4.お手軽なルアーの製作
ルアーをハンドメイドするとなると、まあ大抵がバルサとか「木」を使ったヤツ。
プラスティック関係の樹脂を用いたヤツは、もはや素人の領域ではないしお手軽ではない。
そんなワケで、オレとしては、ちょー簡単で、」ちょーかわいいルアーの製作方法を紹介してみたい。
最近は、キーホルダーとかストラップや食玩などに、オレから見るとルアーにしたくなるイイ素材が多い。
例えば↓こんなの。

左は、鎌倉で買った大仏のストラップをルアーに改造した。
右は、宇宙人のキーホルダーをルアーにしてみた。
両方共に、穴開けて、ヒートンを接着して、フックを付けただけ。
アクション度外視、BOX内で癒しを提供するルアー。
気が向いたら、ちょっと投げてみてもいいかも?そういう感じ。

続いて、100円SHOPの素材に注目↓

左は、禁煙パイポとして売られていたモノ。
右は、木製の帆船。
左の禁煙パイポは、先とお尻に穴が元々開いているので、そこにヒートンを接着した。
ボディが、前後に2分割出来るので、それを利用して中にウエイトを入れたり、
ワームにぶち込む用のガラスラトルを入れてみたり、
フックにフェザーを付けてみたり、プロペラも付けてみたりと、
オレにしては、意外と使う事を大前提に作り上げてみた。
でも、実際には軽すぎるので、ほとんど使ってない・・・。
右は、木製の帆船にフックを付けただけ。
水面に浮いてくれることを期待していたが・・・、けっこう残念なお飾りルアー。


↑これは、ウチにあったミニボトルをルアーにしてみた。
蓋は金属だったが、薄いので簡単に穴が開いたから、そこにヒートンをぶち込んで接着。
ボディには、リューターに100均で買ったダイヤモンド刃の細いドリルみたいなやすりみたいなヤツで、
ゆっくりと穴を開け、そこにヒートンを接着した。
重いが、中身が空なんで浮く。
意外と面白いルアー。

続いて↓こんなん・・・。


横なんで、ちっと分かり辛いかな?
↓正面だと、こういう感じ。

モアイでーす!
たぶん、沈むと思うから、シンキングジャークベイトみたいなイメージで使うのが、いいんじゃないかね?
まあ、釣れねーだろうけど。

続いては、↓こんなん。

一目で分かった人は、「キン肉マン」通だね。
↓7人の悪魔超人の一人、「ザ・魔雲天」

ド派手な技で勝利するのが定番になる前・・・だったからなのか?
テリーマンに、シンプルなブレーンバスターで敗れてしまう。
それでも、悪魔か?
↓ケツが・・・激しくダートしそうだったんで、あえて、ケツの穴にラインアイ用のヒートンを取り付けてみた。

でも、バランスが悪そうなんで、まともに泳ぐ事は無いと思う。
まあ・・・釣るルアーじゃねーから、機能はどうでもイイのさ。


↑これらは、製作というよりは改造。
ボディの色を落として、真っ白な状態にしたモノ。
左は、ザラマウスのシングルフックを取り外して、トリプルフックを2個搭載した。
メドウマウスのリップを外したんじゃなく、ザラマウスを使用したのがミソ。
オレ的に、ザラマウスのラトル音が超好きだったんで作ってみた。
元々のボディカラーは、よく色落ちしたり、他のルアーに色移りしたりと、
けっこうダメなヤツだったんで、Mr.カラーの薄め液(水性用じゃないほう)でキレイに落とした。
右のチャグバグもそう。
1980年代に買ったチャグバグなのだが、その昔ワームオイルとかいうのがあって、
今は絶対にやらないが、子供で所有ルアーが少ない頃には、
ワームとプラグルアーを同じBOXに入れてた。
3段トレイの昔のBOXで、とりあえず、1段だけワームで他の段にプラグみたいな感じだったが、
その時に、BOXをひっくり返したり、移動中落としたり・・・などなど色んなことで、
ワームに浸してたオイルがBOX内に飛び散りまくってた!!!
そのおかげで、塗装がてきとーだったルアー、特に臭いアメリカンなルアーは、
全て、色がただれた・・・。
あまりにも醜かったんで、薄め液で真っ白に。
その後、再塗装する予定だったが、面倒臭くて・・・
このまんまでもボーンカラーみたいな、まあそんな感じです。
紹介したもの全て、あんま実釣にオススメできるルアーではないが、こういうのも楽しければアリなんじゃないかと。
無理して木で、それらしく作るだけがハンドメイドじゃないってことよ。
今度は、小っこい船のプラモをルアーにしてみようかと・・・。
食玩にイイ感じの潜水艦や潜水艇があったんで、ウエイトやLED搭載で・・・。
う〜ん、楽しみじゃ!

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