12.オレのアラバマリグ

連載のネタで、アラバマリグをやって欲しいと、相方から依頼があった。
アラバマリグ?
調べてみたら、2011年頃から流行ってたらしいが、オレは知らん。
そういえば、ニョーンと長いジグヘッドが売られる様になったなぁ・・・と、そんな程度にしか感じてなかったのだが、
それが、アラバマリグだったとはね。
使ったこと無いから、どういうモノなのかは、使い手としてなんも分かってないのだが、
見た目だけなら、簡単に作れそうじゃね?
というワケで、ホームセンターへ。
↓ステンレスのワイヤーと、オーバルスリーブというカシメのパーツをお買い上げ。

工具は、ラジオペンチ1本あれば、とりあえずOK
オーバルスリーブってのは、ホームセンターのワイヤー売り場に行けば、大体売ってる。
ただ、大きさによっては、ラジオペンチじゃカシメられない強力なモノになるんで、要注意!

↓切ったワイヤー3本を、曲げます。


↓真ん中で、こんな風にね。


↓そのワイヤー3本を、カシメパーツに通します。


↓ラジオペンチで、ギュッとします。

コレで、OK
後は、ワイヤーを広げて、先を丸めて、そこにジグヘッドとかを搭載すれば完成・・・なんだけど、
一応ココから、オレのオリジナルにしていってみたいと思う。
根掛けても安心で、とにかくいっぱい使い倒す人は、このまんまでもエエと思うよ。

まずは、ギュッとしたトコがブサイクなんで、そこを加工してみようかと。
市販品だと、鉛で魚型のシンカー風になっていたりしてるね。
バルサ材を貼り合わせて、ハンドメミノーの手法で、魚型にする手もあるが、セルロースでコーティングしたりするのは面倒だし、時間も掛かる。
そこでオレは、もっと簡単な手法にしてみまひょ。
↓オバQのO次郎です。


↓中が、空洞なフィギュアなんで、コレを利用しまーす。

中が空洞なフィギュアは、昭和の時代だと鉛筆キャップとして売られていたりして、けっこう色々あったのだよ。
コレは、柔らかくて加工もしやすい。
O次郎の頭に切り込み入れて、
↓被せただけ。

エエでしょ。
でも、もちろん、使うにはこれじゃダメ。
フィギュアの空洞を埋めなアカン。
その手法は色々とあって、コーキングが一番手っ取り早い気がする。
グルーガンは、熱でフィギュアが変形しちゃう恐れがあるんで、止めといた方が賢明でしょう。
↓オレは、タミヤのパテにしてみた。


↓入れまくりまーす。


↓竹ひごなんかで、突きながら中まで充填していくのさ。

入れ終えたら、1日乾燥。
乾燥後、割れてくる恐れがあるから、表面をアロンアルファでコーティングした方が良いよ。
出来たら厚塗りで、ゼリー状を使うのもエエかもしれん。
アロンが固まったら、
↓作っていきまひょ。


↓ワイヤーは、短めの設定。

防波堤や岩場での使用を考えると、デカいのはどうかな?と。
トローリングなら、デカくてエエと思うのだけど、それだったら、市販品を買った方がイイ・・って、なっちゃうだろうから、
市販品にはあまり無いであろうタイプにしてみた。
スピナベみたいに、ブレイドを搭載してるタイプもあるが、ワイヤー短めの場合、邪魔な気がするんで、搭載は止めました。
どうしてもブレイドのキラキラが欲しかったら、ジグスピナーを搭載すればOKだからね。
↓ジグヘッドは、交換できるようスイベルで接続。

さらに、リグとスイベルは、ラインで結ぶことにした。
これなら、ジグヘッドが根がかっても、リグは回収できる事でしょう。
↓一応完成。

頭は、3本のワイヤーが出てるんで、幅広なスナップで接続してる。
ジグヘッドも、一番下にしたいのだけ、重いのにした。
果たして・・・、こんなのが釣れるの?
2011年頃から流行ってたのかもしれんけど、オレは相方から依頼があるまでアラバマリグなんて知らんかったよ。
依頼が無かったら、知らずに過ごしたかもしれんなぁ・・・。
まあ、知ったからといって、使う気はせん。
なんだろ・・・、見た目から、トローリングのリグの様な気がしてならないね。
コレを、投げて使うって・・・、けっこうな労力だなぁ。
テクトロに良さげな気もするけど、その場合には、ジグヘッドじゃなくて、ミノーいっぱいの方がイイ気もする。
ただ、絡まりまくる・・・でしょうね。
使ったこと無いもんだから、妄想は膨らみまくるなぁ。


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