良かった。
テールフックのみ黒いフェザー付にすると、なんとなく魚の尻尾みたいで、良く釣れる。
でも、ルアーシルエットが、大きくなってしまうので、そこんとこ注意が必要だね。
クランクベイトやバイブでは、あんま・・・って感じ。
他のトップウオータープラグの場合、薄めフェザーにして、あんまルアーアクションに影響が出ないようにした
フックならばいいんじゃないかな?
フェザーは、魚の一部に見えたり、虫の一部に見えたり、得体の知れない何かに見えるらしく、
ウチのブラックの反応はすこぶるイイ。
まあ、水槽飼育魚で、毎日投下方式でエサを与えてるからなのかも知れないのだが、
ウチのブラックの心をくすぐっているのは確かだね。
さてさて、話は戻ってフックですが、オレ的な見解では、今時のメジャーブランドの国産ルアーに付いてるフックは皆、
相当性能イイよ。
危険なフックは、パチものとアメものだね、やつらはヤバイ!

実験その8「特別企画!ブラックVSピラニア」
日本国内じゃ「害魚」と呼ばれ、その食性を驚異的に魅せつけている「ブラック」、
かたや、凶暴な食性が世界的に有名な「ピラニア」、
対決したら、どっちが強いのか?って、当然気になるでしょ?
まぁ、ブラックには、ピラニアのような強靭な歯は無いんで、
同じ大きさだった場合、明らかにピラニアが有利なのは目に見えてわかっちょる。
そんなワケで、小さいピラニアとそれを喰えるブラック、どっちが強いのか?
ってのが、条件的に五分五分?なのかな?
う〜ん、明らかに、今度はブラック断然有利な気がするんだが、
ブラックが喰えなければ、対決にならないと思うんだよね。
まぁ、前置きが長くなってしまったが、
実のところ、ウチの奥さんが我が家のピラニア(4cm)とブラック(13cm)
どっちが強いのか対決させてみたい・・・、とか騒ぎ出した。
オレが、「4cmのピラニアだったら、ブラックが丸呑みして終わりだよ」
って言ったのだが、「そんなこたぁ、ない!ピラニアなら腸を突き破って出てくる」とか、
「丸呑みされる前に、噛み付いてブラックを食い千切るはずだ」などなど、
どうしても、対決させてみたいらしいので、やってみた!
確かに、こんな対決誰もやらんだろうし、こんな対決結果を知ってるヤツはいないだろうし、
ブラックにしても、ピラニアにしても、おそらく初対決だろうから、楽しみは多そうだね。
んで、早速!ピラニアをブラック水槽に投下してみる。
我が家のブラックは、毎日オレが水槽の蓋を開けて、金魚網から生餌をあげているため、
金魚網がきたら生餌が来る!って理解しているので、投下されるエサを喰うため身構える!
そこで、気に入ったエサなら即丸呑みする。
ちなみに、キライなエサの場合は、丸呑みにいこうとしてやめるか、喰ってから即吐き出す。
キライなエサってのは、ヌマチチブとナマズ系魚。
ヌマチチブは、一度だけ勘違いして食べたが、その後は見ると絶対に喰わない。
ナマズ系魚、ギバチの場合、見た瞬間に食べようとはしなかった!
熱帯魚のコリドラス(ナマズの一種)をあげた場合も、噛んだ後に即吐き出して、
「やべえ、変なモン喰っちまったよ」ってな具合で、口をアウアウさせていた。
どうも、ナマズ系魚は、かなりキライなようだね。
道理で、カスミ水系にキャットフィッシュが大繁殖しちゃうワケだ。
ブラックすら喰わないんじゃ、天敵ナシだもんな〜、ある意味無敵だね。
さてさて、そんなワケで、ピラニアの場合はどうなるのかな〜?
結果・・・、入れた瞬間に即丸飲み!!!
その後、ピラニアくんは腸を突き破って出てくることも、当然なかった!
あああ、ピラニア1匹280円もしたのに〜。

実験その7「ブラックバスの捕食方法」
ブラックがエサを喰う方法として、「頭から喰う」って説があった気がする。
「オタマジャクシは食べない」説に続き、これもどうも、ウサンクサイ説な気がするんで、
我が家のブラックで検証してみた!
まず、一口サイズの「メダカ」を水槽に投入してみた。
結果、どっからでも喰うね。
「頭から・・・」、なんてことは無い!
ケツからでも喰うし、上から、下から、どこでもOK!
続いて、オタマジャクシをあげた時でも同様、どっからでも喰った。
次に、ちょい大き目のエサ、バスの体半分くらいの大きさ(4cm)のアブラハヤを投入。
最初の1匹目こそ頭から喰ったが、2匹目以降は追っかけ回しての捕食なので、当然ケツから喰った。
だが、メダカの時みたいに、上や下からスキを突いて喰うってのはなかった。
ちなみに、ミミズを喰う時も、もちろん頭から・・・なんてのは無い!
水槽投下後のフォール中に喰うんだが、ミミズが伸びきっている状態よりも、
うねって丸まり気味の時に捕食していることが多かった。
喰ったエサを気に入らなくて、いったん吐き出すことがけっこう多い。
けど、大抵、吐き出したヤツを再び喰う!
だもんで、針を付けないワームで遊んでみたところ、3〜4回位吐いて喰うってのを繰り返した。
吐いた後に、ワームが逃げるようにアクションさせてやると効果的で、
アクションがハマると、10回位続けて喰い付いてきたこともあった。
こういったことは、実釣に応用できそうな気がするね。
ちなみに、我が家の「ブラック」くんですが、日増しに喰う量が増加中。
我が家に来て2週間くらいは警戒心がビンビンだったようで、それほどでもなかったんだが、
警戒心が解けた今!猛烈にエサを喰う!
初めて見るエサに対しては警戒心が働くようだが、警戒心が解けたエサはガンガンに喰う!
ミミズなんかは、1日2〜3匹だったんだが、今や10〜20匹。
小魚系は、飼育当初から喰うのだが、メダカなら1日で10〜15匹は余裕。
この食性が害魚と呼ばれるゆえんなのだが、飼ってみて痛感。
言ってはイケナイ気もするが、この食性はマジで害魚だよ。

実験その6「ブラックバスの食べ方」
ブラックバスが害魚と呼ばれる原因のひとつに、「人間に喰われないから」ってのがあるとオレは思う。
レインボーやブラウントラウトなども、フィッシュイーターであり、外来魚であるのだが、
こいつらを、「害魚」と呼ぶ人は皆無だよね。
それには、様々な理由があるかも知れんが、結局人間が喰うからだとオレは思うよ。
そんなワケでみなさん!バス喰いましょう!
そうすれば、害魚なんて呼ばれなくなるよ。

調理法その1「塩焼き」
バス独特の臭みを堪能するならば、この調理法がベスト!
ウロコを落として、ハラワタ抜いて、身の横に包丁で×付けて、塩振って焼く!そんだけ。
普通の味覚を持った人ならば、臭くて食べたくない一品。

調理法その2「煮魚」
ウロコ落として、ハラワタ抜いて、身の横に包丁で×付けて、煮る!
この調理法は、煮汁の味付けで全てが決まる!
濃い味付けにすると、美味しく食べることが可能になる!
甘い系が好きな人は、甘露煮風にすると、尚食べやすい。
それでも、臭みが気になる場合は、3枚におろして身だけを煮る。
身が煮崩れしてしまうことが多いけど、臭みはかなり減る。
逆に、薄めの塩味で煮付ければ、バスの臭みを堪能できる。

調理法その3「刺身」
これは、ヤバイ!
基本的に、淡水魚ってのは寄生虫を宿してる可能性があるので、生で喰うのはタブー。
コイも「洗い」といって熱湯殺菌するし、サーモンなんかも、洗いか凍らせてルイベにする。
絶対にやってはいけないってことでは無いのだが、危険性がある以上はやめたほうが無難だね。
だが、このタブー料理を、その昔ウチのばあさんがやった!
3枚におろしてみたら、タイの様なキレイな白身に見えたんで、つい喰ってみちゃったらしい。
結果、身が硬くて、食べ辛い上、独特の臭みがある。
硬くて、なかなか飲み込めず、口の中から消えないので、臭みがず〜っと口の中に残ってしまい・・・、
まぁ、単純に、マズイ!とのこと。
さらに、この身の硬さは、年寄りには、けっこう辛い歯応えのようだね。
けど、昔潮来で知り合った地元のじいさんは、「刺身で喰うと美味いんだよ」って言ってた。
臭みがOKな人で、寄生虫もOKな人は、一度試す価値ありな調理法かもね。
ちなみに、その地元のじいさんに釣ったバスを差し上げたところ、超感謝された。
その後、その地元のじいさんは、そのポイントで毎週オレを待ち伏せするようになり、
釣るたんび大小問わず、お持ち帰りになっていた!
しかし、1年半後、たぶんオレの釣行回数が減ったために、会えなくなってしまった・・・。

調理法その4「ムニエル」
これは、バスの美味い食べ方として、かなり有名な調理法。
3枚におろした身を、ムニエルにしてソースかけて喰う。
3枚におろすのは、臭みを最小限にするため。
この料理法は、ソースが決めて!
濃い味付けのソースを使えば、大抵美味い!
チリソースみたいに、濃い上に刺激系だと、更に臭みはごまかせる。
逆に、薄味系ソースはよろしくない。

調理法その5「フライ」
これも、バスの美味い食べ方として有名。
タルタルソースでも、黒いソースでも美味い。
ちなみに、ブルーギルをこの調理法で喰うと、オレ的にはバスより全然美味い!

調理法その6「天ぷら」
あまり、バスの様な大型魚を天ぷらにすることは通常無いと思う。
とりあえず、3枚におろした身を天ぷらにしてみたが、臭い!
タレを付けても、ちょっと臭い!
焼魚時に感じた直球系の臭みで、焼魚ほどの強さはないが、それなりに臭い。
バスの臭みに慣れていくためへの、入門編として最適な調理法かな?。

調理法その7「にこごり」
これは、けっこうマニアックな一品。
鮫を材料とした料理ではメジャーだが、昔の鮫のにこごりの様なアンモニア臭は無い。
正式の作り方は知らんが、我が家の場合、ハラワタ抜いて、煮て、冷蔵庫に入れて、一晩寝かせて完成!
三枚におろした身だけで調理する場合には、ゼラチンを入れたほうが良い。
けっこうポン酒にあう一品で、オススメ!

早い話、身は臭い!
この臭みを、どこまでごまかせるのか?ってことだけが、美味く食べる条件。
臭みを消すには、単純に濃い味付け!それに尽きる。
但し、臭みの感じ方には個人差があるから、臭いと感じなければ、どんな調理法でもOK。
結局、この臭みが食べてもらえない要因だと思う。
他に食べるモノが無いなら食べるが、他に食べるモノがあるのに、
なぜ?そこまでして臭い魚を食べなくちゃいけないのか?
まぁ、そう感じちゃった時点で、この魚は食べたくなくなってしまうね・・・。

実験その5「ブラックバス&ブルーギルの食性」
悪食として、害魚として有名なブラックバス&ブルーギル!
けど、その実態って、実際に調査した結果を見たことない!ってのがオレの本音。
だもんで、せっかくこの2大害魚を飼育しているんだから、色々と実験してみました!
まずは、ブルーギル。
我が家で飼育しているサイズは、最大でたったの5cm。
一般的には、稚魚とも言えるレベルのサイズかも?
なので、あくまでもこのサイズを飼育しただけでの、オレの独断的な感想だと思ってほしい。
まず、エサの種類だが雑食!
何でも喰うから、市販品のエサへの餌付けも簡単だった。
けど、やっぱり「赤虫」を投入した時の喰い方は、市販エサとはケタ違いに違う!
これは、どんな魚種にも言えることに感じているが、やっぱり生餌の場合、喰い方が違う!
こういった体感は、釣りに応用できるひとつの財産になった気がするね。
喰うエサの量は、他魚と同様位しか喰わない。
ブルーギルだけが、特別多くエサを喰うといったこともなく、
個人的体感としては、むしろ他魚の方が多くエサを喰っていると感じることさえある。
成魚に成長してしまえば、違う食性である可能性は極めて高いが、稚魚時代はこんな感じ。
病気などに対する個体の強さってのも、あまり感じられない。
外傷から、二次感染することも珍しくないし、当然死に至るケースも多い。
意外と、稚魚時代は「普通の魚?」って感じな魚だね。
では、なぜ?「害魚」なのか?
文献によると、繁殖力はスゴイらしい!
年に、1個体が何度も産卵する性質があるので、年間に生まれる量は他魚以上であろう。
雑食なので、エサに困ることが少ないってのもポイント高い!
水質や水温変動といった部分への環境適応能力もあり、止水でもOKなのは強みだね。
こういった事柄が、文献等で確立されている、害魚的要因だと思う。
個人的体感で、これに更なる理由を加えると、非常に天敵が少ないってことも要因だと思う。
これは、ブラックバスの実験結果で後記するが、ブルーギルが他魚に喰われるケースは少ないと思える。
エサ不足気味なフィールドにおいては違うかもしれんが、エサが豊富なフィールドでは、
ブルーギルが残っていくケースは多いと思う。
そのため、ブルーギルが残り、他魚が減るといったフィールドが続出したんじゃないのか?と思ってる。
では、なぜ?エサにならないのか?
これは、ぶっちゃけてわからないが、推測で言うと、「食べ辛い」からだと思う。
ブルーギルは、体高がある上、ヒレが尖っているので、丸呑みでは非常に食べ辛いと思う。
エサの丸呑みを身上とするブラックバスの場合、ブルーギルは嫌なエサの部類だと思われる。
そんなワケで、我が家の「ブラック」はどんなエサを好むのか?実験してみました!
実験に参加したブラックは約8cm
ちょいと小振りだが、ウチで飼育してたのがたまたまコイツだったし、コイツ以外では実験出来ましぇん。
実験前、3日間絶食してもらい、腹が凹んだ状態になってもらった。
エサとなってもらう生き物たちは、
1.カワムツB型稚魚約20匹(お気に入りの川産)
2.ヌマチチブ稚魚約20匹(カスミ産)
3.ブルーギル稚魚約20匹(牛久沼産)
4.オタマジャクシ約10匹(お気に入りの川産)
5.ヌマエビ&スジエビ約30匹(お気に入りの川産)
6.テナガエビ稚魚約10匹(牛久沼産)
小魚系はカワムツとブルーギル、ハゼ系のヌマチチブ、得体の知れない系のオタマ、硬い系のエビ、
けっこう、色んなタイプが揃ったと思う。
全魚種2cm以下サイズで統一し、全魚を同時に水槽投入してみた。
まず、ターゲットになったのは、カワムツB型。
投入と同時に1匹捕食され、その後、19匹が一塊になった所で、ブラックの本気モード捕食が開始!
あっという間に、10匹喰われた。
他魚は、被害なし!
これは、個人的見解だが、水槽投入後カワムツが水面に集まったのに対し、
他魚は、全部底に行ったことが、狙われなかった原因のひとつじゃないかと思う。
もちろん、単純にカワムツが美味かったってのもあると思う。
10匹喰った後は、まったく捕食しなくなったので、その日は放置した。
翌朝、カワムツ消滅・・・、他魚では、オタマも2匹減少!
エビ系は、減っているのかも知れんのだが、水中のエビは非常に見辛い上移動しまくるので、
数えることが不可能だった!っていうか、数える気もなかった。
ヌマチチブの稚魚とブルーギルの稚魚も、完璧には数えていないが、被害にあってない感じ。
翌朝、オタマが3匹減って5匹に!
他魚は正確には不明だが、減ってない感じ。
翌朝、オタマ消滅・・・。
う〜ん、苦いから喰わないなんてウワサもあったが、我が家のバスにとっては美味かった模様。
これまた個人的見解だが、オタマは柔らかいし、泳ぎも達者じゃないから、
投入した魚種の中では、最も食べやすそうに感じた、喰った時の咽喉越しも良さそうだしね。
これで、カワムツ&オタマが消滅したのだが、他魚はほとんど減らない感じ。
翌朝、何も減ってない気がする・・・、強いてあげればエビが減ってるかも、って感じ。
翌朝、ブルーギルが2匹減っている!エビも減ってるかな?って感じ。
翌朝、ブルーギル1匹減!エビも少量減か?
翌朝・・・、こんな感じで徐々にブルーギルとエビが減っていき、
1週間後の結果としては、ブルーギル残14匹、エビ半減?テナガエビは喰われてなさそう、ヌマチチブに至ってはまったく喰われず!
バスの腹は、微妙に凹んできた感じがする。
だもんで、ここいらで、別の魚を投入するとどうなるのか?ってのを、更に実験してみた!
ここで、投入された魚は、
1.タイリクバラタナゴ稚魚約20匹(与田浦産)
2.モツゴ稚魚約10匹(与田浦産)
3.メダカ15匹(ホームセンターにて購入)
全魚2cm前後だが、メダカは3cmクラスも数匹居た。
まず、ターゲットになったのは、モツゴ。
この魚は、ブラックバスの成魚エサになっているケースが多い魚なんで、
この結果はある程度予想していたのだが・・・、翌朝までには完食だった。
タイリクバラタナゴは、ブルーギルの様に体高がある魚なので、果たして即効喰われるのかな?
って疑問に思ったんで、ぜひとも緊急実験したかった!
結果、モツゴ完食後には喰われていなかったのだが、翌朝には3匹喰われていた!
他魚では、メダカも2匹減だった。
結局、6日間でメダカとタイリクバラタナゴを全完食!
どちらかといえば、メダカを狙っていた感もあったが、その瞬間に食べやすい方を食べていた様に感じた。
ちなみに、その間、同居していたブルーギル、ヌマチチブ、エビ関係達は、
一切被害にあっていない模様だった。
結果として、最もターゲットになるのは細長型の稚魚だった。
様々な種類があったにも関わらず、バスは悩むことなくコレをターゲットにした。
なるほど、細身のミノーが良い事、ワームの様な細長形状が良い事は、こういった事実から、強く確信を持てた気がする。
オタマジャクシは、十分エサになってた。
いや、むしろブルーギルやヌマチチブに比べたら、よっぽど好んで喰われていた。
「苦いから食べない説」ってのは、いったいなんだったんだ?
意外な結果では、エビ関係があまり喰われなかった。
エビが調子に乗って、バスの目の前を泳ぐことすらある現状。
これは、なぜ?ってかなりの疑問。
もしかすると、バスが生息していた野池にエビが居なかったため、
一度も食べたことが無いからなのか?なんて想像したが、違うよな〜。
やっぱ、殻が硬くて食べにくいのかな?
ブルーギルは、小魚系で最も好まれないエサだった。
今尚、生き残りが居るほど嫌われているエサで、ウチのブラックは、どうしようもないほど腹が減ったら喰うが、
それまでは、絶対に喰わない!って決めている模様。
ヌマチチブは、毒でも持ってるんじゃないのか?って思うほど喰われない!
あまりにも喰われないので、ブラックバス以外のフィッシュイーターにも喰わせてみた!
カワムツB型成魚(18cm)、ヌマチチブ成魚、ヨシノボリ成魚、ウキゴリ、ギバチといった、
我が家のブラック以外のフィッシュイーター全魚の協力を得て、実験開始!
この中に、もし喰ってくれる魚がいれば、稚魚ヌマチチブの大盤振舞をしようを思っていたのだが、結果、誰も喰わず!。
マジで、ヤバイ病気持ってるよ、コイツは。
ちなみに、この結果は、我が家で飼育中の8cmブラックでの結果なんで、
普通に繁殖してるブラックバス全部に当てはまる事例ではないから、一応そこんとこ夜・露・死・苦!
たぶんなんだけど、まだ8cmという若魚だから、口に入るエサを選んでいるって気がする。
人間の子供でもそうだが、小さい頃って好き嫌い多いよね。
味の好みも、大人になって大きく変わる。
わさびがOKになったり、キライなモノが食えるようになったり。
バスにも、そういった部分あるんじゃないかな?
バスの場合、デカくなればなっただけ、口もデカくなるじゃん。
口のサイズがデカくなって、中に入れられる魚種の選択肢が増えれば、好みも変わってくるってもんだね。
そうなれば、ブルーギルをメインで喰うバスがいるかもしれない!
通なバスは、ヌマチチブが好き!とか、そんなヤツまでいるかもしれないよね・・・、いないか?
現在、この水槽には、ブラックバス1匹、ブルーギル11匹、ヌマチチブ大量、エビ大量。
もはや、実験する気は無いので、今後は粉エサ飼育でやっていく予定。
ヌマチチブってのは、小さい稚魚の分際でも縄張りにやたらと五月蝿いヤクザな魚で、
もはや、飼育が嫌になるほど激しくウザいんで、いつか通なバスくんが喰ってくれるとイイな〜。

実験その4「手長エビはルアーで釣れるのか?」
我が家の裏の川では、6月頃から8月まで手長エビが入れ喰いになる!
どの位入れ喰いか?ってえと、
まぁ、エサ付けて落とせば、バクっとハサミで、がっちりキャッチ!って感じだね。
そんなワケで、エビが挟むとこまで見えちゃうワケだから、色々実験してみやした!
まぁ、タイトル通り、ルアーで釣れんのか?ってことだね。
まず、一応プラグ関係ですが、全滅です!当たり前ですな。
では、本命のワーム。
まず、臭いと味の無いヤツ。
コレは、もちろんダメ!
エビの野郎、目の前に落としてもシカトしやがった。
次に、味と臭いのあるヤツ!
手長エビの分際でちょっと生意気な気がしたので、とりあえず、手長エビよりもデカイ、
クローワームを目の前に落としてやった!
エビの野郎ビビってたねぇ、コレには、ちょっと快感だった。
次は、ちょいと真面目にバークレイいってみました。
最も、効きそうな「マイクロクロウラー」の赤。
これを、6フィートのスピニングタックルに、スイベル結んで、
反対にエビ針3号を結んで、カミツブシを付けた、やや変則なスプリットショットリグ。
このエビ針にちょん切ったマイクロクロウラーを付けた。
落とした瞬間に、バクっとはさむ!
よっしゃ!って思ったが、はさんだワームを口までは運ばない・・・。
何度か繰り返すうちに、ワームをはさむことすらしなくなった!
味と臭いが落ちたかな?って思ったんで、ワームをチェンジしてみたら、再びバクっとはさむ!
しかも、今回は口までワームを持っていった!
よしっ!って思ったのもつかの間、一瞬でやめた。
うーん、手長エビの分際で、なかなか生意気なようですな。
そんなワケで、最後の切り札使ってみた!
それは、バークレイ・パワーナチュラル・Brown・PNEWとかいう瓶詰めのヤツ。
コレを、エビ針サイズにちょん切って使ってみた結果、釣れました!
10匹位手長エビが群がっているスポットに投下したところ、
投下場所近くにいた数匹の手長エビが群がって寄ってきた!
このルアー、相当な味と臭いがあるらしく、エビが寄ってくるのは当たり前!
寄った後、ハサミでバクっとやるのも問題なし!
その後、口へ運んでも、しばらくはエサだと思ってるんで、吐き出さないから、
そん時にアワセてやれば、手長エビGET!
すんげ〜な、なんて思っていたが、この相当な味と臭いはすぐにスレた。
2匹目GETまでは問題なかったんだが、2匹目を釣るまでの間に
5〜6匹バラしたのがよくなかったらしい。
味と臭いも、あまり長持ちしない感じで、せいぜい2バイトまで、その後は見向きもしなくなる。
ワームチェンジすれば、再びバイトしてくるのだが、やり過ぎるとスレる。
そういったことを理解して、上手な対応とポイントチェンジを効果的に行えば、
手長エビは、ルアーで、というか「PNEW」では釣れる。
でもまぁ、本物の生きエサと比較すると、かなり劣る・・・っていうか、ぶっちゃけてダメですな。
まず、エサ持ち悪い。
一度バラすと二度とは喰わない、スレやすいなど、生餌ではなかなか発生しないマイナス条件が続出。
ある意味、手間がかかる分面白いとも言えなくはないが、オレ的には面倒くさい!
生餌なら、絶えず入れパクだからね。
まぁ、ルアーでも一応釣れますよってだけかな。
相変わらず、イマイチ効果の無い実験でスマン!

実験その3「こんなので釣れるのか?」
先日、例によってえぐり旅をやってる最中に釣れそうな野池を見っけた!
そういう場合には、「ちょいと投げていくか〜い」ってな気分に当然なるんで、
オレの車にゃ、いつでもFISH ON!の戦闘準備が完了しているはずだった!
ところがだ、その時はミニミートの用意をするため、車に積んでたBOXを家に置いてきてしまってた!
車にあるのは、ロッドとリールだけ!
当日えぐってた店も不発続きで、不発時に購入しまくってしまう得意の「鉛オモリ」と
気に入った鉛オモリが無かった店で「チヌ針4号」を買っただけだった!
そこでちょっとまてよ・・・と、オモリと針があるから「ダウンショット」が出来るなと思ったワケ。
んで、ワームは無いんだけど「何か変わりになるモノ」なら、さっき買った弁当にありそうだと
さっそく、弁当をチェック!
そこで候補となったのは、ハンバーグの一部(イモグラブ風)、から揚げ(かなりマッチョなイモグラブ風)、
細長い漬物(1インチストレート沢庵)、酢豚の中にあった玉葱(3インチケイテック・リーチ風玉葱)、などが候補になった!
あんまり候補を増やすと、おかずが減るんで、この程度で打ち止めとなった。
真っ先に試したのは、ハンバーグイモグラブ。
コイツは、けっこうウエイトもあるし、ノーシンカーでイケそうだ思い、チヌ針にチョン掛けしてフルキャスト!
飛んでったね、ハンバーグだけ・・・。
続いてから揚げを使おうかと思ったが、かなりマッチョな外観に「釣れる気」が感じられなかったので、
ダウンショットの玉葱リーチにした!
しかし、強いジャークを加えると、あえなく針から落下しており、これも即消えた。
タクアンは、針サイズに対してちょいと小さいのだが、色といい、ツヤといい、イケそうな感じ。
針からも落下しにくく、けっこうガンバった!
するとだ、ここぞ!というポイント(配水管?らしきモノの横)で、ブルッという「アタリかな?」
と思える感触があった!
けど、このブルッで終わっちまい、タクアンも針から外れずにいたので、アタリだったのか?勘違いだったのか?イマイチ不明。
なので、「もう一度を」期待して攻めたが、数投目に根掛けてしまい、あえなく終了。
なんて思ったが、タクアンなんぞ喰わなくても別に構わんから全部使った!
しかし!続出する根掛かりや、キャスト抵抗に負け、針から落下したり、と
残念ながら、再びアタることなくタクアン終了。
ラストは、釣れそうも無い「マッチョなから揚げ」だけとなった。
まんまでは、どうしても釣れる気がしないんで、千切ってみた。
手で千切ったため、思ったようには切れず、マッチョなまま小さくなり、コロモが減った。
さらに、このコロモは、1投目でどこかに飛んでしまったんで、から揚げは、もはや単なる肌色の物体になった!
こうなると不気味だね、コイツは、ますますマッチョに磨きがかかってきた。
この時点で、やめてもよかったんだが、一応このマッチョをダウンショットで頑張ってみた。
ジャークしたり、シェイクしたり、高速リトリーブしたり、と色々やったが、やっぱ釣れる気がしない!
さらに手を変え、ノーシンカーにしてみる。
でもまたフルキャストしちゃったら、マッチョだけ飛んで行っちまった!
これにて、実験終了!
相変わらず、結果の出ない実験だったね。
けど、食い物フィッシングはけっこうオモロイんで、もうちょい極めてみたいと思う!
次回作に、乞うご期待!
でも、から揚げは、もうやんないぞ!

実験その2 「イカは釣れる」
イカの刺身が釣れる、ってのは、一部じゃ、ちょいと有名な話だよね。
以前、どっかの雑誌でもやってたんだが、確か割と高価なモンゴイカを包丁でグラブの形に切って使う、
ってな、けっこう面倒臭いやり方だった。
オレが考えたのは、そんな面倒なもんじゃなくて、安くて簡単ってことだけに重点を置いた。
というか、いつもオレの考え方の基本は「安い」ってことだね。
んで、思いついたのは、イカソーメン的なイカの刺身。
コレなら、3インチ位のストレートワームみたいなもんか、と思った。
で、やってみた。
ダウンショットで、霞ヶ浦のドッグなんかで使うと、アレまぁブルーギル入れ喰い!
ドッグ内の停泊船の横だとか、角、杭など、魚が居そうな場所にショートキャスト。
フォールさせて、ワンシェイク、で大抵なんかがアタル。
90%ブルーギルなんだけど、10%の確率でバスもGET!
コレ、かなり釣れます!
だもんで、2002年の夏に琵琶湖でもやってみた。
木の浜水路で、ブルーギル&小バス入れ喰いだった。
続いて、マキノ町のドッグでもやった。
こん時は魚が見えてたんだけど、目の前フォールやってみたら釣れました!
見えバスにも有効だったね。
案外、池原のデカバスにも効くんじゃないかな?
イカ刺しでバスの日本新記録!コレを狙うのもオモシロそうだね。
難点は、イカの持ちの悪さ。
オレは、チヌ針4又は5号にチョン掛けで使ってたんだけど、
イカってのは、ワームの様に針にしっかりと引っ掛かってはくれない。
なぜか?ってえと、イカってのはすんげ〜裂けやすい。
これは、イカ刺しそのものが原因なんで直しようがない!
だもんで、ブルーギルが数回突っつくと、イカが裂けて針から落こっちゃう。
さらに、キャステイング抵抗にも弱いんで、柔らかいショートキャスト以外での使用は不可能。
フルキャストなんかした日にゃぁ、イカだけどっかに飛んでいきます。
なので、ショートエリア限定でしか使えないんだけど、ショートエリアでは無敵です!
陸っぱりの漁港攻めなんてのには最適だね。
シブイ釣りでお悩みのあなた!
ちょいと試してみてはいかがでしょうか?
けっこうオモロイよ!
オレは、最近他のアイテムでも実験中!
今までやったのは、チーズ、マグロ、昆布などで、全て玉砕!

実験その1 「ヤバそうなエサ」
オレは、こないだ何者かのせいで無性にカレイが喰いたくなった!特に唐揚げね。
そんじゃ魚屋に!って考えるのが普通なんだろうが、最近釣りに行ってなかったオレは、
どうせならカレイを釣りに行こうかなっと、ちょうど季節は12月、
もうちょっと寝りゃぁクリスマス!プレゼントにカレイの唐揚げ!熱燗に最高だね。
というワケで出発。
しかし寒いんで11時頃現地着、途中釣具屋でエサを買った。
このエサなんだけど、いろんなのがあんだよね〜。
ゴカイ、青いそめ、ジャリメ、などなど。
その中で、最もオレの目を引いたのは「岩いそめ!」
コレは、強烈に太い!
「太い」ってな男にとって大事な要素!
コレでしょカレイにゃぁ、と思ったのだが、店員に猛烈に反対された!
カレイにゃ太すぎる!ジャリメがイイよってね。
そこでだ、岩イソメの太さにヤラれたオレは、どうしてもジャリメが買えず、
結局悩んだ結果、「青いそめ」にした。
そんなこんなで、釣り場に到着。
ポイントなんぞ知らないオレは、適当に釣り人がいるところで車を停め、釣り開始。
タックルは、投げ釣りアイテムをどっかに仕舞いこんでいて、発掘不可能に陥ってしまっていたため、
バス用のハードな男系タックルで代用した。
竿は、新家さんの「ローディーラー:クロスファイヤー」、
リールは、PENNのレベルマティック930
ラインは、どっかのナイロン16lb
仕掛けは、ヘビキャロにカレイ用3本針仕掛けをセットした。
このタックルで、フルキャストすると、かなり「快感」だね。
今度、バスフィッシングでもやってみよう。
んで、本来の投げ釣りの方法ってのは、よく分からないのだが、
オレは投げた後、釣具屋でGETした魚が掛かったら「チリンチリン」鳴る鈴を使った。
コレは、便利だと思ったね。
投げた後、竿を立て掛けて鈴セット。
後は、竿の隣りでコーヒーでも飲みながら、本でも読んで鈴が鳴るのを待つとするか。
こんな釣りもいいもんだ。
オマケに釣った魚が美味い!とくりゃぁ最高だね。
しか〜し、超甘かった!
その日はけっこう風強し!
アタリは無くても、鈴が元気に「チリンチリン」、もうウルセー!だったね。
んで、鈴は即効中止。
しぶしぶ普通に釣ってみた。
10分位待ってもアタリなし。
徐々に「エサちゃんと付いてるのか?」とか考え始める。
んで巻く、当然エサはある。
今度は、キャストしてヘビキャロ風に誘いながらリトリーブして狙う作戦にする。
しか〜し、釣れず!
そんなこんなで、1時間位色々やったが釣れん!
っで、徐々に飽きてきたね、もうカレイ喰いたくなくなった。
だもんで、急遽北上して北浦に向かった!
オレの車には、いつでもバス釣り出来るようにタックルが少量積んである。
えぐりの最中に、オイシそうな野池なんか見つけたときに「いつでもFISH ON」出来るようにね。
なので、カレイ釣り中止!バス釣りに変更となった!
けど、ここで困ったことがあった!
そう、あの「青いそめ」が大量に残ってたんだね。
まぁ、海に放流してくりゃぁ、いいんだけどさ。
貧乏性なオレは、こんなものがもったいなくて捨てらんなかった。
でだ、コレでバスが釣れないのか?って思ったんだね。
思ったら即実行!
色々やってきました!
まずは、3本針仕掛けのヘビキャロ!
最初は、コレでやったがダメ!
なので、コイ釣りの様に遠投して置き去りにした。
もちろん、鈴セットで。
続いて、別の竿を用意して、ダウンショットでドック内を攻めてみた。
チヌ針5号のチョン掛けリグ、アクションは最高にイイ!
こんなに素晴らしいアクションは見たことない!まるで「生きているワーム!」
って、実際生きてるんだけどね。
正直言って、釣れると確信した!
しか〜し!撃沈!
ダウンショットもキャロライナ置き去りもダメ!アタリもない!なんでだ〜!
コレは、多分「時期」!うん、やった時期が悪かったね。
もう、クリスマスだってのに、何やってんだ!って、きっとバスもそう思ったんだろう。
くっそ〜、また、いつか、暖かい時期にやってやる〜!
次回は絶対「岩いそめ」でリベンジ!

TOP