23.折れたロッド修復方法

愛用していたフェンウィックの「Lunker Gear LC70S MH」を、ポッキリと折ってしまったのだよ・・・。
ただ、7フィートの竿だったんで、折れてもそれなりの長さがある。
折れたのは、第2ガイドの位置だったので、7フィートが6フィートになっただけ。
折れ方も良かったのか、ちょっと整えただけで、TOPガイドを装着できそうだったのでやってみた。

↓我が家にいっぱいあったガイドを、とりあえず装着。

口径は合ってないけど、アロンで接着して、
↓茶色のスレッド、巻きまーす。

ボビンホルダーも使わず、手巻きです。
↓巻き方も雑で、汚ねぇーなぁ。

補強目的でしかないから、オレ的にはキレイに巻く必要なんて無いのさ。
売り物にするワケじゃなくて、自分が使う為のモノなのだから、見かけのキレイさよりも強度が重要。
↓こんな感じに、巻いていきまーす。

艶が出てる部分は、アロンによって既に固められてる部分ね。
巻き終えてからアロンを垂らすんじゃなくて、巻きながらアロンを浸透させていく方が、強度が出るのだよ。
本来は、エポキシとかで盛り上げて接着して、ロッドクルクルで乾くまで数日待つものなんだけど、
トップガイドだけだったら、アロン大量塗りだけで大丈夫。
一応オレは、耐衝撃タイプのアロンを使ってる。
それも、正式なアロンアルファじゃなくて、100円SHOPで売ってるヤツね。
巻くのも、ガイドの金属部だけじゃなくて、その金属部と同じ距離分、ブランクの方にも巻いていった方が良い。
そうすれば、トップガイドにかかる負荷を分散できるのさ。
見栄えは、悪いけどね。

↓こんな感じで、直りました。

トップガイドの内径の白い樹脂だけは、どうしても安っぽく見えちゃうけど、後は、遠目から見ると、それほど違和感ないでしょ。
それで、ちゃんと強度と耐久性も兼ね揃えているのだから、コレで十分ですな。
今後は、アメナマ釣りや海釣りでの防波堤サビキ竿として活躍してもらう予定。
もし、真ん中でポッキリ折れちゃってたら、2ピースに改造して復活できる・・・場合もあると思う。
その為に竿を折るつもりは無いから、もしそんな折れ方をしたら、またココに直し方を紹介してみたいと思う。


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